AmazfitからMIPSコアのIngenic M200Sを搭載したAndroidベース腕時計 Amazfit Verge登場

最近、中国のMIPSコアベンダIngenicのSoCを搭載しためぼしい製品ってなかなかないなぁ・・・と思ったら
Amazfitから「AMAZFIT 智能手表」というものが登場

AndroidベースのAmazfit OSを使っているそうだ

UNISOC(旧Spreadtrum)の廉価版SoC SC9832E登場

SpreadtrumとRDAによる新ブランドUNISOCから新しいSoC SC9832Eが登場
UNISOC Launches the World’s Most Integrated Quad-core LTE Chip Platform SC9832E

従来、Cortex-A7 4コア/GPU Mali400MP2のSC9832というものがありましたが、SC9832EはCortex-A53 4コア/GPU Mali T820 MP1とアップグレードしています。

ターゲットはRAMが512MB/1GBでAndroid Go Editionが載っているローエンド端末。
バッテリーの持ちが標準使用時で50%の改善、ヘビーユースでも40%改善してる、とのこと。

今出てるAndroid Go Edition端末は60ドル~100ドルという価格帯になっていますが、今回のSC9832E搭載機はどれくらいの価格帯で出てくることやら?

なお、SC9832EがVR/AR対応しているように読めてしまう記事がありますが、VR/ARに対応しているのはCortex-A55 8コアのSC9863の方です。
Unigroup Spreadtrum & RDA Launches First Mobile Chip Platform Spreadtrum SC9863 to Support Artificial Intelligence Applications

SpreadtrumとRDAの合併が完了しUNISOC誕生

中華SoCメーカのSpreadtrumとRDAは、同じグループ会社でした。
2年ぐらい協業して、製品リリースをしていましたが、このほど統合が完了したようです。

そして、新ブランドUNISOC(紫光展鋭)が誕生しました。

ただ・・・Spreadtrum公式ではまだ記載されていませんけどね・・・

CISION PR Newswire:Unigroup Spreadtrum & RDA Launches Its Integrated New Brand – UNISOC

旧 spreadtrumアカウントもUNISOCtechに変更完了済み

KaiOS搭載のJioPhoneの型番がよくわかんない件

Firefox OSの派生とも言えるKaiOSを搭載しているというJioPhone

調べて見ると、youtubeにキーロックされたものをリカバリーモードで起動してファクトリーリセットする、というやつが大量に出てくるんだけど、型番がたくさんあって謎過ぎる・・・

JioPhone F30C

JioPhone F81E

JioPhone LF-2403N

JioPhone F61f

JioPhone F90M

JioPhone F101K

Firefox OSから派生したKaiOS

Firefox OSから派生した「KaiOS」というのがMWC2018でいろいろ発表しているらしい。
NOKIAのスライド端末「Nokia 8110 4G」でも使われているとのこと。

このKaiOS、Intel向けに14MBの軽量Linuxディストリビューション「KaiOS」という既存のプロダクトと名前かぶりで、Firefox OS派生のKaiOSの方はソース公開してないせいで、ソース寄こせ要求で迷惑を被っているようで、サイトに注意書きがあったり・・・

さて、モバイルのKaiOSのサイトを見ていたら「JioPhone」というストレート型携帯をすでにインドでリリースしているらしい
KaiOS Transforms the Indian Market through Launch of JioPhone」(2018/01/10)

Firefox OS向けにSpreadtrumも開発してて、いくつか開発機が開発ツリーに登録されてたけど・・・と思って、記事を漁ってみたら、JioPhoneで使っているSoCはSpreadtrumのSC9820Aだった模様。
KaiOS Partners with Spreadtrum to Integrate with Newest Chipsets and Offer Advanced Functionality on Lite Phones」(2018/02/26)

2017年春に発売されたLava Connect M1とは別物である模様(インド向けガラホLava Connect M1登場。Spreadtrum SoCでVoLTE対応)

マニュアルを読むと、Jio Appsというアプリストアがあり、ソフトウェアが追加できるようだ。
まだ、Jio Payという支払いソフトウェア用のボタンが用意されているようだ。
バンド対応がイマイチなので、日本で買うにはちょっときつい感じです。


2019/01/16追記

最近の状況を確認してみたら、2018年8月6日に「Can I access the source code?」という形で「https://github.com/kaiostech」におけるソース公開を始めていた。

ただ、置いてあるもののベースがえらく古いように見えるんですが・・・