中華液タブHUIONの新製品KAMVAS GT-191は8192段階対応で登場予定

中華の液晶タブレットを出しているメーカの1つHUIONから、新しい19.5インチサイズの液晶タブレットが登場するようで、日本での取扱店の1つ、フラットポイントさんのアカウントが53000円での取り扱いを発表していた。

(なお、中国側の公式通販では$449+関税というお値段ではあるのですが、大きくて壊れやすいものを個人で輸入すると、壊れていた場合に返送手続きとかがひじょーに面倒くさいので、お薦めしません。)

さて、今回のHUION GT-191の特徴は、と確認

・ペンはGT-156HDでバージョンアップした充電式のPE330を継続使用
・タブレット側がバージョンアップして2048段階から8192段階に変更
・GT-190/220シリーズと比べるとResponse timeが遅いというのが気になるところ
 実際どれくらいの違いが出るものなのか・・・

公式通販では8月1日まで予約販売中ということなので、実際の出荷開始は、8月中旬以降になるんじゃないかと予測しています。
はたして、今回のタブレットのできは、どんなもんなのでしょうか?

(2017/07/06) Amazonでの取り扱いが始まったので追記しました

HUION液晶タブレット製品の仕様まとめ

GT-220はGT-220と、GT-220 v2の2種類があるので注意です。
GT-220 v2は、タブレット側とペンがバージョンアップしているものとなります。

機種名 GT-191 GT-156HD GT-185 GT-220v2 GT-190
公式通販価格 $499(予約特価$449) $699 $499 $799 $449
日本Amazon
解像度 1920×1080 1366×768 1920×1080 1440×900
液晶の種類 IPS 19.5″ IPS 15.6″ TFT 18.5″ IPS 21.5″ TFT 18.9″
表示領域 438.88 mm × 238.68 mm 344.16 mm × 193.59 mm 408.96 mm × 230.04 mm 476.64 mm x 268.11 mm 409.8 mm x 230.4 mm
1pxの大きさ 記載なし 0.1mm x 0.1mm 0.3mm x 0.3mm 0.2485mm x 0.2485mm 0.3mm x 0.2mm
ペンの種類 PE330 種類2 種類1
筆圧段階 8192 2048
Report Rate / Response Time 233PPS / 25ms 220PPS / 30ms 233PPS / 5ms 220PPS / 5ms
インタフェース VGA DVI HDMI HDMI VGA DVI HDMI VGA DVI
消費電力 DC12V 3Aアダプタ使用 36W DC12V 1Aアダプタ使用 7.5W DC12V 3Aアダプタ使用 36W以下 DC12V 4Aアダプタ使用 36W以下
外寸 475mm x 35mm x 298mm 432mm x 14.8mm x 264mm 485mm x 45mm x 296mm 520mm x 40mm x 320mm 454.4mm x 60mm x 361.8mm
重量 3.3kg 1.5kg 3.1kg 5.42kg 4.3kg

NHK技研公開2017で興味深かったもののまとめ

NHK技研公開2017に行ってきました。

興味深かったものをいくつかご紹介


三次元被写体追跡スポーツグラフィックスシステム
これまでの技研公開で結構出展率が高い多視点ロボットを活用した事例の1つ
技研公開2013の時はこんな感じのカメラでした。

今年のカメラはよりスマートになってました。

これを使って行われていたのは、複数の視点から撮影することで、ボールの位置の特定ができるようになり、それを撮影した映像に合成し、わかりやすく表示するというもの。

結構綺麗に合成されていました。


フルスペック8K制作システム
まぁ、ただの放送制御卓をそのまま公開してるだけだろ、といえばそうなんですが、現状、8K 120Hzに対応した制御卓の実例はコレだけなんだそうです。

これの実演ということで、講堂で行われている模様を生放送する・・・というていで会場内のいろんなところにある8Kテレビに配信する映像の制御を行っていました。


テロップも、この卓で作成して、使っていました。

実際の生放送の模様はこちらから・・・


番組制作のための音声認識
取材映像の音声から自動認識で文字にしたものの、誤りが多いので、それを人が修正するためのシステムを展示していました。

もう、単純に、聞いて、間違っていれば止めて、修正、修正するちょっと前から再生を再開して、先に進めていく、というのをひたすら繰り返すのを、どこでもブラウザから出来るようにHTML5で実装している、というのがスゴイところだと思います。


行動連携サービスとその基盤技術の中の車の展示
車が置いてあったので、何かと思ったら、放送の視聴履歴などをhybridcastでスマホに連携させておくと、そのスマホを車に持ちこんだ時に最近視聴した番組内で扱われた名所などを教えてくれ、その場所までの案内をしてくれる、という展示でした。

温泉紹介の番組を見てたなぁ・・・というのであれば、こんな感じで温泉が6分先の場所にあるよ、って感じです。


進化する8K撮影・記録技術
最終的には持ち運び取材が可能な単体8Kビデオカメラの作成を目指すというもの。

が・・・現実はコレ

SDHCカードを4枚並列に使うことで書き込み速度と容量を確保していました。
128GBのSDHCカードを4枚使うと100分録画できるそうです。


3次元構造撮像デバイス
実演は↓

これだけだと意味がわかんないと思いますが、おじゃる丸の左側にあるパネルにはNHKのロゴマークが裏から光を当てた状態で表示されています。
人間の目だと、おじゃる丸も、その横のロゴマークも見えます。
しかし、カメラで普通に撮影すると、「通常の明るさの被写体」しか認識できません。

今回開発したデバイスを使うと、1画面で、両方を表示させることは不可能ですが、
「通常の明るさ」と「(より)明るい被写体」を1つのデバイスで認識させることができるというものです。

いままでのデバイスは、画素を一列単位で処理していました。
それを画素1つづつで、独立して処理を行うことで、「通常の明るさのところ」と「より明るいところ」と別扱いで処理を行うことができるようになった、というものだそうです。

現状はモノクロ認識までのようですが、今後進歩していくことでしょう

huluがhappyonになったせいでブラビアでHuluが見れない

Huluがhappyonになったせいで、アプリが変更になっています。

うちのSonyのブラビア(BRAVIA) W600BもHuluに対応しているのですが、5/17のアップデート以後、使えなくなりました。

ブラビアのサポートページをみると「Huluが起動できない(2017年5月17日Huluリニューアルと一部機種へのサービス終了に伴い発生する症状について)」という記事が出ています。

ブラビアの設定画面の「通信設定」にある「インターネットコンテンツの更新」を実行するといい、とありますが
更新後も、アプリ一覧にあるを選んでもアプリが開きません。

なんだろう?ともう一度読み直すと、別のアプリになっているので、アプリのアイコンが変わっているとのこと。
新しいアイコンはです。

こちらのアイコンを選ぶと無事Huluが起動しました。

LTE/WiFi回線を使ってトランシーバー的環境を実現するZello PTT Walkie Talkieとトランシーバ的Android機

最近の小型Androidって、どんなのがあるのかな?と探していたら、トランシーバーみたいな外見のものを発見

てっきり144/430MHzのアマチュア無線帯の機能でも積んでるのかと思ったら、「Zello」というトランシーバーみたいな環境をLTE回線/WiFi環境を使って実現できるソフトウェアを使っているというものでした。

アンテナの出っ張りはLTE向けのアンテナでした。

他にどんなのがあるのかAliexpressで「zello walkie talkie」で検索すると、いろいろ出てくる。

ここに出てくるものは、みんな、Zello Walkie Talkieで使い安い様に左側面に送信ボタン(PTTボタン)が用意されているというAndroidです。

WCDMA(3G)回線のみのALPS F22、LTE回線も使えるALPS F25、WINIMA F100など、いろいろありました。

Zello」自体は仕事に使うのでなければ無料で利用できるようです。

AndroidだけではなくiOSやWindows Phone、BlackBerry、Windows PCにも対応しています。


ユーザアカウントを登録すると、こんな画面が現れます

通話したいチャンネル(上記ではテスト用のechoチャンネルが選択されています)を選び、丸いマイクボタンを押し続けると、押している間だけ音声による送信が可能となります。

話すと送信が止まり、他の人からの通信を聞く状態となります。

テキスト送信とかはできないようなので、ほんとに、トランシーバーとして使う、という感じです。

で・・・ZelloのAndroid版には、Androidに搭載されているボタンのうち、好きなものを1つ、送信ボタンとして設定することができるようです。

また、トランシーバー的使い方ができる外部接続マイクというのも「Zello Headset Accessories」でリストアップされています。

イヤフォンマイク端子に繋ぐものと、Bluetooth接続のものの2種類があります。

特定小電力のトランシーバーもいいですが、コレを使う、というのも面白そうですね

インド向けガラホLava Connect M1登場。Spreadtrum SoCでVoLTE対応

あんまり心に余裕がなかったので、Webチェックとかしてなかったので全然気がついてなかったのですが
2017/4/10付けで中華SoCメーカのSpreadtrum社でこんなプレスリリースが出ていました
Spreadtrum LTE SoC Platform is Adopted for India’s First 4G-enabled Feature Phone,Lava Connect M1

インド向け携帯電話としてLava社から「Lava Connect M1」というものが2017/2に登場していた模様

Android搭載とは一切うたわれてないですが、使ってるSoCがAndroid向けなので、Google Playが入ってないAndroidなんだろうなぁ、と思います

ストレートのガラケー的形状
液晶は2.4インチ 320×240
バッテリー 1750mAh
外形 123*52*14.5mm
SoC Spreadtrum SC9820(Cortex-A7 1.2GHz*2コア)
RAM 512MB
ストレージ 4GB
microSDスロットあり
カメラ 80万画素