RetroPie以外のレトロゲーム向けディストリビューションLakkaとlibRetro

ラズベリーパイを使って各種ゲーム機やパソコンをエミュレートして遊びやすくしたディストリビューションとして「Retro Pie」というのがある。

他に似たようなのがないか探していたら「Lakka」というものを発見。
ちょうど、「Orange Pi PC向けのサポートを開始したばかり」のようです。

RetroPieのサポートリスト」と「Lakkaのサポートリスト」を見比べても、基本的に大差はないようです。

LibRetro」という古いアーキテクチャ環境ソフトウェアRetroArchをWindows,Linux,MacOSX向けに提供しているところが提供しているディストリビューションが「Lakka」という位置づけのようです。
なので、「Getting Started with RetroArch」を見ると、Ubuntu Linuxの追加レポジトリとして登録するための手順も書いてあったりします。

で、Lakkaのマニュアルで特に気になったのは「NetPlay
1プレイヤー用のLakka上でスーファミのマリオカートを動かし、2プレイヤー用のLakkaから1プレイヤー用のLakkaにネットワーク接続することで、対戦が可能になる、というもの

さすがに同一スイッチ内、ということですが、ちょっと面白そうな感じがします・・・

ZentyalというExchange互換をうたうUbuntuベースのメール/グループウェアアプライアンス

2019/07/02追記:「Zentyalを日本語で使う場合の設定手順」という別記事もあります。

なお、Exchangeサーバ互換としては、OpenChangeは死んだプロダクト(ドメインも関係無い業者にとられている)で、2021年6月時点でも使えるものは SOGo になります。


以前、UbuntuをWeb GUIで管理するツールとしてZentyalというものを見つけたが、結局使わなかった。
現状、どんな感じになっているかを確認してみたところ、Web GUIメインというよりは、メールアプライアンスの管理画面として元気に動いていた。

商用版サイト:http://www.zentyal.com/
非商用版サイト:http://www.zentyal.org/
github:https://github.com/Zentyal/zentyal

Zentyal 5.0が2016/11にリリースされている。

ベースOSはUbuntu 16.04で、そこにOpenChange®, SOGo, Samba4, Heimdal Kerberos®, Dovecot, Postfix, Postgrey, Sieve, Fetchmail, Amavis, SpamAssasin, ClamAV, Apache, CUPS, Netfilter, BIND9, ISC DHCP, NTPd, OpenSSL, OpenVPNを載せてアプライアンスとしている。

興味深いのは「OpenChange
Microsoft Exchange Server互換をうたっており、メールやスケジュール管理のグループウェア的な利用方法もサポートしているらしい。
OutlookからExchange Serverとして使えるようだ。
いままでも、そういう製品はいくつかあったが、大抵商用ライセンスのみで、非商用版でも使えそうなのは見かけなかった。

Zentyalの場合、商用版と非商用版で何が違うのか?
DIFFERENCES BETWEEN ZENTYAL EDITIONS
どちらも「All the latest features.」とあり、機能差はないようだ。
非商用版は、常に最新パッケージを使うので、安定版にとどめておく、ということができない、という違いがあるようだ
まぁ、小規模で使うんだったら、まぁ、関係無い感じですね

Zentyalを使うには以下の4つのパターンがあるようだ
・Zentyal Cloudを契約し、Zentyalが提供する基盤を借りる
・Zentyal Serverを購入し、指定されたISOイメージを使ってインストールを行い、運用する
・Zentyal Development editionのISOイメージを使ってインストールを行い、運用する
・UbuntuにZentyal Development editionのレポジトリを追加し、インストールを行い、運用する

とりあえず試してみるのであれば「Zentyal Development editionのISOインストール」か「UbuntuにZentyal追加」になる。

公式Wiki」の更新状況が微妙なのだが、
いろいろ探すと「5.0対応のInstallation Guide」が出てくる。
この手順にしたがうと、素のUbuntu 16.04に対して、レポジトリを追加することでzentyalがセットアップできるようになるらしい。

この手順でインストールしたものは「DEVELOPMENT EDITION」という扱いで、zentyal.orgで入手できるバージョン扱いになる。
なお、development editionから商用版へのアップデートはできない、とのこと。

で・・・本来であれば導入に関する記事を書くはずだったのですが
いまだのConoHaでUbuntu 16.04 64bit環境がデプロイできないという件が解決していないので、続きがかけていません。

いつになったら解決するかなぁ・・・

2016/12/09 「ConohaでUbuntu16.04 64bitを構築すると高確率で設定したパスワードが利用できない

2016/12/16 「ConoHaでUbuntu 16.04 64bitを指定したパスワードでデプロイできない件は未解決のままもうすぐ10日経過

結局、1ヶ月以上経ってからバグで修正終わりました、という報告があっただけで、使えなかったことと検証したことに対するConoHaからの謝罪はありませんでした。あと、こちらから指摘しなければ利用料金を全額支払わせるつもりでしたね。

Allwinner H3搭載のOrange Pi向けのLinuxのお薦め(2016/12/01版)

Allwinner H3/H2+搭載のOrange Piシリーズとして、以下のものがリリースされています。
・Orange Pi 2 / Orange Pi mini 2
・Orange Pi Plus / Orange Pi Plus 2
・Orange Pi PC
・Orange Pi PC Plus
・Orange Pi Plus 2E
・Orange Pi One
・Orange Pi Lite
・Orange Pi Zero

「Orange Pi 2」と「Orange Pi mini 2」は無線LANの有無だけなので同一扱いです
「Orange Pi Plus」と「Orange Pi Plus 2」はメモリ容量の違いのみで同一扱いです
「Orange Pi」と「Orange Pi Mini」はAllwinner A20搭載の旧機種なので当blogでの取り扱い対象外です
Allwinner H5搭載の「Orange Pi PC2」については別記事を作成する予定です。

Orange Pi公式として、いくつかOSがリリースされていますが、全然更新していってくれません。
最初にリリースしたら、それっきりで放置されています。
基本的にはDebian/Ubuntuなどのarmhf向けの公式リリースを利用しているので、いろんなパッケージのアップデートに関しては問題ありませんが、Linux Kernelなどに対する更新が提供されていません。

これをどうにかするには、現状だとOrange Piが提供していない、それ以外のディストリビューションを選択する必要があります。

・お薦め度 No1:armbian
Debian/Ubuntuの公式リリースのバイナリパッケージを利用しつつ、Linux kernelなどのカスタマイズが必要な部分については、自分たちのレポジトリをきちんと用意し、継続してアップデートする環境を整えているディストリビューションです。
長期で使いたい場合は、最有力となるものです。

armbianのAllwinner H3向けは各機種ともLinux kernel 3.4.113が基本ですが、Linux kernel 4.9のものが開発中です。
現状、Orange pi PC向けとして開発中ですが、HDMI出力はサポートしていない状態です。
今後に期待です。

開発ツリー:https://github.com/igorpecovnik/lib

・メディアプレーヤ向けのOpenELEC for Orange pi
TVにOrange Piを接続し、ムービーとかを再生するためのメディアプレイヤーとして使う場合に適しているディストリビューションの「OpenELEC」をOrange Pi向けに移植したものです。
Orange Piの公式フォーラムで配布しており、イメージは「Latest prebuilt images」にてダウンロードできます。
HDMI接続したテレビのリモコンを使っての操作が可能な設定になっているはずなのですが、どうやらTV側の機種を選ぶようで、うまく動かないことが多いようです。
うまく動かない場合は、テレビリモコンでの操作は諦めましょう。

ただ、動画再生時、CPUからの発熱が酷いのでヒートシンクやCPUファンなどの冷却機能を用意する必要があります。
また、ラズパイ向けのOpenELECと比較すると微妙な点が多いのでどれくらい実用化というと・・・

開発ツリー:https://github.com/jernejsk/OpenELEC-OPi2/

DietPi
armbianの成果物を利用しつつ、インストールサイズを最小化したコンパクトなラズベリーパイ向けディストリビューションであるDietPiがAllwinner H3機種向けにも提供されています。
Orange Pi系では、Orange Pi PCとOrange Pi Oneの2機種に提供されています。

このディストリビューションもこまめにアップデートされています。

開発ツリー:https://github.com/Fourdee/DietPi

2016/11/15 20時ごろにOrange Pi PC2で動くLinuxイメージが公開されました

なかなか公開されなかったOraneg Pi PC2向けのLinuxイメージですが、2016/11/15 20時頃にようやく公開されました。
公式ダウンロードページ」にてDebian ServerとDebian xfceが公開されています。
ただ、どちらも、Google Driveにリンクが張られているように見えますが、そちらの実態はOrange Pi Mini2向けで、使えません。
Baidu側のリンクからダウンロードする必要があります。

しかし、Debian_Desktop_jessie_xfce4_PC2.img.xzの方は475.4MBと、Baiduのブラウザダウンロード上限容量を超えてしまっており、専用ツールを使ってダウンロードする必要があります。
Debian_Server_jessie_PC2.img.xzの方は76.6MBと小さめなので、なんとかブラウザダウンロードが可能です。

私も現在ダウンロード中なので、ほんとに使えるかどうかはわかりません。
2016/11/16 0:40追記

Debian_Desktop_jessie_xfce4_PC2.img.xz のダウンロードが完了し、起動試験を行いました。
HDMIにブートロゴ・ブートメッセージは表示されず、電源ONすると黒い画面のまましばらく待つと
いきなりX-Windowのログイン画面が表示されます。
ダウンロードページには「user(root), password(orangepi)」と書いてありますが
試したところ「user(orangepi), password(orangepi)」であるようです。(ユーザ名:orangepi、パスワード:orangepi)

また、標準状態ではイーサケーブルをつないでもリンクアップしませんでした。
ターミナルを開き「sudo dhclinet eth0」を実行することで、リンクアップし、DHCPでのIP取得が行われました。
いくつか、まだ初期設定に問題があるようです

設定を見直すと「/etc/network/interfaces」ファイルに問題がありました。

# interfaces(5) file used by ifup(8) and ifdown(8)
# Include files from /etc/network/interfaces.d:
# source-directory /etc/network/interfaces.d

3行目の「source-directory」の前に「#」があるため、設定が反映されていませんでした。
下記のように書き換えて再起動すればOKです。

# interfaces(5) file used by ifup(8) and ifdown(8)
# Include files from /etc/network/interfaces.d:
source-directory /etc/network/interfaces.d

また、バグとして1000Mbpsでリンクアップしない、というものがあります。
元となるOrange Pi H5用SDKの11/13あたりで修正が行われてるっぽいですが、この配布物には含まれていません。


2016/11/16 追記
dropboxに転載した:Debian_Desktop_jessie_xfce4_PC2.img.xz
無料アカウントなので1日当たり20GB分しかダウンロードできません。
それを超えると24時間ダウンロードできなくなります


2016/11/17追記

いつものコマンド出力結果を忘れていたので追加

orangepi@Orangepi:~$ cat /proc/cpuinfo
Processor       : AArch64 Processor rev 4 (aarch64)
processor       : 0
processor       : 1
processor       : 2
processor       : 3
Features        : fp asimd aes pmull sha1 sha2 crc32
CPU implementer : 0x41
CPU architecture: AArch64
CPU variant     : 0x0
CPU part        : 0xd03
CPU revision    : 4

Hardware        : sun50iw2
Serial          : 34005035c120182f0b4c
orangepi@Orangepi:~$ cat /proc/meminfo
MemTotal:        1003192 kB
MemFree:          866332 kB
Buffers:            7100 kB
Cached:            58304 kB
SwapCached:            0 kB
Active:            39296 kB
Inactive:          51976 kB
Active(anon):      26144 kB
Inactive(anon):     6420 kB
Active(file):      13152 kB
Inactive(file):    45556 kB
Unevictable:           0 kB
Mlocked:               0 kB
SwapTotal:             0 kB
SwapFree:              0 kB
Dirty:                40 kB
Writeback:             0 kB
AnonPages:         25840 kB
Mapped:            13676 kB
Shmem:              6700 kB
Slab:              20040 kB
SReclaimable:       8232 kB
SUnreclaim:        11808 kB
KernelStack:        3616 kB
PageTables:          572 kB
NFS_Unstable:          0 kB
Bounce:                0 kB
WritebackTmp:          0 kB
CommitLimit:      501596 kB
Committed_AS:      96440 kB
VmallocTotal:   251658176 kB
VmallocUsed:       16080 kB
VmallocChunk:   251641916 kB
orangepi@Orangepi:~$ uname -a
Linux Orangepi 3.10.65 #3 SMP PREEMPT Tue Nov 15 09:46:50 CST 2016 aarch64 GNU/Linux
orangepi@Orangepi:~$
orangepi@Orangepi:~$ df -h
Filesystem      Size  Used Avail Use% Mounted on
/dev/mmcblk0p2  1.1G  934M   75M  93% /
devtmpfs        482M     0  482M   0% /dev
tmpfs           490M     0  490M   0% /dev/shm
tmpfs           490M  6.6M  484M   2% /run
tmpfs           5.0M  4.0K  5.0M   1% /run/lock
tmpfs           490M     0  490M   0% /sys/fs/cgroup
/dev/mmcblk0p1   50M   13M   38M  26% /boot
tmpfs            98M     0   98M   0% /run/user/1000
orangepi@Orangepi:~$

Cpufreq関連

root@Orangepi:/home/orangepi# cat /sys/devices/system/cpu/cpu0/cpufreq/scaling_available_governors
interactive conservative ondemand userspace powersave performance
root@Orangepi:/home/orangepi# cat /sys/devices/system/cpu/cpu0/cpufreq/scaling_available_frequencies
480000 648000 720000 816000 912000 1008000 1104000 1152000 1200000
root@Orangepi:/home/orangepi#

CPUfreq のポリシーと速度のチューニングより

root@Orangepi:/home/orangepi# for file in /sys/devices/system/cpu/cpu*/cpufreq/c
puinfo_*; do echo = $file =; cat $file; done
= /sys/devices/system/cpu/cpu0/cpufreq/cpuinfo_boot_freq =
1008000
= /sys/devices/system/cpu/cpu0/cpufreq/cpuinfo_cur_freq =
1008000
= /sys/devices/system/cpu/cpu0/cpufreq/cpuinfo_max_freq =
1536000
= /sys/devices/system/cpu/cpu0/cpufreq/cpuinfo_min_freq =
480000
= /sys/devices/system/cpu/cpu0/cpufreq/cpuinfo_transition_latency =
2000000
= /sys/devices/system/cpu/cpu1/cpufreq/cpuinfo_boot_freq =
1008000
= /sys/devices/system/cpu/cpu1/cpufreq/cpuinfo_cur_freq =
1008000
= /sys/devices/system/cpu/cpu1/cpufreq/cpuinfo_max_freq =
1536000
= /sys/devices/system/cpu/cpu1/cpufreq/cpuinfo_min_freq =
480000
= /sys/devices/system/cpu/cpu1/cpufreq/cpuinfo_transition_latency =
2000000
= /sys/devices/system/cpu/cpu2/cpufreq/cpuinfo_boot_freq =
1008000
= /sys/devices/system/cpu/cpu2/cpufreq/cpuinfo_cur_freq =
1008000
= /sys/devices/system/cpu/cpu2/cpufreq/cpuinfo_max_freq =
1536000
= /sys/devices/system/cpu/cpu2/cpufreq/cpuinfo_min_freq =
480000
= /sys/devices/system/cpu/cpu2/cpufreq/cpuinfo_transition_latency =
2000000
= /sys/devices/system/cpu/cpu3/cpufreq/cpuinfo_boot_freq =
1008000
= /sys/devices/system/cpu/cpu3/cpufreq/cpuinfo_cur_freq =
1008000
= /sys/devices/system/cpu/cpu3/cpufreq/cpuinfo_max_freq =
1536000
= /sys/devices/system/cpu/cpu3/cpufreq/cpuinfo_min_freq =
480000
= /sys/devices/system/cpu/cpu3/cpufreq/cpuinfo_transition_latency =
2000000
root@Orangepi:/home/orangepi#

旧タイトル:2016/11/14 19時現在Orange Pi PC2で動くLinuxイメージは公開されていません
2016/11/14 19時現在、Orange Pi PC2で動作するLinuxイメージは公開されていません。

armbianでは、Allwinner A64搭載のPine64に対応しているので、対応も早いのかな?と思いきや
Orange Pi Zeroや他のボードへの対応作業が忙しいので後回しにします、と宣言されてしまっています。
(発言のソース:Armbian for OrangePi PC2, AllWinner H5の2つめの発言)

Orange Pi公式でOrange Pi PC2用のSDKだ、といって配布しているものは、微妙に不完全だったようで、上記のスレッドでも「There is no Linux SDK.」とか書かれています。

時系列的にはソレを受けてだと思われるのですが、Allwinner H5用SDKを元にOrange Pi PC2向けの修正を加えたOrange Pi PC2用のSDKが「https://github.com/orangepi-xunlong/OrangePi_H5SDK」にて公開されました。

これでLinux向けのkernelがコンパイルできるようになってるのか?
試行錯誤が行われていきそうです。

なお、上記のSDKファイルを調べると、Orange Pi PC2のアーキテクチャは「sun50iw2p1」であるようです。


2016/11/15追記
linux-sunxiのIRCチャネルで、armbianの開発をやってる1人のtkaiserさんが、Debianイメージを公開しました。
が・・・うちの環境で試した限りではHDMI出力ができてない、というのと
一般公開してるような感じではないので、詳細の紹介はやめておきます。
なお、Linux kernelは 3.10.65となっていました。

追記2
Orange piの公式フォーラムに管理者のzhao_stevenさんが「Orange Pi PC2 Debian server prerelease」として投稿しているものが出所でした。

Orange Pi PCなどAllwinner H3向けのOpenELECについて(2016/11/08版)

Linuxをメディアプレイヤーとして使う方法として、「OpenELEC」というメディアプレイヤーに特化したディストリビューションがあります。
(2016年に分裂騒動があり「LibreELEC」が派生しています)

これをOrange Pi PCなどのAllwinner H3向けに移植したものについて、去年「Orange Pi PCをメディアプレイヤー(OpenELEC)にする」にて紹介しました。

公式スレッド「Openelec Build for OPI PC and 2 now with HW decoding
各機種用イメージ配布場所「Latest prebuilt images
初心者向けQ&A「[FAQ] Openelec OPi for beginners

あれから約1年。
久しぶりに使ってみました。
今回はOrange Pi Oneで実験です。

・初回起動は時間がかかる
 ロゴ画面がずっと変わらず表示されるが、正常動作中です。
 とりあえず5分待ちましょう

・ヒートシンクは必須。ファン付けるの推奨
 フォーラムに「heatsink strongly recomended」と書かれていますが
 ヒートシンクを付けていてもめちゃくちゃ発熱しています。
 ちゃんと冷やさないと熱で死にそうです。

・起動直後の設定は英語表示
 日本語表示にするためには「Linux(ラズパイ/OrangePiなど)のKodiで日本語を表示させる方法」で設定すること

・起動直後の設定だとHDMI経由で音が鳴らない
 初期設定では、音声出力がアナログオーディオとなっているためHDMI接続していても音声が出てこない。
 Kodiの「設定」-「システム」-「オーディオハードウェア」にて
 「オーディオ出力デバイス」を「HDMI」に変更することで、HDMI経由で音声出力される。

・動画再生の一部が変?
 DVDサイズの動画を出力したところ、本来の画質から落ちた状態のものを引き延ばした感じで表示される
 設定変更箇所があるのか分からなかった。

・HDMI経由のリモコン操作が怪しい
 2016/08/16以降のバージョンからHDMI CEC対応になっているのだが動きが怪しい
 今回、試した際は、初回ブートし、途中までは動いていたものの、突如動作しなくなり
 それ以後は電源入れ直しても動いていない状態となりました。
 自動アップデート関連でなにかあったのだろうか?
 FAQにも書いてありますが、動く環境と動かない環境があるようで、作者の方ではお手上げなようです。

 なお、HDMIのリモコンが動かない場合は、マウスで操作するしかありません。
 もしくは、赤外線リモコンを登録して使う、という方法もあります。

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