eSIM対応デバイスのメモ 2019/09/06版


IIJがeSIM対応を始めた。(国内初、IIJmioでeSIM対応のデータ通信サービスを開始)

現時点でeSIM対応デバイスというのは何があるのかを調べて見た。

後述するページにかいてあったものをまとめると、以下のような感じだ。

Apple

AppleのサポートページにあるeSIMに関する記述:「eSIM でデュアル SIM を活用する

Apple iPhone XS (香港,マカオモデルも含む,中国モデルは無い?)
Apple iPhone XS Max (香港,マカオ,中国モデルは物理的なデュアルSIM)
Apple iPhone XR (香港,マカオ,中国モデルは物理的なデュアルSIM)
Apple 11インチ iPad Pro
Apple 12.9インチ iPad Pro (第3世代)
Apple Air (第3世代)
Apple iPad mini (第5世代)

Apple Watchについては標準のeSIM対応手順ではないようで、ちょっと厳しいようだ

Apple Watch Series 3 (GPS+Cellularモデル)
Apple Watch Series 4 (GPS+Cellularモデル)

Android

Google Pixel 2/3/3XLの日本向け端末ではeSIMのかわりにFelicaモジュールが導入されているため使用できない。一部にオーストラリア版もeSIMがない、という記述があったが、どうやらSIMロックがかかっているPixelがいくつかの携帯電話会社から販売されているようで、それだとeSIMが使えないらしい。
Pixel Phone Helpフォーラム「Pixel 3/3XL eSIM support in Australia」でOptusで買ったデバイスだとeSIMインタフェースが無いという事象の報告と、unlockしたやつだと表示されるという報告。
Pixel Phone Help「Get a SIM card & insert it into a Pixel phone」には「 if the phone was purchased in Japan  or if bought with Verizon or Charter service 」という注意書きだった)

Google Pixel 2 (日本以外)
Google Pixel 3 (日本以外)
Google Pixel 3XL (日本以外)
Google Pixel 3a (日本以外)
Google Pixel 3a XL (日本以外)

Planet Gemini PDA (4Gモデル)
Planet Comso Communicator (4Gモデル)

パソコン系

Windows10でのeSIM設定について「eSIM を使って Windows 10 PC で携帯データ ネットワーク接続を利用する

Microsoft Surface Pro LTE Advanced
Lenovo Yoga 630 (snapdragon850搭載Windows)
HP Spectre Folio 13 (日本ではeSIMモデル未販売)
ASUS TransBook Mini T103HAF-LTE,T103HAF-GR079LTE(ただしIIJのeSIMではトラブル発生中)
Acer Swift 7
Acer Swift 3(こちらは物理eSIMカードのようだ)

Android Wear系(時計)

Huawei Watch 2 Pro (2018モデル)
Samsung Gear S2 classic(3G電波のみ対応)
Samsung Gear S3
Samsung Galaxy Watch


参照情報一覧

・Apple 「eSIM でデュアル SIM を活用する」と「2 枚の nano-SIM カードでデュアル SIM を使う

iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR は、nano-SIM と eSIM を使ったデュアル SIM に対応しています。(1)

eSIM はデジタル SIM なので、物理的な nano-SIM を使うことなく、通信事業者 (キャリア) のモバイル通信プランをアクティベートすることができます。

(1)iPhone の eSIM は、中国大陸では提供予定がありません。香港およびマカオでは、iPhone XS だけが eSIM を搭載しています。中国大陸、香港、マカオでの 2 枚の nano-SIM を使ったデュアル SIM については、こちらの記事を参照してください。

eSIM でデュアル SIM を活用する

中国大陸以外にいる場合や、香港やマカオで iPhone XS をお使いの場合は、eSIM でデュアル SIM を活用する方法をこちらの記事でご確認ください。

2 枚の nano-SIM カードでデュアル SIM を使う

IIJmio eSIMプラン

動作確認済端末(2019年7月4日現在)
Microsoft Surface Pro LTE Advanced
Apple iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR
Apple 11インチiPad Pro、12.9インチiPad Pro(第3世代)、iPad Air(第3世代), iPad mini(第5世代)
(※)Apple Watch Series 3/Series 4 (GPS + Cellularモデル)では動作しません。

Ubigi eSIMの互換性ガイド

1. List of compatible eSIM devices: 
Smartphones with embedded eSIM*:iphone XS,
iPhone XS Max,
iPhone XR,
Google Pixel 3
*if your phone is locked to your carrier, you will not be able to install Ubigi on its eSIM.
Windows 10 PCs:Lenovo Yoga 630,
HP Spectre Folio
Tablets with embedded eSIM:iPad Air (3rd Generation)
iPad Pro (3rd Generation)
iPad Mini (5th Generation)
Gemini PDA

FLEXIROAM eSIM

Currently supported devices: iPhone XS, XS Max, XR, Pixel 3, Pixel 3 XL
*Not supported by iPhone XR and XS Max purchased in Hong Kong, Macau and Mainland China
*Not supported by Pixel devices purchased in Australia
Same day activation, no contract required!

・CANSTAR BLUEの「What is an eSIM? Providers & Features Explained

ここはいろんな紹介ページだけど、機種がまとまっている。

Watches with eSIM Compatibility
Huawei Watch 2 Pro
Apple Watch Series 3
Apple Watch Series 4
Samsung Gear S2
Samsung Gear S3
Samsung Galaxy Watch
Selected phones with eSIM Compatibility
Google Pixel 2
Google Pixel 3
Samsung Galaxy Note 9
Samsung Galaxy S9, S9+
iPhone XS
iPhone XS Max

・hp「HPビジネス向けノートブックとモバイルワークステーションPC – eSIM対応のWWANモジュールを搭載したコンピューターでは、SIMが装備されていると、スマートカード認証に失敗する場合がある

hpの場合、内部拡張カードのWWANモジュール上にeSIM対応モジュールを採用しているので、カードの採用具合によってeSIM対応していたりするようだ。

eSIM対応のWWANモジュールは次の機器に装備されています:
インテルXMM 7360 LTE-Advanced
インテルXMM 7560 LTE-Advanced Pro
インテルXMM 7262 LTE-Advanced
HP LT4132 LTE/HSPA+ 4Gモバイルブロードバンドモジュール
Snapdragon X12 LTE-Advanced

次のWWANモジュールは、当初eSIM機能なしで出荷されましたが、eSIM機能はファームウェアの更新で有効にできます:
インテルXMM 7360 LTE-Advanced: SoftPaq sp91807でeSIM機能を有効にできます
HP LT4132 LTE/HSPA+ 4Gモバイルブロードバンドモジュール:SoftPaq sp84042でeSIM機能を有効にできます

eSIM対応のWWANモジュールを搭載できるコンピューター:
HP Elite x2 1012 G2
HP Elite x2 1013 G3
HP EliteBook 1040 G4ノートブックPC
HP EliteBook 725 G4ノートブックPC
HP EliteBook 735 G5ノートブックPC
HP EliteBook 745 G4ノートブックPC
HP EliteBook 745 G5ノートブックPC
HP EliteBook 755 G4ノートブックPC
HP EliteBook 755 G5ノートブックPC
HP EliteBook 820 G4ノートブックPC
HP EliteBook 828 G4ノートブックPC
HP EliteBook 830 G5ノートブックPC
HP EliteBook 836 G5ノートブックPC
HP EliteBook 840 G4ノートブックPC
HP EliteBook 840 G5 Healthcare EditionノートブックPC
HP EliteBook 840 G5ノートブックPC
HP EliteBook 840r G4ノートブックPC
HP EliteBook 846 G5ノートブックPC
HP EliteBook 848 G4ノートブックPC
HP EliteBook 850 G4ノートブックPC
HP EliteBook 850 G5ノートブックPC
HP EliteBook x360 1030 G2ノートブックPC
HP EliteBook x360 1030 G3ノートブックPC
HP EliteBook x360 1040 G5ノートブックPC
HP EliteBook x360 830 G5ノートブックPC
HP EliteBook x360 830 G6ノートブックPC
HP ProBook 430 G4ノートブックPC
HP ProBook 440 G4ノートブックPC
HP ProBook 450 G4ノートブックPC
HP ProBook 640 G3ノートブックPC
HP ProBook 640 G4ノートブックPC
HP ProBook 645 G3ノートブックPC
HP ProBook 645 G4ノートブックPC
HP ProBook 650 G3ノートブックPC
HP ProBook 650 G4ノートブックPC
HP ProBook 655 G3ノートブックPC
HP ProBook x360 440 G1ノートブックPC
HP ZBook 14u G4 Mobile Workstation
HP ZBook 14u G5 Mobile Workstation
HP ZBook 15 G4 Mobile Workstation
HP ZBook 15 G5 Mobile Workstation
HP ZBook 15u G4 Mobile Workstation
HP ZBook 15u G5 Mobile Workstation
HP ZBook 17 G5 Mobile Workstation
HP ZBook Studio G5 Mobile Workstation

・gemalto「eSIM搭載コンシューマIoTデバイスをアクティベートする3つの方法

SIMメーカの1つジェムアルトに掲載されているeSIMデバイスにどうやって契約情報を紐つけるか、という手法には3種類あります、といった解説。

今回、IIJmioで提供が始まったのは契約固有のQRコードを読みとる「QRコードによるアクティベーション」となる。

スマホ/パソコン上のアプリからオンライン契約処理をして使える様にする、というのは「GSMAのルートディスカバリーサービスによるeSIMアクティベーション」となる。

どちらの手法もeSIM搭載端末がWiFiなどの別の手法で契約管理を行うサーバにアクセスできる必要があります。

・IIJてくろぐ「IIJmio モバイルサービス eSIMプラン (ベータ版) に関する諸情報

ASUS TransBook Mini T103HAF-LTE, T103HAF-GR079LTEのeSIMで読み込みを行うと本体修理が必要になる、という記述。

UbigiのUbigiサービスの利用条件

フリーロック eSIMプレインストールUbigi SIM
スマートフォン【iOS】 iPhone XS/XR
iOS 12.1以降)
タブレット【iOS】 iPad Air、iPad Pro、iPad Mini
【Android】 Gemini PDA
ノートPCLenovo Yoga 630
HP Spectre Folio
Surface Pro 5 LTE AdvancedASUS Mini Transformer T103HAFACER Swift 7VAIO Series 11/13/Pro PF/PGACER Swift 3

ACER 4G LTEページ

Swift 7 には eSIM が内蔵されています。Swift 3 eSIM は取り外し可能です。

ESXi上でCentOS7なのにCentOS6だと言われる件


ESXi上でCentOS7をインストールした場合、open-vm-toolsをインストールされていても「CentOS6」だと言われてしまう件について調査した。

なお、何故かvCenter上から見た場合は警告されず、直接ESXi上で仮想マシンを見た際にだけ言われる。

結論めいたこと

open-vm-toolsのバグ(Fix CentOS 7.6 detection)で、open-vm-tools 10.3.10以降で修正されている。

しかし、2019/06/27時点でのCentOS7のopen-vm-toolsは10.2.5であり修正されていないバージョンであるため公式な手法では対処できない。

回避策としては2つある

/etc/centos-release を修正する

今回のバグは「CentOS Linux release 7.6.1810 (Core)」の文字列からOSバージョン判定をする際に「”6.”があればCentOS6」「”7.”があればCentOS7」「”8.”があればCentOS8」という順番で行っているせいで、「7.6.1810」の中にある「6.」を読み取ってしまい「CentOS6」と判定されていることにより発生している。

このため、/etc/centos-release 内の誤判定要素を無くすことで対処できなくもない。

例えば「 CentOS Linux release 7.6 1810 (Core) 」と、「.」を抜いてしまうとか。

ただ、このファイルは他のソフトウェアでもディストリビューション判別に使用されており、そこでの条件の書き方によっては正しく判定できなくなってしまう恐れもあるため、注意が必要である。

もしくはCentOS 7.7以降ではれば、「6.」に引っかかることがなくなるので、アップデートする、という手もとれる。

vSphere仮想マシンオプションのゲストOSを修正する

vSphere6.5以降(仮想マシンバージョン13以降)でCentOS7を使用する場合、仮想マシンオプションで「ゲストOS:Linux」と「ゲストOSのバージョン:CentOS 7(64ビット)」を設定する。

誤判定で「CentOS 6(64ビット)」と認識されているんだったら、仮想マシンオプションの「ゲストOSのバージョン」も「CentOS 6 (64ビット)」にしちゃえばいいじゃん。

という非常に雑な対応手法。

なんでこんなことに

githubにあるopen-vm-toolsのソースコードからopen-vm-tools/open-vm-tools/lib/misc/hostinfoPosix.c を見てみるとひたすら条件が列挙されている。

いままではバージョン表記の中に「.」が2個登場するという想定が無かったようで、Debianでも同様の手法で判定しています。

今回のCentOSでの対応は、いままで「6.」をキーにしていたものを「 6.」と数字の前にスペースが入っていることを検出するようにした、というものになっている。

個人的に結構意外だったのはRedHat Enterprise LinuxとCentOSの判定ルーチンが独立しているという点。

   if (strstr(distroLower, "red hat")) {
      if (strstr(distroLower, "enterprise")) {

         /*
          * Looking for "release x" here instead of "x" as there could be
          * build version which can be misleading. For example Red Hat
          * Enterprise Linux ES release 4 (Nahant Update 3)
          */

         int release = 0;
         char *releaseStart = strstr(distroLower, "release");

         if (releaseStart != NULL) {
            sscanf(releaseStart, "release %d", &release);
            if (release > 0) {
               snprintf(distroShort, distroShortSize, STR_OS_RED_HAT_EN"%d",
                        release);
            }
         }

         if (release <= 0) {
            Str_Strcpy(distroShort, STR_OS_RED_HAT_EN, distroShortSize);
         }

      } else {
         Str_Strcpy(distroShort, STR_OS_RED_HAT, distroShortSize);
      }
   }
   } else if (StrUtil_StartsWith(distroLower, "centos")) {
      if (strstr(distroLower, " 6.")) {
         Str_Strcpy(distroShort, STR_OS_CENTOS6, distroShortSize);
      } else if (strstr(distroLower, " 7.")) {
         Str_Strcpy(distroShort, STR_OS_CENTOS7, distroShortSize);
      } else if (strstr(distroLower, " 8.")) {
         Str_Strcpy(distroShort, STR_OS_CENTOS8, distroShortSize);
      } else {
         Str_Strcpy(distroShort, STR_OS_CENTOS, distroShortSize);
      }
   } 

そして、Oracle LinuxはCentOSと同様の記載になっているという点。

   } else if (StrUtil_StartsWith(distroLower, "enterprise linux") ||
              StrUtil_StartsWith(distroLower, "oracle")) {
      /*
       * [root@localhost ~]# lsb_release -sd
       * "Enterprise Linux Enterprise Linux Server release 5.4 (Carthage)"
       *
       * Not sure why they didn't brand their releases as "Oracle Enterprise
       * Linux". Oh well. It's fixed in 6.0, though.
       */
      if (strstr(distroLower, "6.")) {
         Str_Strcpy(distroShort, STR_OS_ORACLE6, distroShortSize);
      } else if (strstr(distroLower, "7.")) {
         Str_Strcpy(distroShort, STR_OS_ORACLE7, distroShortSize);
      } else if (strstr(distroLower, "8.")) {
         Str_Strcpy(distroShort, STR_OS_ORACLE8, distroShortSize);
      } else {
         Str_Strcpy(distroShort, STR_OS_ORACLE, distroShortSize);
      }
   }

Oracle Linux 7の /etc/oracle-release の表記はどういう風になってるんだろうかな・・・

vSphere上にRHEL8を日本語でインストールしようとするとインストーラがちゃんと表示されない


vSphere 6.0環境でRHEL8をインストールしようと、日本語インタフェースで進めようとしたら、「インストール概要」の画面以降、仮想コンソールからはみ出た範囲まで使われるようになってしまう。

対処方法を捜索・・・vSphere側の「svga.height」「svga.width」指定ではうまくいかなかったので、Anaconda側のパラメータを「Anaconda Boot Options一覧」から探したところ「inst.resolution」を発見。

起動時のカーネルオプションに対して「inst.resolution=1024×768」を追加することで、下記の様に全てを表示させることに成功した。

hp 15 db-00000を買ってメモリとM2 SSDを増設してみた


家でメール、Webブラウザとデジカメデータの管理に使うノートパソコンを10万円以内で買い替えたい、という要望があった。

現行は 15.6インチの富士通LIFEBOOK AH40/M (FMVA40MWJ) をメモリ16GBに増量したものを使用中。Windows10アップデート後は、AMD E1-2100の性能の無さと、HDDの遅さが遺憾なく発揮され起動後にディスクアクセスが落ち着くまで長時間かかっている状態でした。
(ちなみにLIFEBOOKはSSDに交換したら少しマシになりました)

いろいろ選択肢を検討した結果、HP 15 db-00000のいろいろバリーションがある中からhp 15 db0178auを選択しました。

Ryzen 3 、4GBメモリ、1TB HDDで49500円というスペックのものですね。(なお、これより安くAMD A4搭載のモデルもありますが、そちらは論外です)


まぁ、当然そのままではキツイので、メモリ 8GBとIntelのM2 SSDのストレージIntel SSD 760p 256GBも買っています。

注文から3週間で届きました。

中身は以下の様な感じです。

「速攻!HPパソコンナビ」と、ACアダプタ用の電源ケーブルが2種類ある、というのが注目点ですね。

で、早速セットアップ開始です。

最近のWindows10なので、オフラインユーザ作成時にパスワードを設定してしまうと、パスワードのヒントを3つ設定しなければなりません。

しかし、パスワードを未設定に設定すると、ヒントを設定しなくてもいいので、とりあえず未設定で進めます。

う~ん・・・いらないものもインストールされていますね。

Windows OSは普通に全部再インストールしちゃうことにして、解体をします。

ネジは以下の赤丸のポイントにあります。

隠れてるネジについては、両面テープで貼り付けられているゴムをうまく剥がして外します。

また、筐体真ん中にあるネジはDVDドライブを止めているネジになります。このネジを外してから、ドライブを引っ張ると抜けます。

で・・・うまいことやって開けます。

キーボード側を開いて、無理矢理こじ開けていきます。

↑の赤枠ぐらいのところにある隙間に丈夫な薄いものをいれ、こじ開けていきます。

スマホ向けで売ってるこういうのを使ってもいいでしょうね。私は細い精密ドライバーで開けたのでちょっと傷が残ってしまいました。

で、徐々に開けていって、最後はがばっと開けます。

ちなみに、うちの場合、最初DVDドライブが引き抜ける状態にあるとは知らなかったので、DVDドライブが入ったまま開けたのでこんな感じで開けました。

基板を観察。

メモリ増設とM2.SSDを増設して記念撮影(なお、このあとHDDを抜きました)。M2.SSDスロットには止めるためのネジがありました。

裏蓋を戻してBIOSに入ります。

電源ボタンを押したあと「ESC」キーを何回か押していると起動選択メニューが出てきますので、そこで「F10」キーを押し、BIOSに入ります。

BIOSで設定できる項目はあまりありません。

で、あとは普通にWindows 10をインストールします。

初期インストール状態ではドライバがいくつかあたっていませんが、無線LANはちゃんと認識しているのでWindows Updateが実行できます。その結果、ドライバが全部適用されました。

hp提供の管理ソフトはHP Support AssistantをインストールすればとりあえずOKそうです。このソフトでBIOSやドライバのアップデートも出来ました。

ちょっとCPUファンがうるさい感じもありますが、とりあえずは使ってみますかね

Commvault バックアップのWindowsクライアントをPUSHインストールする時のWindows Firewall 設定


Commvaultバックアップは、CommServeからPUSH操作によりWindowsクライアントへのCommvault エージェントのインストールを実施することができる。

その場合に必要なWindows Firewallの除外設定についてのメモ

公式のドキュメント「Prerequisites for Installations Using the CommCell Console」に記載されているが、実際のWindows Firewallテンプレートの記述とあわせていないのでわかりにくい。

試した限りでは「受信の規則」にある下記の3つの既存設定を「規則の有効化」するでいけた

・Windows Management Instrumentaion (DCOM受信)

・ Windows Management Instrumentaion (WMI受信)

・ファイルとプリンターの共有 (SMB 受信)

なお、ping応答もできるようにしたい場合は追加で「ファイルとプリンターの共有 (エコー要求 – ICMPv4 受信)」も有効化する(CommvaultのPUSHインストールにとっては不要)

インストールできるかの確認には、CommServeから「wmic /node:ホスト名 process get」と実行して対象ホストのプロセス一覧が取得出来れば、WMI動作としては問題ない感じです。

なお、CommVaultエージェントインストールにより、「CommVault_Process_1_????」といったルールが大量に登録される。

これは C:\Program Files\CommVault\Simpana\Base\AddFWExclusions.bat にて設定されたルールとなる。

— 2019/08/26追記 —

なんかこの設定だけだとうまくいかない

Visual C++ 2015-2019再頒布可能パッケージがインストールされていない場合に、リモートインストールが失敗することもある模様。


2021/09/03追記

Windows Server 2022でリモートインストールを試したところ、今回も同様に「Windows Management Instrumentaion (DCOM受信)」「Windows Management Instrumentaion (WMI受信)」「ファイルとプリンターの共有 (SMB 受信)」の3つの有効化でリモートインストールが可能になりました。