中華タブレットHUIONの新製品GT-156HD(2016/10/17更新)

2017/12/20追記
いろいろ性能が改善されたバージョンアップもでるGT-156HD v2が販売され、借りることができたため、記事を書きました。
HUIONの液晶ペンタブレットKAMVAS GT-156HD v2を使ってみた


ちょうど1年前に発売された18.5インチのHD液晶タブレットGT-185HDがここ半年以上まともに販売されていません。
なんだろうなぁ・・・と思っていたら、15.6インチのHD液晶タブレットの新製品KAMVAS GT-156HD GT-156HD が登場するようです。

gt156hd

製品ページ:GT-156HD

・15.6インチというサイズ
・1.5kgと軽量
・GT-185/GT-185HDに引き続きショートカット用キーを装備
・ディスプレイ出力は、HDMI接続のみ(VGA/DVIは無い)
・もしかするとペンが代替わりしているかも?(いままでと形状が異なるペンに見える)
・液タブ側のコネクタは1つで、そこからHDMI/USB/電源の3つに分岐するケーブル(Three-in-one Connection cables)
gt-156-cable

価格は2016/10/26までは発売記念価格$594(通常 $699.00)+日本向け送料$31.46。
発売予定日は2016/10/26。

日本のHUIONを取り扱う代理店「フラットポイント」でも同じぐらいから取り扱い開始予定。
中国から買うと配送時に破損を食らうと返品とかが非常に面倒なので、日本国内発送で64800円というお値段は、なかなかお値打ちかと。


2016/10/17更新

日本の代理店フラポプリントに、GT156HDのサンプル機が届いたそうで、これから評価だそうです。

また、いつの間にか日本のAmazonでも取り扱いが始まっていました。

定価76,999円、通常価格70,999円、というのは予想通りでしたが、
「セール価格 60,349円」というのは正直予想外。
ただ、中国発送になるので、国内発送よりは破損率が高くなる、というのと、不良品が届いた場合の手続きがめんどくさい、というところが不安点があります。
まぁ、大丈夫な可能性が高い、とはいえ、自分は運が悪いと思う人は避けて置いた方がいいかも?


2016/11/08追記

日本国内発送で、サードパーティーから液晶保護シートが販売開始されました。

ペーパーライク
反射防止
ブルーライトカット
指紋防止
反射防止
抗菌
気泡レス
キズが付きにくい!
強化ガラス同等の高硬度
9Hフィルム
GT-156HD

HUION液晶タブレット製品の仕様まとめ

機種名 GT-156HD GT-185HD GT-220 GT-190
Aliexpress価格 $699 $599 $799 $449
日本Amazon
解像度 1920×1080 1440×900
液晶の種類 IPS 15.6″ IPS 18.4″ IPS 21.5″ TFT 18.9″
表示領域 344.16 mm × 193.59 mm 408.96 mm × 230.04 mm 476.64 mm x 268.11 mm 409.8 mm x 230.4 mm
1pxの大きさ 記載なし 0.213mm x 0.213mm 0.2485mm x 0.2485mm 0.3mm x 0.2mm
インタフェース HDMI VGA DVI HDMI VGA DVI
消費電力 DC12V 1Aアダプタ使用 7.5W DC12V 3Aアダプタ使用 36W以下 DC12V 4Aアダプタ使用 36W以下
外寸 432mm x 14.8mm x 264mm 485mm x 45mm x 296mm 520mm x 40mm x 320mm 454.4mm x 60mm x 361.8mm
重量 1.5kg 3.1kg 5.42kg 4.3kg

HUIONの液晶タブレットのまとめ 2015年夏ベース

HUIONの液晶タブレットが話題なようで・・・

うちでは、2015年夏にGT-185HDを導入してみましたが、いろいろありました。
blog記事では、使い始めた、までしかはっきりとしたものを残していませんでしたが
最終的には他の人に譲渡しました。(ちなみに譲渡が決まるまで3箇所に貸し出しました)
このため、最近の状況についてはわかりませんが、いままで集まっている情報をベースに解説します。

まず、この製品を使ってみよう、という人に対しては2つの言葉を贈ります。

ワコム製品とは別物である
筆圧の動作の感じがワコムと異なる点を割り切ること

ワコムユーザは、これまでと同じタブレットだと思って使うとツライです。
頭を切り換える必要があります。

逆に、これからタブレットを使う、という人は気にならない可能性が高いです。

また、コミックスタジオ/CLIP STUDIOユーザは、ソフト側の設定で
筆圧動作を調整できるので、ワコムからの乗り換えでもなんとかなる可能性が高いです。
(話題になってる人も、クリスタユーザです。またクリスタがHUIONで動かないというのは意味がちゃんと読み取れない人によるデマです)
SAI ver1ユーザは、やめといた方がいいと思います。

では、広告のあとに詳細を・・・・


<広告>
「おざなりダンジョン」の新作をクラウドファンディングで実現しよう!
おざなりダンジョン-クラウドパンゲア


HUION液晶タブレット製品の仕様関連

機種名 GT-185HD GT-220 GT-190
Aliexpress価格 $599 $799 $449
日本Amazon
解像度 1920×1080 1440×900
液晶の種類 IPS 18.4″ IPS 21.5″ TFT 18.9″
表示領域 408.96 mm × 230.04 mm 476.64 mm x 268.11 mm 409.8 mm x 230.4 mm
1pxの大きさ 0.213mm x 0.213mm 0.2485mm x 0.2485mm 0.3mm x 0.2mm
インタフェース VGA DVI HDMI VGA DVI
消費電力 DC12V 3Aアダプタ使用 36W以下 DC12V 4Aアダプタ使用 36W以下
外寸 485mm x 45mm x 296mm 520mm x 40mm x 320mm 454.4mm x 60mm x 361.8mm
重量 3.1kg 5.42kg 4.3kg

・GT-190/GT-190S(18.9インチ)は1世代前のもので解像度低い+HDMI無し
・GT-220(21.5インチ)とGT-185HD(18.4インチ)は解像度1920×1080でHDMIあり
・GT-185HDだけ、液晶の横にショートカット用の追加ボタンが搭載されている
・「GT-185」と「GT-185HD」があるが、「GT-185」は古いので買わないこと

・使えるペンはHUIONの液晶タブレット向けのもの(HUIONペンタブレット向けは使えない)
 GT-190/GT-220/GT-185HD共通で使える、とのこと
・液晶タブレット向けのペンは、USBで充電するタイプと、単4乾電池タイプの2つがある
 通常は充電タイプの方が入っていて、2種類入っているというのは基本無いはず・・・
・ペン自体の重さはワコムペンと大差はない。充電タイプだと、むしろワコムより軽い
・充電ケーブルはHUION純正以外は発見できなかった
 コネクタ自体は、汎用品っぽいのだが、秋葉原の部品屋を巡ったが、
 お店で売ってるコネクタの一番細いものより、さらにHUIONの充電端子の方が細く
 使えるものを発見できなかった
・使用中バッテリー切れを気にしたことは無い
 寝る時に充電しとけば問題ない感じだったし、3日ぐらいは大丈夫だった
 (どこまでいけるかチャレンジは、やらなかったので不明)
・ペン先は削れやすい
 製品に予備が8本ついていますが、結構削れやすいので
 しばらく使って問題ないようなら予備を買っておきましょう
 ペン先の構造が単純ではないので自作は難しいでしょう

・液晶本体の電源ケーブルの添付状況が若干怪しい
 良くあるパソコン用の電源ケーブルであるのだが
 海外仕様だったり、アース付きだったり、と製品や購入時期によってバラバラ

・接続ケーブルは汎用品が使える
 ペンの充電ケーブルだけ秋葉原で入手できませんでしたが
 それ以外のケーブル(電源、ディスプレイ、USB)は全て汎用品が使えます。

・画面保護シートは付けましょう
 製品に添付されてますが、結構傷つきやすいです。
 保護シートなしで使うのはお薦めしない感じです。
 1mm厚のプラ板置いてもペンがちゃんと動作したので、画面サイズさえ合えば何でも使えると思います

・ワコムドライバとHUIONドライバは共存できず、HUIONを使うにはワコムドライバを
 アンインストールする必要がある。
 このため、使い比べようとすると、ちょっとめんどくさい
・HUIONタブレットは、ワコム互換のWinTab APIと、タブレットPCのTablet APIの2つをサポート
・古いソフトはWinTAB APIのみサポートだが、HUIONではWinTAB APIの動作が少し微妙なところがある
  例: SAI ver1, PhotoShop CS4まで
・最近のソフトはWinTAB APIとTablet APIの両方をサポート
  例: SAI ver2, PhotoShop CS5から, コミックスタジオ, CLIP STUDIO
・標準設定で動きがおかしい場合は、HUIONドライバの設定で
 「タブレットPCサポート」にチェックを入れたり、
 各ソフトでTablet APIを使用するモードにしてみると改善されることがある
 WinTABのみ対応ソフトの場合は諦めるしかないかも・・・

HUION液晶タブレットの使用感について

・最終的に4人に使ってもらい、この製品で良い、と評価したのは1人だった
・ワコム製品に慣れ親しんでいる人ほど、きつい
 違うものを使っていると、割り切れるかが重要
・特にペン先の動作の違いが悩みの種
・微妙な強弱(筆圧)がつけづらい
・HUIONドライバの設定ツールで筆圧設定があるが
 それほど使用感が変わらない程度の変化しか感じられない
・コミックスタジオ/CLIP STUDIO利用者の評判が良いのは、ソフト側で
 ペン先に加わる圧力の変化を、どのようにソフト上で反映させるかの設定を
 自在に操れるから、という点にある。
 つまり、そのような設定が無いソフトでは結構つらい
 海外の利用者事例をみるとManaga Studio(英語版コミスタ)が多い、というのも
 同じ理由だと推測している

・時々ペンが動かなくなることがある
 その場合は、USBケーブルを抜き差しすれば、たいてい直る

・GT-185HDだと、なぜか1920×1080の全域にペンが届かない。だいたい1900×1000ぐらいの範囲
 具体的にはフル画面でアプリを表示させたときに、アプリを閉じれないぐらいの状況
 メーカに聞いたら仕様だそうで・・・
 twitterで見かけた他のユーザに聞いてみたら、同じだとか
 GT-190だとそんなことは無いようだ


2016/11/08追記

いままではHUION純正しか選択肢になかった液晶保護シートが、サードパーティーから3種類発売されました。

ペーパーライク
反射防止
ブルーライトカット
指紋防止
反射防止
抗菌
気泡レス
キズが付きにくい!
強化ガラス同等の高硬度
9Hフィルム
GT-156HD
GT-185 / GT-185HD
GT-220
GT-190

HUION GT-185HD/GT-220/GT-190用ペンの充電用USBケーブルについての泣き言

夏に買った、HUION GT-185HD、実は、ワコムとの使い勝手の差に、常用できず、完全に浮いた状態となっています。
(詳しくは「HUIONの液晶タブレットのまとめ 2015年夏ベース」に書いています)

なので、興味を持った人に貸し出して感想を聞いてみる、ということをやってたりします。

で・・・そんな中、問題が・・・
ペンの充電用USBケーブルを返却物に含まれていなかったのです。
まぁ、あとで送ってもらってますが、今後のリスクを考えると、もう1本、充電ケーブルを用意しておいたほうがいいかな・・・用意してみることにしました。

向かったのは、秋葉原の千石電商。
そこで売ってた細めの電源ケーブルを片っ端から買ってみました。

DC-2307A 外2.35mm 内0.7mm EIAJ#1(極性統一#1)
DC-3011A 外3.0mm 内1.1mm
DC-3413A 外3.4mm 内1.3mm
DC-3414A 外3.4mm 内1.4mm
DC-3511A 外3.5mm 内1.1mm
DC-3513A 外3.5mm 内1.3mm

・・・結果。
全滅。

EIAJ#1がいけそうだったんですが、最後までささらない状態でした。

次はaitendo商品ですかね・・・
UAM-DC2006-300 http://www.aitendo.com/product/12700 内径0.6mm、外径2.0mm
UAM-DC2507-1200 http://www.aitendo.com/product/12650 内径0.7mm、外径2.5mm

別途aliexpressで純正品の取り寄せもしてるんですけどね・・・

HUIONの液晶ペンタブレットGT-185HDを使った!

<注意>
この記事より後に書いた「HUIONの液晶タブレットのまとめ 2015年夏ベース」の方がまとまっています。

また、このページで紹介しているGT-185HDは短命に終わり、その後、液タブが2世代変わって、ペンも世代が変わった新製品を試したものとして下記の2つを書いています。
2017年8月「HUIONの液晶ペンタブレット KAMVAS GT-221 Proを使ってみた
2017年12月「HUIONの液晶ペンタブレットKAMVAS GT-156HD v2を使ってみた


中国HUION社の液晶ペンタブレットGT-185HDをAmazonで買ってみました。

(2016/06/16 追記:いまtwitterで話題になってるやつはGT-190です。GT-185HDの1世代前で画面解像度が低く、VGA/DVI接続のみとなっています。モデルの違いについては→「中華ペンタブメーカHUIONの液タブGT-220/GT-190/GT-185HD」)

関連記事
購入方法について
開梱や設置について


<広告>
「おざなりダンジョン」の新作をクラウドファンディングで実現しよう!
おざなりダンジョン-クラウドパンゲア

OSAKANA TAROは2万5千円突っ込んでます!


さて、今回、GT-185HDを、Windows VistaのパソコンにDVI-I接続で繋ぎました。

ドライバをインストールするにあたり重大な注意点。
ワコムペンタブユーザは、一度ワコム用ペンタブドライバををアンインストールする必要があります。
ワコム用ペンタブドライバをアンインストールしないと、HUION用ペンタブドライバをインストールできません。
(なお、筆圧感知や調整できなくてもいいのなら、専用ドライバをインストールしなくても動くことは動きます)

HUION用のドライバは製品添付のCDか、もしくはメーカページからダウンロードします。
もしくは、と書いたのは、香港からの発送時に、法律と配送会社の約款の兼ね合いでドライバCDを添付することができない・・・ことがあるからです。

HUION公式のページは下記の3つあるようです。
・英語のサイトの「huion-tablet.com
・英語の直販サイト「huiontablet.com
・中国語のサイトの「www.huion.cn
どこのサイトにいっても、同じバージョンが入手できるようだ。
とりあえず英語サイトの「Driver download service」で自分の持ってる機種のドライバをダウンロードしてインストールすること。

GT-185HDをWindowsで使うなら、「HUION WINDRIVER GT-185HD」を探してダウンロードします。

ドライバをインストールするとタスクトレイに「Pen Display」というアイコンが増えます。
pendisplay
スタートメニューにも登録されます。

このPen Displayでペンタブレットの動作を設定します。
pendisplay1

筆圧感度設定はここで行います。右に動かすと細い線が描きやすくなります。

標準インストール状態だと「タブレットPCサポート」にチェックが入っていません。
WinTAB API用となっています。
「タブレットPCサポート」にチェックを入れるとTable API用になるようです。
絵描きソフトによってはチェックを入れないと動かないことがあります。

絵を描き始める前に、まずは「ペン表示キャリブレーション」を選択し、ペンのずれ調整をします。
(しないとずれが大きいはずです)
pendisplay2
十字の真ん中の赤い点をペン先でクリックするという作業を計9箇所に対して行い調整します。

次に「詳細設定」。ここで画面の左右についてる物理ボタンに割り当てるキー操作を指定します。
pendisplay3

画面の左右にそれぞれボタンがありますが、どちらも同じ機能を持ちます。
設定したいキーをクリックすると、下記のウィンドウが開き、指定ができます。
pendisplay4

標準ではPhotoshopで使用する場合に便利な設定がされています。


さて・・・
実際に絵を描いてもらいました。

といっても、描いてる光景をアップするのを拒否られたので、感想を文面にして・・・

(2015/08/07記述修正)

— ハードウェアまわり —
Cintiq 12WXから比べると、厚さが増しているが、使ってみると気にはならない。
それよりは画面が大きくなっての利点の方が大きい。
画面が熱を持って熱い、といったことは特に起きていない。

— ペンについて —
ペンを持つと、中に電池が入っている割に、ワコムのものに比べて少し重量が軽い。
ペンを持ったときの重心バランスとしては特に問題を感じてはいない。
ペンを使って線を引くときに、ワコムの場合と比べた違和感を感じる。
力を入れて描くとペン先が少し沈みこむが、そのときの動く幅がワコムのものに比べると大きく、同じような力加減で描こうとすると、予想以上にペン先が沈み込み、そのため線がぶれてしまうため、慣れが必要だ。

— 絵描きソフトでの動作について —
ワコムCintiq 12WXを使用していた時から比べて、「CLIP STUDIO PAINT」は違和感は少ない。「SAI」は違和感がある。
おそらくHUION製のタブレットドライバのAPI動作に問題があると思われる。
下記に詳細を書く

— SAI1とSAI2 —
SAI1を起動するとペンが動かないことが良くある。動かない時は、一度SAI1を閉じ、CLIP STUDIO PAINTなどを起動し、そちらでペンが動くのを確認した後、再度SAI1を起動すると動いたりする。
スムースに動くときもあれば、線がうまく引けずよれよれになる時もあるなど、全般的にSAI1での動作状況が安定しない。

現在開発が進んでいるSAI2の方は起動すると、WinTAB APIのエラーと表示され使用できないが、設定で回避できる。
HUIONタブレットの設定ソフト(Pen Display)を起動し、「タブレットPCサポート」にチェックを入れてから、SAI2の設定で「Tablet APIを使用」にチェックを入れると使える様になる。
SAI2は、Tablet APIで使うと、特に問題なく動作する。

— CLIP STUDIO PAINT —
特に問題はない

— その他の細かいところ —

画面の端にペンが届かない。(表示画面上でペンによるアクセスができない領域がある。マウスだとアクセスできる)
1900×1000ぐらいの大きさでアプリを広げて対処している。

標準の筆圧感度では、細い線が引きにくい。
Pen Displayの「筆圧感度」設定を右側にスライドさせると、細い線が引きやすくなる。

ペンを強く押した時、ワコムに比べてペン先が大きく動く。
このため、線を引いている時に、圧力を変えると、ペン先が動き、直線がちょっとずれる。

描いているときにペン先がきゅっきゅ鳴る。

ペン先のヘリが早い
2時間ぐらい描いたあとの新品ペン先との比較
IMG_4992s
果たして、他の素材に替えたりはできるのか?

たぶん、ワコムの液タブを使ったことない状態からであればあまり気にならないのではないかと思う点がいろいろある。

これからしばらく使ってもらっての続報をまた掲載します。


<広告>
「おざなりダンジョン」の新作をクラウドファンディングで実現しよう!
おざなりダンジョン-クラウドパンゲア

中国HUION社の液晶ペンタブレットやペンタブレットの購入方法

中国にあるShenzhen Huion Animation Technology社(深圳市绘王动漫科技有限公司)では、「絵王」という社名からわかるように、絵を描くための道具を売っています。
現在のラインナップは「ペンタブレット」「液晶ペンタブレット」「LEDランプのトレス台」です。

以前はこれを買おうとすると、メーカ直売(Huion Store)やAliexpressのメーカストア(Huion Store)で買ったり、よくわかんない人がAmazonで売ってるのを買ったりするしかありませんでした。

しかし、今年に入り 日本での販売戦略を見直したようで、日本のAmazonでメーカが直接出品するようになりました。
HUION-JPのストア」です。(公式blogのお知らせ)

HUION-JP以外の出品者は、メーカとは関係ない販売者なので、あまりお勧めはしません。
見分けるには各製品ページを見た際に、「この商品は、HUION-JP が販売」と書かれていることを確認してください。

また、「この商品は、HUION-JP が販売」とあっても、下記のように「この商品は、HUION-JP が販売、発送します。」と「この商品は、HUION-JPが販売し、Amazon.co.jp が発送します。」の2種類があります。
huion-jp
huion-jp2

これは、発送場所の違いになります。
「Amazon.co.jpが発送します」とある場合は、東京にあるAmazonの倉庫から発送されます。
普通のペンタブレットやトレス台などの大半の商品はこちらになるようです。
この場合は、普通にAmazonが販売している場合と同じようになります。

「HUION-JP が販売、発送します。」とある場合は、香港のHUION社の倉庫から発送されます。
Amazon倉庫の在庫が切れた場合や、最新モデルはこちらになるようです。
GT-185HDは2015/07発売モデルなのでこちらです。
こちらは、香港からの配送になるため、届くまでに時間がかかります。
配送業者としては、主に「EMS(郵便局取り扱いの国際宅配便みたいなもの)」
液晶タブレットなど大物は「FedEx(国際宅配便業者)」が使われるようです。

どの業者が使われているかは、「配送状況の確認」の右下のところに記載があるので確認します。
配送
上記は液晶ペンタブレットを買った場合の実例ですが、「FedEx」での配送となっています。

「配送状況の詳細」がない、となっていますが、「発送済み」となってから、配送状況を確認できるようになるまで24時間~48時間かかります。
運が悪いと3日ぐらいかかります。
これについては、海外発送の場合に良くあることなので、気にしてはいけません。

ただ、Amazonの上記表示は、簡略化された表記になっています。
たとえば、香港発送のFedExの場合、FedExのサイトで確認できる内容と、Amazonで確認できる内容に差がありました。
なので、Amazonは参考程度にとどめ、きちんとした内容を確認したい場合は配送業者のトラッキングページ、「Fedex」や「日本郵便番号検索」で確認してください。

そして、EMSかFedExなら、「発送済み」となってから日本に入ってくるまで5~7日ぐらいを見込んでおくといいと思います。ひじょーに運がいいと2日で届きます。

FedEXのトラッキングのページのサンプルを下においておきます。
配送2
これは、香港を飛び立ったあたりのものになります。
この段階までくると、到着予定日の範囲がかなり狭まります。

HUION-JPでは基本使ってないようなんですが、参考情報としてRegistered Mail(国際書留)の場合について記載しておきます。
China or HongKong取り扱いのRegistered Mailの場合は飛行機に乗るまでに時間がかかり、遅い場合には14日ぐらいなぁ、といったところ。大体は7~10日ぐらいで届きます。
最近はなぜか配送料金がやすいらしいオランダ(NL)やスウェーデン(SE)取り扱いのRegisterd Mailというのもあり、その場合は配送記録に載るまでに7日ぐらいかかり、配送記録に載ってからは14日程度で到着するようです。

なお、FedExの場合はかなり高い確率で、Registered Mailの場合は稀に、税関で消費税をかけられます。
GT-185HDの場合、2300円程度となります。(物品のドル価格に応じた消費税がかかる。ドル/円レートにより微妙に金額が変動する)
FedExの場合は、到着後1週間ぐらいすると郵便で振込用紙が届きますので、支払う必要があります。(コンビニ振込み対応)


最新モデル 約19インチ
GT-185HD
22インチ GT-220
旧世代 約19インチ
GT-190

2015/07/30追記

HUION GT-185HDが届きました。
以下に関連記事を書いています。
開梱や設置について
使用について