JIAYU S3のスペック


64bit 8コアのSoC MT6752を搭載したスマートフォンJIAYU S3(佳域S3)。

1月に標準版(标准版)、2月ぐらいに高スペック版(高配版)が出る予定です。
細かいスペックの違いはクロックぐらいかと思っていたんですが、NFCの有無、という要素もあったようです。

ネタ元「佳域S3近期进展及发售计划

JIAYU S3 标准版 JIAYU S3 高配版
CPU MT6752 1.7Ghz 8コア/64bit
RAM 2GB 3GB
ROM 16GB
液晶 5.5インチ LG OGS ISP液晶
Gorilla Glass
解像度 1920×1080 FHD
カメラ 前面 SAMSUNG CMOS 500万画素
背面 Sony IMX214 Exmotr 1300万画素
バッテリー 3000-3100mAH
交換可能
OS Android 4.4
センサー 磁気センサ/ジャイロスコープ/距離/ライト/重力/ホールスイッチ
NFC なし あり
無線関連 802.11a/b/g/n/ac, Wi-Fi Direct, Miracast対応
GPS系 GPS,GLONASS,北斗の3種類対応
対応電話形式 中国移動4G/3G/2G
中国聯通4G/3G/2G
サイズ 152*75.5*8.9mm
価格 899元 999元

中国移動(China Mobile)の4Gというと、TDD-LTE 1900(B39)/2300(B40),FDD-LTE 2600(B7)
中国聯通(China Unicom)の4Gだと、TDD-LTE 2500(B41)
これ以外にどれくらいの帯域に対応しているかは、まだよく分からない。
後述のfastcardtechで記載されているスペックとしては、「GSM 850/900/1800/1900MHz + WCDMA 900/1900/2100MHz + FDD LTE 800/1800/2600MHz + TD LTE1900/2300/2500MHz」となっている。

そして、早くもJIAYU S3の分解写真が公開中。
The Official Dismantling of JiaYu S3

fastcardtechでは、まだ予約販売も開始されていない状態。

JIAYU S3標準版

JIAYU S3高スペック版

プラレールアドバンスにリモコンユニットACSが登場


オモチャ売り場でプラレールアドバンスを見ていたら「ACS対応」と書かれている製品と書かれてない製品が混在していた。
どうやら製造が新しいものだと「ACS対応」になったようで、古い型番の製品でも「ACS対応」になっているものがあった。

で・・・この「ACS」ってなんだろ?と確認してみると、「Advance Control System」という赤外線で列車をコントロールできるようになる、というオプションでした。

ACS-01 IRコントロールユニット」の写真は以下の様になっていますが、この車両のガワを外すことができ、「ACS対応」となっているプラレールアドバンスの中間車の中身と交換することで、普通に販売している4両編成のやつをリモコン対応にすることもできる、というものです。

最初からセットになっている「W7系北陸新幹線かがやき IRコントロールセット (電池付)」というのも販売していました。

思ったより、進化していてびっくりです。

MediaTekの64bit&LTE SoC MT6732搭載のElephone P6000は12/27発売開始で$165のようだ


MediaTekの64bit SoC MT6732搭載のAndroidスマホ、実際に入手可能な第1陣としては、香港の端末メーカ「Elephone」の「Elephone P6000」になりそうです。

ただし、当初は、発売時からAndroid 5.0搭載、と謳われていたようなのですが、ここに来て、発売時はAndroid 4.4、2015年にAnroid 5.0へOTAで対応、という風に変わっています。

公式の発売日は、2014/12/27。
発売日
(Elephone公式の発売予定リストより)

fastcardtechでは、いまのところ12/29に入荷予定だとか。

旧正月前に発送されるなら、なんとか、といったところでしょうか?

スペック
・CPU MediaTek MT6732 Cortex-A53 4コア 1.5GHz
・GPU Mali-T760
・RAM 2GB
・ROM 16GB+MicroSD 64GB
・5.0インチ 1280×720(293PPI)
・WiFi: 802.11B/G/N
・WCDMA:band 1/8 (900/2100)
・GSM:band 2/3/5/8 (850/900/1800/1900)
・FDD-LTE:band 1/3/7/20 (800/1800/2100/2600)
・カメラ 背面1300万画素、前面200万画素
・サイズ 144.5*71.6*8.9mm
・重量 165g
・バッテリー 2700mAh

・・・・で、このElephoneの発売予定リストで、もう1つ気になったモノが・・・
発売日2

Elephone P5000
・CPU MediaTek MT6592 8コア
・5.0インチ FHD
・カメラ 1600万画素
バッテリー 5650mAh
・NFC

・・・・バッテリーを5650mAhも積むのかー

MTK手机网のMTK採用端末リストforMT6752/MT6732/MT6595/MT6592/MT6582


中国の「MTK手机网」はMediaTek端末についてのニュースサイトみたいなところで、MediaTek端末リストを作成している。

ただ、新着から消えてしまうと、どこにあるのかが探しにくい。
このため、メモ書きとして、URLを書いておく。

64位MTK MT6752八核手机有哪些
  64bitのCortex-A53 8コア 2.0GHzのMT6752を採用した端末リスト
  MT6592の後継SoCで、GPUはMali-T760を採用している
64位MTK MT6732手机有哪些
  64bitのCortex-A53 4コア 1.5GHzのMT6732を採用した端末リスト
  8コアのMT6752のローコスト版で、コア数が少ない以外にもクロックが低い
MTK MT6595手机有哪些
  Cortex-A7 4コア+Cortex-A17 4コア 2.5GHzのBIG.LITTLE構成のMT6595を採用した端末リスト
  GPUはPowerVR G5200(IMG G6200)を採用している。
  MT6592/MT6582とは異なりLTEモデムが組み込まれてるSoC
MTK6592八核手机有哪些 MT6592手机汇总
  Cortex-A7 8コア 2.0GHzのMT6592を採用した端末リスト
  GPUはMali-450MP4を採用している。
  LTE対応は外付けにMT6590をつけて行う
MTK6582手机有哪些 搭载MT6582四核芯片手机汇总
  Cortex-A7 4コア 1.3GHzのMT6582を採用した端末リスト
  GPUはMali-400MPを採用している。
  旧モデルのMT6589と比較し、低消費電力高性能になっている
  LTE対応は外付けにMT6590をつけて行う

リストをみる際に役立つ単語帳
厂商: メーカ名
屏幕:LCD
内存:内蔵ストレージ
电池:電池
摄像头:カメラの画素数
网络:電波規格
售价:価格
上市:発売中
近期:近日発売
移动4G:中国移動(China Mobile)のLTE。TDD-LTE 1900(B39)/2300(B40),FDD-LTE 2600(B7)
联通4G:中国聯通(China Unicom)のLTE。TDD-LTE 2500(B41)
5模:5種類のLTE対応。FDD-LTE 1800(B3)/2600(B7), TDD-LTE 1900(B39)/2300(B40)/2500(B41)
TDD-LTE 2500(B41)の中にTDD-LTE 2600(B38)が入っているが、国際的に使える方はB39=IMT-Eの方になる。日本のXGPはB41相当。
実際に使う周波数としてはB41は2496~2690MHz、B38は2570~2620MHz。

メーカ名の中国表記
联想:Lenovo
中兴:ZTE
华为:Huawei
酷派:Coolpad
佳域:JIAYU
凯派:Carpad
酷比:koobee
魅族:MEIZU
卓普:ZOPO
大可乐:dakele
金立:Gionee

RHEL6でSAN Boot multipath構成時、initramfsを再作成するとmultipath関連が組み込まれないことがある


RedHat Enterprise Linux/Cent OS6.5環境で、SAN Boot multipath構成を作成した。

構築後、バックアップを取得し、別のLUNにリストアし、そのディスクからブートをさせた。

ディスク自身が持つ、WWIDが変更になったため、multipath構成が外れた状態で起動してくる、というのは想定通りだったのだが、設定を修正し、initramfsを再作成して、再起動しても、multipath構成にならず、悩んだ。

原因は「How do I rebuild the initramfs with multipath.」であった。

普通にdracutでinitramfsを再作成すると、multipath関連モジュールが組み込まれていないものができあがっていた。
これをmultipathモジュールを組み込むことを強制させるようにして、解決した。

手順

1. とりあえず起動
2. 現在のディスクのwwidを確認
現在のディスクの「/dev/sd?」を確認し、そのディスク名に対して「scsi_id –whitelist /dev/sd?」を実行して確認する。

# df -h
/dev/sdb3 ~ /
tmpfs ~ /dev/shm
/dev/sdb1 ~/boot
# scsi_id --whitelist /dev/sdb
<wwid>
#

3. /etc/multipath.conf内のwwid変更
multipath.conf内に「wwid 値」という記述があるので、現在の値に変更する。

4. /etc/multipath/bindings内のwwid変更
bindings内に「mpatha 値」といった記述があるので、現在の値に変更する。
(注: mpathaをsdbとかに変更しないこと)

5. 古いinitramfsをバックアップ

6. intiramfsを作成

# dracut -v -f -a multipath --include /etc/multipath /etc/multipath
#

もしくは、/etc/dracut.confに以下の記述を行ってから、dracutを実行する。

# Dracut modules to add to the default
add_dracutmodules+="multipath"

7. 再起動