手持ちのSBCに関する開発リンクメモ 2023/08/17

公式のOSビルド環境 https://github.com/orangepi-xunlong/orangepi-build/commits/next

ChromiumOSベースのopenFyde https://github.com/openFyde/overlay-orangepi5-openfyde

UEFI https://github.com/edk2-porting/edk2-rk3588

Windows on ARM/RK3588のドライバ対応まとめ https://github.com/worproject/Rockchip-Windows-Drivers

armbian for orangepi5

armbian build script

Vision Five 2関連

公式SDK https://github.com/starfive-tech/VisionFive2

VisionFive2のDebian VisionFive2 Debian

VisionFive2のフォーラム RVspace

armbian for vision five2

Banana Pi関連

github https://github.com/BPI-SINOVOIP?tab=repositories

banana pi wiki

Pine64関連

PINE64 WIKI

INNOCN 23.3インチワイドモニタを1万円で買った

しばらく前にINNOCN 23D1Fという23.3インチワイドモニタ(2560*1080)が定価15999円からクーポンで4千円引きで11999円だったんだけど、悩んでいるうちにクーポンがなくなっていた。

数日後3千円引きクーポンが出たんだけど、どうしようかなぁ、と思っているうちに8/14の午前中に確認したところ、10000円 という値段になっていた

これは買うしか!ということで購入した。

いままではiiyama ProLite T2250MTS という21.5インチ FHDモニタ(1920*1080)でタッチパネル液晶を使っていました。

こいつはVGAとDVI-I端子のみでいまどきのHDMIやDisplayPortはない。

これを置き換えるとなると、気になるのは専有面積 iT2250MTSは 縦41.9cm 横51.3cm 、それに対して 23D1Fは 縦34cm 横56cm 。

そう、21.5インチから23.3インチに置き換え、というとでかくなる感じがありますが、対角線での長さなので、ワイド化した場合は小さくなっている、という罠があります。

まあ、いっか、ということで買いました

中身はこんな感じ

まずは、Amazon製品ページに存在している「本製品はVESAブラケットの取り付けに対応しており、VESAブラケットのネジ穴はデフォルトで半分まで締められているため、簡単に分解できます。」について確認

どこにもないようにしか見えない

ググるとでてきたPR TIMES掲載の「【Innocn】圧倒的な安さのウルトラワイドモニターInnocn 23D1Fが10,999円とさらなる安さへ。初夏のInnocnセールを開催」にはVESAのことは書かれてないので、存在しない、が正しいっぽいですね

で・・・置き換えてみました

使って見るとちょっと小さくなった感じが否めないです。

横に長くなっているはずなのですが、あまりそんな感じがしないのはちょっと不思議です。

VESAアームへの取り付けはAmazonで売ってた挟み込んで設置するやつを使っています。

スピーカは内蔵されていないので、別途用意する必要があります。

NetAppのボリュームの言語設定についてのメモ

NetAppのボリュームには言語設定があり、設定内容に応じて使える日本語文字列が異なる。

2023年8月時点での最も対応できる範囲が広い設定は4バイトのUTF-8エンコード形式をサポートしている「utf8mb4」となる。

ドキュメント: マルチバイトを含むファイル名、ディレクトリ名、 qtree 名の ONTAP での処理

utf8mb4はONTAP 9.5以降で使える設定で、Windows側でファイル名に「サロゲート文字と補助文字」を含む文字をNetApp内に保存しようとする場合は、ボリュームがutf8mb4でなければ保存できない

なお、ONTP9.7P1以降では、UTF-8系言語をutf8mb4に変更できるようになっているとのこと(Can the volume language be changed after creation in ONTAP?)

問題は旧来から存在している言語設定である。

ONTAP 8.3.2(7-mode)にある日本語系設定
 ja (Japanese euc-j+)
 ja_v1 (Japanese euc-j)
 ja_JP.PCK (Japanese PCK(sjis)*)
 ja_JP.932 (Japanese cp932*)
 ja_JP.PCK_v2 (Japanese PCK(sjis))

ONTAP 9.10.1にある日本語系設定
 ja
 ja_JP.PCK
 ja.UTF-8
 ja_v1
 ja_v1.UTF-8
 ja_JP.PCK.UTF-8
 ja_JP.932
 ja_JP.932.UTF-8
 ja_JP.PCK_v2
 ja_JP.PCK_v2.UTF-8

問題はドキュメントにここらへんの説明が見当たらないこと

volume create」にある-languageオプションの解説は「Language code」としかなく、標準ではvserverのlanguageと同じとあるので「vserver create」を参照してもたいしたことは書いていない

[-language <Language code>] – Default Volume Language Code
This optionally specifies the default language encoding setting for the Vserver and its volumes. The recommended format is to append .UTF-8 for the language encoding values. For example, for the en_US language, the recommended format is en_US.UTF-8 . The default setting is C.UTF-8 .

NetApp KBに What is the difference between ja_JP.PCK.UTF-8 and ja_JP.PCK_v2.UTF-8? があるのだが

ja_JP.PCK uses cp932_v1.ntt and eucj_v1.ntt.
ja_JP.PCK_v2 uses cp932_v1.ntt and sjis_v2.ntt.

・・・いや説明になってないのでは?という記述のみ

ONTAP 8.3時代のドキュメントの「言語オプション一覧」もたいした記述は無い

ja_v1日本語(euc-j)
ja_v1.UTF-8日本語(euc-j)(UTF-8)
ja_jp.pck_v2日本語PCK(sjis)
ja_JP.PCK_v2.UTF-8日本語PCK(sjis)(UTF-8)

おそらくPCKはSolarisにおける「PC漢字コード」が由来と想定される。

Solaris 2.6 では、従来の日本語 EUC に加えて PCK (シフト JIS あるいは MS 漢字コード) で日本語を扱う環境を新たに提供します。PCK は、Microsoft が Windows3.1 で規定したマイクロソフト標準キャラクタセットと同等の文字集合およびエンコーディングを提供するものです。また、PCK は、従来の Solaris リリースで MS 漢字コード (または シフト JIS) と呼ばれていたものに、ユーザー定義文字やベンダー定義文字を加えたもので、JIS X 0201、JIS X 0208 の 1-84 区 (13 区除く) までに関しては従来のものと互換性があります。

これがベースであるとすれば、PCKはWindows 3.1ベースのもので、PCK_v2はWindows それ以降対応。ONTAP 7.2などで既にPCK_v2は存在していたので、Windows2000ぐらいをベースにしていると想定される。

詳細を探すとSolaris 8のマニュアル PCK(5) に記載があった。

(内容については省略)

同じくONTAP 7.2ぐらいでja_v1, ja_JP.UTF-8 が登場していた。

cp932/932はMicrosoftコードページ932 と呼ばれるWindows 3.1J用にマイクロソフトとNECが定義したShift JISの独自拡張となる。

定義的に考えると、cp932とpckは同一ということになるのだが、先に出てきたWhat is the difference between ja_JP.PCK.UTF-8 and ja_JP.PCK_v2.UTF-8? によると、NetAppのPCKには、cp932範囲の他にも含まれているものがある、ということになる。

で・・・

これ以上の情報が見つからないのである

困ったもんだ

Windows11インストール時に時刻と通貨の形式設定をいじっておくと余計なアプリがインストールされない件

twitterで「Windows 11を「英語(世界)」でインストールすると余計なアプリがインストールされないんだぜ(意訳)」というのが回ってきたので検証してみた。

とりあえずvSphere環境でインストールを実施

時刻と通過の形式を「英語(世界)」に選択するけど、インストールする言語とキーボードまたは入力方式は「日本語」とする設定でWindows 11のインストールを実施

インストール完了して確認!

確かに余計なアプリがインストールされていません。

なぜかなぁ・・・と思いつつMicrosoft Storeを起動してみると原因判明

「英語(世界)」ではMicrosoft Storeが利用できないため、Microsoft Store経由でインストールされる余計なアプリのインストールができない、という状態でした。

設定を戻してみる

インストール時に変更した設定を戻した場合にどうなるかを確認するため、[時刻と言語]の[言語と地域]にある設定を変更

最初は「国または地域:すべて」「地域設定:英語(世界)」でした。

通常の日本語として設定する場合は「国または地域:日本」「地域設定:日本語(日本)」となります。

最初は地域設定のみを変えてみたのですが、その場合はタスクバーに表示される日付表示などは変更されましたが、Microsoft Storeの動作は変更されませんでした。

設定変更後、再起動することでMicrosoft Storeも使用できるようになりました。

今回インストールしたWindows 11 22H2だと約49個のアプリがMicrosoft Store経由のアップデート対象となっていたようです。

ストア系アプリのアップデートが全て完了した状態で確認してみます。

特にアプリは追加されていないようですね。

ということで、インストール時の変更で余計なアプリをインストールさせない、という手法でした。

ただ・・・たぶん、Microsoftアカウントと連携してしまうと、そちら経由でアプリが追加されたりするんじゃないかなぁ・・・とかは感じます