MediaTekがTwitterと提携!携帯向けミドルウェアにTwitter機能内蔵へ

MediaTekがTwitterと提携して、MediaTekが提要する旧来型携帯電話向けのミドルウェア「MRE」にTwitterへのアクセス機能を内蔵するそうです。
そして、その携帯電話は「Smart-Feature phone」と称するそうです。

英語のプレスリリース:MediaTek Announces Global Partnership to Bring Twitter to ‘Smart-Feature Phones’

現状、旧来型携帯電話向けのMTK製のチップはEDGE/GPRS/GSMのみで3G非対応の「MT6236」ですが、その後継として「MT6255」が登場し、そこから対応するようです。

中国語のプレスリリースの方には、MT6255についてもう少し詳細が記載されています。

MT6255も、EDGE/GPRS/GSMのみで3G非対応というあたりは変わりませんが、マルチメディア関連が強化されています。
変わりどころとしては、カメラの3D撮影や液晶の3D表示に対応するための機能が追加されるようです。

・・・いや、その機能(3Dまわり)ってほんといるの?

まぁ、3G非対応なので日本に入ってくることはないですが、MediaTekがAndroid向けに提供しているベースの方にもTwitter連携が組み込まれてきたりするとおもしろいのかなぁ、と思ったりします。




P-01Dを買ってみた

ドコモのP-01Dがご愛顧割適用で5千円というので、とりあえず買ってみた。
なんといっても、最新機種と違って2年以内に機種変更すると割引が消える、というような制約事項がなく、
唯一の制限事項は「前の機種変更から1ヶ月以上経過していること」ぐらいなので、気楽に機種変更できました。

で・・・

いい点
・fastbootコマンドとか使えます
・recovery領域を取得して細工をしてfastbootでbootさせるとroot取得可能
・ワンセグ対応
・データ通信のみ契約でもちゃんとアンテナが立つ(Bモバ系SIM問題)
・機種の色違いはカバーによるものなので裏カバーを交換すると別色になる

悪い点
・プレインストールアプリのアップデートをするだけで内蔵ストレージが埋まる
 firmwareアップデータはOS部分のみで、アプリ分は全部マーケット経由ダウンロード
 という仕様な上に、20個近くのアプリがプレインストール時と権限が変わっており
 手動操作が必須という残念状態

・プレインストールアプリのみの状態でもバッテリー消費が早い
 アップデートしても、かなりの勢いで減る。
 8時間程度で電源offになる

・USB充電の好みがうるさい
 ちゃんとBattery Charging規格に対応してないと駄目な模様
 パソコン接続や附属ACアダプタだと充電できたが、それ以外だと無理なものが多い

・標準の日本語入力(Wnnベース)が使いにくい
 画面が小さい中でのフリック入力のレイアウトが小さすぎて入力間違いが多発する。

まぁ、しばらくは、私が使うのではなく、貸し出しているので、返ってきたら遊ぶ感じですね。

ARM系7大CPU徹底比較

NuFront関連の情報検索で見つけた「七款市售主流双核ARM处理器横评」という記事ですが、「ARM系7大CPU徹底比較」的な内容です。

登場するCPUは以下の7種類。

旧世代 ARMv7 Cortex-A8 DualコアCPU
・Qualcomm(高通) MSM8260

第1世代 ARMv7 Cortex-A9 DualコアCPU
・Ti/Texas Instruments(德州仪器) OMAP4430
・nVidia(英伟达) Tegra2

第2世代 ARMv7 Cortex-A9 DualコアCPU
・SAMSUMG(三星) Exynos4210
・NuFront(新岸线) NS115
・AMLogic(晶晨) AML8726-M
・Rockchip(瑞芯微) RK3066

以下、元記事丸ぱくりの内容です。

カタログスペック比較

項目 Qualcomm
MSM8260
Ti
OMAP 4430
nVidia
Tegra2
SAMSUNG
Exynos 4210
NuFront
NS115
AMLogic
AML8726-M
Rockchip
RK3066
CPU
タイプ Cortex-A8 Cortex-A9
CPUコア数 2
クロック 1.5GHz 1.0GHz 1.2GHz 1.4GHz 1.5GHz 1.2GHz 1.6GHz
1次キャッシュ 32KB×2 32KB×2 32KB×2 32KB×2 32KB×2 32KB×2 32KB×2
2次キャッシュ 1MB 1MB 1MB 1MB 512KB 512KB 512KB
製造プロセス 45nm 45nm 40nm 45nm 40nm 40nm 40nm
GPU
GPU Adreno 220 SGX 540 Geforce ULP Mali-400 MP Mali-400 MP Mali-400 MP Mali-400 MP
GPUコア数 1 1 1 4 2 2 4
GPUクロック 266MHz 300MHz 400MHz 266MHz 不明 400MHz 300MHz
その他機能
Adobe Flash 10.1 10.1 10.1 10.1 11.1 10.1 11.1
HDMI 1.3 1.4 1.3 1.3 1.4 1.3 1.4

AnTuTu ベンチマーク比較

AnTuTu Benchmark
CPU クロック メモリ CPU GPU データベースIO Total
整数 浮点 2D 3D
Qualcomm MSM8260 1.2GHz 1029 1681 700 262 1019 130 5063
Ti OMAP 4430 1.0GHz 710 1427 1097 248 1089 305 4876
nVidia Tegra2 1.0GHz 823 1432 1083 297 861 420 4916
SAMSUNG Exynos 4210 1.4GHz 1179 1833 1472 298 1235 345 6656
NuFront NS115 1.5GHz 1262 2118 1608 292 1030 400 7048
AMLogic AML8726-M 1.2GHz 969 1616 1248 246 977 415 5935
Rockchip RK3066 1.6GHz 1383 2227 1636 293 1204 525 7577


計算系ベンチマーク

CPU CF-Benchmark
v1.2
Linpack
v1.2.8
Overall Java Native Multi Single
Qualcomm MSM8260 4793 2251 8607 74.368 46.037
Ti OMAP 4430 5091 2633 8780 72.111 44.711
nVidia Tegra2 5122 2542 8992 56.316 30.113
SAMSUNG Exynos 4210 7035 3551 12261 80.165 51.749
NuFront NS115 7823 3612 14140 77.871 47.363
AMLogic AML8726-M 6588 3421 11921 73.221 46.272
Rockchip RK3066 7574 3430 13792 99.216 61.642


グラフィック系ベンチマーク

CPU Vellamo MobileWeb Benchmark
v1.0.6
Glbenchmark
v2.1.4
NenaMark2
v2.2
Egypt Pro
Qualcomm MSM8260 999 20 31 24.6
Ti OMAP 4430 986 26 45 24.7
nVidia Tegra2 990 25 42 20.7
SAMSUNG Exynos 4210 1203 47 65 42.7
NuFront NS115 1335 27 56 58.5
AMLogic AML8726-M 1121 23 51 50.6
Rockchip RK3066 1568 43 74 59.2


Nufront NS115搭載のAndroidタブレット登場

1年ちょっと前に「NuSmart 2816」という記事で、NuFront(新岸线)社のARM Cortex-A9ベースでDual coreのNuSmart 2816について紹介をした。
その後、採用製品の話を聞くことはなく、会社も消えたのかなぁ、とか考えていました。

が・・・そんなNuFront社のCPUをつんだ新製品が登場。
Nufront NS115 solution based on A9 dual-core for 7-inch tablet PC

NuFront社の製品ページのURLは去年と同じですが、内容が更新されていました。

現在リリースしているチップは3種類
・NuSmart 2816
 ARM Cortex-A9 Dual-core(40nm)
 CPUクロックは1.6GHz~2.0GHz
 GPUは詳細不明
 SATA IIインタフェース入り
・NuSmart 2816M
 モバイル向けの省電力版
 ARM Cortex-A9 Dual-core(40nm)
 CPUクロックは1.2GHzまで
 GPUは詳細不明
・NS115
 NuSmartの略称なんだろうけど特に明記なし
 ARM Cortex-A9 Dual-core(40nm)
 CPUクロックは1.5GHzまで
 GPUは「Mali-400」とタブレット向けでは一般的なものに

で、改めて調べてみると、NuSmart2816Mチップ搭載のタブレットもちゃんとあることが判明。
NuFrontのページで、記事転載ですが、「双核1.5GHz中国芯 爱可C908平板评测」と紹介されていました。(元は双核1.5GHz中国芯 爱可C908平板评测)

また、「七款市售主流双核ARM处理器横评」という記事も紹介されていました。
「ARM系7大CPU徹底比較」的な記事ですね。

記事の詳細あたりは、次の記事で・・・

MTK MT6577搭載のAndroidスマートフォンがもうすぐ登場!

MTK MT6577搭載のAndroidスマートフォンがもうすぐ登場するようで、etotalk.comにて、3プロダクトのプレオーダーが開始されています。

HuaWei U8832D Shine Dual Sim 4.3″QHD 3G WCDMA Android CPU MT6577 Dual-core 1.0GHz
Lenovo A789 3G WCDMA Dual Sim Android V4.0 ICS CPU MT6577 Dual-Core 1.0GHz WVGA
Ulefone N9770 3G WCDMA Android4.0 CPU MT6577 Dual Core Dual Sim 5.0″

このうち、Huawei U8832Dについては、すでに「$299」との価格が出ており、1か月以内に発売される、とのコメントもついています。 2012/07/11追記「9月より前に発売」とコメントが後退していました。
Lenovo A789については、だいたい$300ぐらいで、7月か8月に発売予定、とのこと。

スペックを見ると、3機種とも液晶サイズが違い、ジャンルがかぶってない、というのは興味深い状態です。
5インチで大容量バッテリー搭載のUlefone N9770の解像度が高いとおもしろいんだけどなぁ、という感じですね。
iPhone 4Sもどき業界への導入は・・・まだしばらくかかるのかな・・・


メーカ 機種名 CPU OS RAM / ROM サイズ 重さ 液晶サイズ 解像度 カメラ 背面 / 全面 バッテリー
Huawei U8832D MT6577 1.0GHz Android 4.0 1GB / 4GB 不明 不明 4.3インチ QHD 540×960 5.0MP / 0.3MP 1930mAh
Lenovo A789 MT6577 1.0GHz Android 4.0 ?GB / 4GB 不明 不明 ?インチ WVGA 480×800 5.0MP / 0.3MP ?mAh
Ulefone N9770 MT6577 1.0GHz Android 4.0 1GB / 4GB 133 x 68.2 x 9.7 mm 123g 5.0インチ ? LG AH-IPS液晶? 5.0MP / 0.3MP 3200mAh

ちなみに、Huawei U8832Dは、4月に「2000mAhの電池を搭載したHUAWEI U8832Dを中国向けに投入へ」でMTK MT6575搭載、と紹介されたやつですが、おそらく実際には「MT6575T搭載」→改名→「MT6577搭載」という感じになったものではないかと想定しています。
7月に入ってからはWi-Fi認証も通過(「HUAWEI Shine U8832DがWi-Fi認証通過」)しているようですし、本当にもうすぐ発売されそうな感じですね。