Polaroid piguの本体が捨て値?

NTTレゾナント、3G対応SIMフリースマホが税込4980円、OCNのSIM開通費用込み」というニュースが流れてきた。

プレスリリース:スマホデビューに最適!音声通話も対応! 「goo Simseller」にて、 SIMフリースマホを業界最安値4,980円で販売開始
販売店:NTTコムストア by goo Simseller」「NTTコムストア by goo Simseller 楽天市場店」「NTTコムストア by goo Simseller Yahoo!ショッピング店

何が変わっているかって
・Polaroid pigu本体価格 9601円(税込)
・OCN モバイル ONE 通話対応SIM 3240円(税込)
がセットで「特価 4980円(税込)」といっているあたり。

まぁ、この値段なので、最初、spreadtrumチップ採用のやつなのかな?と思ったのですが、dual-coreでWCDMA対応のやつがSC7727Sしか存在せず、搭載された製品も確認できていないので、恒例のMediaTek MT6572シリーズの中でも、ローコスト版のMT6572M搭載製品かな?というところ。

スペックとしては
・Android 4.4
・デュアルコアプロセッサ 1.0GHz(おそらくMediaTek MT6572M)
・RAM 512MB / ROM 4GB
というのは、JIAYU F1を半年以上使った経験で言えば、まぁ使えるレベル。
ただし、大きなアプリを入れると、あっという間に一杯になります。
そして、RAMが狭いのでアプリの同時起動ができないので、複数アプリを頻繁に切り替えて使いたい場合に遅く感じると思います。

また、画面がHVGA(480×320)というあたりは難所になります。
特にタッチパネル感度がどうなっているか、というあたり。
ここがまずいと、かなり使いにくいです。
特に文字入力がつらいです。

果たしてこの製品はどれくらいの感度であることやら・・・

ちなみに、このサイズの先駆者freetel FT123Aは、タッチパネル感度がアレだったので、使いにくかったです。


あ・・・そうそう
香港のElephoneでは「WCDMA対応の4.5インチ 4コアの格安スマホElephone G1登場!なんと定価$49.99」なんて感じで、こんなんより性能が上の機種が販売中です。

あと・・・・・・・・

個人的には、まともに使いたいんだったら、piguではなく、1万円の機種を買った方がいいです。

MT6572搭載2つ折りAndroid 大显(Daxian)W189

Aliexpressを見ていたら、2つ折りAndroidが$98.57、というセールを見かけた。

Dual Touch Screen Flip Cell Phones For Seniors Old Man People MTK6572 Dual Core 5MP 512MB/4GB Android OTG GPS 3G Mobile Phone
HTB1bLF3HXXXXXbWXpXXq6xXFXXXKHTB17648HXXXXXabXXXXq6xXFXXXH

中国の「大显通讯(Daxian)」というメーカが出している「W189」という端末のようだ。

3.5インチ 480×320という低解像度の液晶ではありますが

・MediaTek MT6572搭載
・RAM 512MB / ROM 4GB (メーカページだとROM 1GBという表記)
・WCDMA 850/900/1900/2100MHz (メーカページだとWCDMAという表記しかない)
・Android 4.2.2
という昨今使用するには最低限のことはクリア

カメラは背面300万画素、前面30万画素

変わっている点として、液晶は両サイドについている、ということが上げられます。
シャープの端末であったような、ぐるっと回転するような仕組みを入れるのはコスト的に駄目だったみたいで、構造的に容易な両面に付ける、という荒技に出てしまったようです。
荒技過ぎて、外側はタッチパネル、開いて使う時はタッチできずキー操作のみ、という仕様です。

内屏参数 屏幕像素:320×480;屏幕尺寸:3.5(英寸),TFT,非触摸屏
外屏参数 屏幕像素:320×480;屏幕尺寸:3.5(英寸),TFT,电阻

また、普通のAndroidの他、らくらくホン的なモードも用意されているようです。

日本語のUIは入ってないようではありますが、aliexpressのfeedback欄を見てみると、「This Device has good Japanese font.」なんて書かれたりしているので、日本語表示をしたときに中華フォントになる、という事態は避けられるみたいです。

大显通讯では、「W2015」という2つ折り機も出していますが、こちらはGSMのみのガラケーでした。

64bit SOC MT6732搭載LTE Android Elephone P6000のまとめ

香港Elephone社のElephone P6000に関することをまとめた

・初回電源投入時、LTE(4Gアイコン)が使える様になるまで時間がかかる
 結局なにが原因だったのか不明なままですが、時間が経ったらLTEを使っていました。
 とりあえず30分ぐらいは様子を見てみること

・使える周波数帯は以下
 WCDMA:band 1/8 (900/2100)
 GSM:band 2/3/5/8 (850/900/1800/1900)
 FDD-LTE:band 1/3/7/20 (800/1800/2100/2600)
 MediaTekの「Engineering mode」の「Band Mode」では上記の通りにチェックが入っていることを確認
 また、「LTE Band8(900MHz)」にもチェックが入っていた。

・パーテーション構成
一通り設定しおわったあとのパーテーション状況は以下の様になっています。

root@k01q_e:/ # df
Filesystem               Size     Used     Free   Blksize
/dev                   958.1M   128.0K   958.0M   4096
/sys/fs/cgroup         958.1M    12.0K   958.1M   4096
/mnt/secure            958.1M     0.0K   958.1M   4096
/mnt/asec              958.1M     0.0K   958.1M   4096
/mnt/obb               958.1M     0.0K   958.1M   4096
/system                  1.2G   950.8M   320.1M   4096
/data                   12.4G     1.3G    11.1G   4096
/cache                 105.3M    60.0K   105.2M   4096
/protect_f               4.8M    56.0K     4.8M   4096
/protect_s               4.8M    52.0K     4.8M   4096
/mnt/cd-rom              1.2M     1.2M     0.0K   2048
/custom                290.6M    45.5M   245.1M   4096
/storage/sdcard1        12.4G     1.3G    11.0G   4096
/mnt/media_rw/sdcard0     7.4G     6.3G     1.1G   32768
/mnt/secure/asec         7.4G     6.3G     1.1G   32768
/storage/sdcard0         7.4G     6.3G     1.1G   32768
root@k01q_e:/ #

重要なポイント: /data 12GB
/storage/sdcard0 = 追加したmicroSD
/storage/sdcard1 = 内蔵ストレージ

・firmwareのアップデートについて
 アプリで「ワイヤレスアップデート」(OTA)が用意されている。
 2015/01/16時点での最新は「Elephone_P6000_V8.3_20141228011521」
 これが初期firmwareとなるようだ。
 OTAでのアップデート以外には「Product一覧ページ」の「ROM Download」で配布されるようだ。
 技術支援等は「Elephone P6000フォーラム」とのこと。
 フォーラムはわかりにくいのですが、下記赤線の「Forum Thread」より下の書き込みがP6000フォーラムのものです。
 そこより上の書き込みは、フォーラム全体でいま熱いスレッドの紹介です。
 elephone-forum

・adb接続について
 初期状態では開発者向けオプションが表示されていません。
 「端末情報」の「ビルド番号」のあたりを7回タップすると、メニューに表示されます。
 adb用デバイスは「VID_0BB4&PID_0C02&MI_01」です。
Android ADB Interfaceを割り当てましょう

・root取得について
 「公式FAQ」によれば
 「」Towelrootを使うことで取得できるようです。
 (うちに来た個体ではroot化済だった・・・)

・/default.propと/system/default.prop

root@k01q_e:/ # cat /default.prop
#
# ADDITIONAL_DEFAULT_PROPERTIES
#
ro.secure=0
ro.allow.mock.location=0
persist.mtk.aee.aed=on
ro.debuggable=1
ro.adb.secure=0
persist.sys.usb.config=mtp,adb
persist.service.acm.enable=0
ro.mount.fs=EXT4
ro.persist.partition.support=no
ro.cip.partition.support=yes
root@k01q_e:/ #
root@k01q_e:/ # cat /system/build.prop
# begin build properties
# autogenerated by buildinfo.sh
ro.build.id=KTU84P
ro.build.display.id=ALPS.KK2.MP13.V1.27
ro.build.version.incremental=eng.jenkins.1419698357
ro.custom.build.version=K01Q-E.A.vR80.00.141228
ro.build.version.sdk=19
ro.build.version.codename=REL
ro.build.version.release=4.4.4
ro.build.date=2014蟷エ 12譛・28譌・ 譏滓悄譌・ 00:41:54 CST
ro.build.date.utc=1419698514
ro.build.type=user
ro.build.user=jenkins
ro.build.host=r720-PowerEdge-R720
ro.build.tags=test-keys
ro.product.model=k01q_e
ro.product.brand=alps
ro.product.name=k01q_e
ro.product.device=k01q_e
ro.product.board=k01q_e
ro.product.cpu.abi=armeabi-v7a
ro.product.cpu.abi2=armeabi
ro.product.manufacturer=alps
ro.product.locale.language=en
ro.product.locale.region=US
ro.wifi.channels=
ro.wifi.name=@ro.product.model@
ro.bt.name=@ro.product.model@
ro.board.platform=
# ro.build.product is obsolete; use ro.product.device
ro.build.product=k01q_e
# Do not try to parse ro.build.description or .fingerprint
ro.build.description=k01q_e-user 4.4.4 KTU84P eng.jenkins.1419698357 test-keys
ro.build.fingerprint=alps/k01q_e/k01q_e:4.4.4/KTU84P/1419698357:user/test-keys
ro.build.flavor=
ro.build.characteristics=default
# end build properties

# begin mediatek build properties
ro.mediatek.version.release=ALPS.KK2.MP13.V1.27
ro.mediatek.platform=MT6752
ro.mediatek.chip_ver=S01
ro.mediatek.version.branch=KK2.MP13
ro.mediatek.version.sdk=3
# end mediatek build properties
#
# from out/target/product/k01q_e/obj/CUSTGEN/config/system.prop
#
#
# system.prop for generic sdk
#

rild.libpath=/system/lib/mtk-ril.so
rild.libargs=-d /dev/ttyC0


# MTK, Infinity, 20090720 {
wifi.interface=wlan0
# MTK, Infinity, 20090720 }

# MTK, mtk03034, 20101210 {
ro.mediatek.wlan.wsc=1
# MTK, mtk03034 20101210}
# MTK, mtk03034, 20110318 {
ro.mediatek.wlan.p2p=1
# MTK, mtk03034 20110318}

# MTK, mtk03034, 20101213 {
mediatek.wlan.ctia=0
# MTK, mtk03034 20101213}


#
wifi.tethering.interface=ap0
#

ro.opengles.version=196608

wifi.direct.interface=p2p0
# dalvik.vm.heapgrowthlimit=256m
# dalvik.vm.heapsize=512m

# USB MTP WHQL
ro.sys.usb.mtp.whql.enable=0

# Power off opt in IPO
sys.ipo.pwrdncap=2

# Switching Menu of Mass storage and MTP
ro.sys.usb.storage.type=mtp

# USB BICR function
ro.sys.usb.bicr=no

# USB Charge only function
ro.sys.usb.charging.only=yes

# audio
ro.camera.sound.forced=0
ro.audio.silent=0

ro.zygote.preload.enable=0

#
# ADDITIONAL_BUILD_PROPERTIES
#
persist.gemini.sim_num=2
ro.gemini.smart_sim_switch=false
ro.gemini.smart_3g_switch=0
ro.gemini.sim_switch_policy=1
ril.specific.sm_cause=0
bgw.current3gband=0
ril.external.md=0
ro.btstack=blueangel
ro.sf.hwrotation=0
ril.current.share_modem=2
curlockscreen=1
ro.mediatek.gemini_support=true
persist.radio.fd.counter=15
persist.radio.fd.off.counter=5
persist.radio.fd.r8.counter=15
persist.radio.fd.off.r8.counter=5
persist.radio.fd.on.only.r8.network=0
drm.service.enabled=true
fmradio.driver.enable=1
ril.first.md=1
ril.flightmode.poweroffMD=1
ril.telephony.mode=0
dalvik.vm.mtk-stack-trace-file=/data/anr/mtk_traces.txt
persist.mtk.anr.mechanism=1
mediatek.wlan.chip=CONSYS_MT6752
mediatek.wlan.module.postfix=_consys_mt6752
ril.radiooff.poweroffMD=0
ro.config.notification_sound=Proxima.ogg
ro.config.alarm_alert=Alarm_Classic.ogg
ro.config.ringtone=Backroad.ogg
persist.mtk.wcn.combo.chipid=-1



ter.service.enable=0
mediatek.extmd.usbport=0
ro.lte.dc.support=0
ril.active.md=0
ro.setupwizard.mode=OPTIONAL
ro.com.google.gmsversion=4.4.4
ro.com.google.clientidbase=alps-k01q_e-{country}
ro.com.google.clientidbase.ms=alps-k01q_e-{country}
ro.com.google.clientidbase.yt=alps-k01q_e-{country}
ro.com.google.clientidbase.am=alps-k01q_e-{country}
ro.com.google.clientidbase.gmm=alps-k01q_e-{country}
wfd.dummy.enable=1
persist.sys.dalvik.vm.lib=libdvm.so
net.bt.name=Android
dalvik.vm.stack-trace-file=/data/anr/traces.txt

# begin fota properties
ro.fota.platform=MTK6732_KK
ro.fota.type=phone
ro.fota.oem=new-bund6732_KK
ro.fota.device=k01q_e
ro.fota.version=eng.jenkins.1419698357
# end fota properties
root@k01q_e:/ #

Elephone P6000が来た!

fastcardtechで買った香港Elephone P6000が到着。

早速開梱。

Huawei Ascend G6と同じような箱・・・
IMG_3836s

中身は、バッテリー組み込み済で、1枚画面保護フィルムが貼られていて、もう1枚追加で入っていた。
IMG_3837s

手持ちのAndroidと比較
左から、Covia FLEAZ F4、Elephone P6000、JIAYU F1。
IMG_3838s
まぁ、大きさとしては、5.0インチなりのもの、といったところですね。

iijmio sim(SMSあり版)をさして起動!
IMG_3845s
SIMを見て、日本のものであることを認識し、日本語表示で起動してきた。

初期のホーム画面はこちら
P6000-002

Elephoneロゴの「Service」は何だろ?と開いてみると
下記の様にフォーラムを開くためのアイコンでした。
P6000-004

最初にはいっているアプリ
P6000-006
P6000-005

SuperSUが入っていますが、もしかすると、これはfastcardtechが追加インストールしたものなのかもしれません。
それ以外はまぁ普通です。
なお、rootが取得されていない場合についてですが、なんと、Elephoneは、公式ページのFAQにて紹介しています。
FAQ

Q13: How to root elephone?
http://bbs.elephone.hk/forum.php?mod=viewthread&tid=136&extra=&page= 1#.VBf6sLLs73o

Towelrootを使ってroot取れ、とあります。

「ワイヤレスアップデート」(OTA)アプリを起動
P6000-008
現状の「Elephone_P6000_V8.3_20141228011521」が最新でした。

上記の画面キャプチャをよく見てみると、アンテナアイコンの横の表示が「3G」と「4G」の2種類があるのがわかると思います。
最初「3G」でしかつながらず焦ったのですが、いろいろやってたらいつの間にか「4G」になっていました。

Antutu Benchmar結果
P6000-010
P6000-011
スコア:31540

USB debug用デバイスは「VID_0BB4&PID_0C02&MI_01」
なんか最近、こいつばっか使ってる気がする・・・

ドコモ系MNVO登録は、ほとんど無し。
mopera, mopera U(BIZホーダイ), b-mobileの3種類しかない、という状態。

端末情報
P6000-012
モデル番号: Elephone P6000
Androidバージョン: 4.4.4
ベースバンドバージョン: MOLY.LR9.W1423.MD.LWTG.MP.V8
カーネルバージョン: 3.10.48
ビルド番号: ALPS.KK2.MP13.V1.27
カスタムビルドバージョン: Elephone_P6000_V8.3_20141228

設定画面に「アプリのパーミッション」が存在。
P6000-013

とりあえず、今日から使ってみて、どんな感じになるか、といったところですね。

WCDMA対応の格安スマホElephone G1登場!なんと定価$49.99

Elephoneから「Cost-effective Android smartphone」として「Elephone G1」というのが出るようです。

g1_ad_img

「$49.99で予約開始」ということで、通販サイトでもいくつか予約開始しています。

でも、どうせ、GSMモデルなんでしょ?とか思いつつ、スペックを見てみると・・・

・CPU MediaTek MT6582M
・RAM 512MB / ROM 4GB
・4.5インチ液晶(854×480,5点タッチ)
・Android OS 4.4.2
・カメラ 背面500万画素、前面130万画素
・WCDMA band 1/8(2100/850MHz), GSM band 2/3/5/8(850/900/1800/1900MHz)
・バッテリー 1800mAh
・サイズ 131.5x66x8.4mm
・重量 125g

まぁ、某priori2と似たスペックですね。(念のため言及しときますが、Elephone G1とpriori2は別物です)
RAM 512MBというのが惜しい点でしょうか。