VMware vSphere ESXiで、普通のNICを使ってiSCSIストレージに接続する場合(Software iSCSI)、ESXi 5.0までであれば、VMwareの公式文書「Multipathing Configuration for Software iSCSI Using Port Binding」に記載がある。
この文書の記述が、ESXi5.5でも適用できるのか?ということを調べた。
vSphere 5.5のマニュアル:「ESXi and vCenter Server 5.5 Documentation > vSphere Storage > Configuring iSCSI Adapters and Storage」
VMwareのKnowledge Base:「Considerations for using software iSCSI port binding in ESX/ESXi」
結果、ESXi5.0とESXi5.5では、設定手法について差が無い、ということがわかった。
おまけ
iSCSI設定で大切なこと
・各NICに個別のIPアドレスを指定する
・iSCSI用としては、Bonding/Etherchannel/Trunking/Teamingは使用しない
・iSCSI用ネットワークが含まれる1つのvSwitchに対し複数のNICを登録し
NICチーミング設定をしている場合、
iSCSI用vmkはNICの枚数分作成し、それぞれにIPアドレスを割り当てる
また各vmkのNICチーミング設定で有効なアダプタを1つのみにすること
(iSCSI用だけNICチーミングをしない、という感じにする)