ブラジル地デジ向けGeniatech USBチューナーをWindowsで使う場合のソフトウェアについて


ブラジル地デジ向けとして販売されているGeniatechUSB ISDB-Tチューナーは、製品添付のソフトウェアが若干古いバージョンとなっています。
しかし、メーカ公式のサポートページに最新版がリストアップされていないのです。

どうやって見つけたのかは定かではありませんが、geniatechのweb上のURLが判明しています。

TotalMedia 3.5.7.369(ネタ元:TotalMedia 3.5.7.359)
 製品添付のCD-ROM内のソフトウェアはTotal Mediaです。
 更新を探しても最新版だ、と言われたりしますが、さらに新しいレビジョンが存在しています。
 これにしたら、チャンネルスキャンで検出されるチャンネル名が文字化けしない日本語になりました。

SATVD-T 2.9.1.5(ネタ元:SATVD-T 2.9.1.5)
 製品添付のCD-ROMには存在しないですが、ISDB-T対応のチューナーソフトウェアです。
 (SATVD-T=ブラジル地デジ)
 チャンネル名が文字化けする、というのと、録画ができない、という問題はありますが、ちゃんと動作します。
 また、SmartCardリーダにB-CASカードを挿してからソフトウェアを起動すると、日本の地デジも見ることができます。

ProgDVB
 日本のワンセグは見れました。
 チャンネル名は日本語認識。EPG(番組表)も日本語でちゃんと取得できました。
 無料で使えるStandardは録画できませんが、Professional版は録画できます。
 ただ、音声が出ない場合があります。
 その場合、[Setting]-[Options]の[Audio]-[Codecs」にて「AAC」を「ArcSoft Audio Decoder」
 「Audio Renderer」のTypeを「System」に変更するといいかもしれません。
 (ArcSoft Audio Decoderがない場合は、Total Mediaをインストールしてください)
 なお、このソフト、SATVD-T と比較すると認識するチャンネル数が激減します。謎です。

4.5インチ Retina IPS液晶(1280×720)のZOPO ZP300 Field


例のごとくにMTK系Android取扱店のサイトを見ていたところ、すごいものを発見

fastcardtechのblog記事:ZOPO ZP300 Field 3G WCDMA Android mobile Phone 4.5 Inch IPS Retina 720P Screen Android 4.0 MTK6575 5.0M CAMERA 1GB RAM
factcardtechの販売ページ:ZOPO ZP300 Field 3G WCDMA Android mobile Phone 4.5 Inch IPS Retina 720P Screen Android 4.0 MTK6575 5.0M CAMERA 1GB RAM
eotalkの販売ページ:ZOPO ZP300 FIELD 3G WCDMA Android4.0 CPU MT6575 1.0GHz Dual Sim 4.5″HD(1280X720)

ZOPO ZP300 Fieldという新モデルで、4.5インチサイズで326DPIの液晶採用なので、解像度が1280×720だ、というのです。
値段は312ドル/329ドルということなので、まぁ、MT6575チップ搭載のAndroidとしては高額な感じなのですが、液晶のことを考えると、まぁ、そんなもんで、さらにRAMも1GBとMT6575系としては積んでいる感じなので、まぁ、いい方でしょうね。

公式なのか、非公式なのかよくわかりませんが、zopemobile shopというところで「ZOPO New Model ZP300 Field Smartphone with LG Screen Coming June」という記事があり、LGの液晶を使っている、と書かれています。

5.3インチ液晶搭載のGalaxy Noteの解像度が1280×800であるところ、4.5インチ液晶のZOPO ZP300が1280×720なわけですから、なかなかの高精細な感じになるんでしょうね。

ちゃんと動いてくれるのであれば・・・

誰か買ってみませんか?w

Xperia tipo DualのDual SIMは高確率で日本で使えない


Xperia tipo dualという、SIMが2枚させるというXperiaシリーズが発表されました。

Whitepapgerが公開されていたので内容を確認してみました。

Whitepaper 6ページより引用

Data transfer speeds
GSM GPRS Up to 86 kbps (download and upload)
GSM EDGE Up to 237 kbps (download and upload)
UMTS HSDPA cat 8 (download) Up to 7.2 Mbps
Talk time (GSM) Up to 5 hours**
Standby time (GSM+GSM) Up to 350 hours**
Talk time (UMTS) Up to 6 hours**
Standby time (UMTS+GSM) Up to 360 hours**
Music listening time Up to 36 hours and 30 min.**
Video playback time Up to 8 hours**
Battery 1500 mAh Typical
1460 mAh Minimum

GSMは日本国内では使えない形式です。(ちなみに日本でGSMに似ているものはmovaという感じです。つまり旧世代)
もう1つのUMTS=WCDMAのことなので、日本で使えるかどうかは「UMTS」の表記があるかどうか、ということになります。

「Standby time」というのが「待受時間」となりまして、「GSM+GSM」と「UMTS+GSM」という表記があります。
これはどういう意味かと言えば、「GSM+GSM」=「GSM電波を2回線同時待受できる」、「UMTS+GSM」=「UMTS電波を1回線とGSM電波を1回線、同時待ち受けできる」という意味です。

日本国内で意味がある同時待受は「UMTS+UMTS」であるので、その表記がない、ということは、Xperia tipo Dualは、日本国内で2回線同時待受できない仕様である、というのが正解であるようです。

ちなみに、この「UMTS+GSM」という仕様。
Dual SIM携帯電話業界では、一般的なものです。

むしろ、UMTS+UMTSの2回線待受ができる、というのは極めて稀です。
ほぼ存在しない、といってしまって問題がないぐらい、稀です。

たとえば、中華系AndroidのMT6573とかMT6575とか搭載のやつで、「WCDMA+WCDMA」とか謳っているやつがあったりしますが、確認すると、実際には動かない、というぐらいな感じです。
(WCMDA+GSMなら動く)

そんなわけで、有名メーカからの日本国内でのSIM 2枚差し、というのは、今回も持ち越し、という感じです。

中華メーカからのだと、CoolpadW770が3G+3Gをサポートしている、という話ですが、実体がよくわかりません。
日本で販売しだした店がありますが、4万を超える価値があるかというと、微妙だとは思います。
(2012/10/11の段階では31500円になっています)