Kobo Touchのroot/telnet有効手順 改訂版

Kobo Touchのroot/telnet取得手順について、いろいろ試してみたら、ある条件下においては、初期化は必須ではないことが判明。

ベースとなる手順は、MobileRead Wikiの「Kobo Touch Hacking」ではあります。

重要なポイント
・「.Kobo」ディレクトリ内に「KoboRoot.tgz」があればアップデート開始する
・アップデートの際は、中のデータは残る(初期化されない)
・KoboRoot.tgzは、標準イメージからのアップデート差分のみで構成されている

つまりは、rcSさえ手に入ってしまえば、run.shを有効にするためのアップデート差分なぞ、とても小さくて済む、というわけでして・・・




そんなわけで・・・新手順

1. 書き換え済みのrcSのみが含まれたアップデータを入手
 http://blog.osakana.net/sw/kobo/KoboRoot-root.tgz
2. ダウンロードしたKoboRoot-root.tgzを「KoboRoot.tgz」という名前に変更
3. Kobo Touchをパソコンに接続し、「.Kobo」ディレクトリの中に「KoboRoot.tgz」をコピーする
4. Kobo Touchをパソコンから切り離すと、アップデート開始
5. 再起動が終わるのを待つ
6. Kobo Touchをパソコンに接続し、「run-example.sh」というファイルを「run.sh」に変更する
7. run.shを編集して、実行したいコマンドを書く
 改行コードの問題があり、エディッタによっては改行がうまく表示できない場合があります。
 その場合は、TeraPadやNotepad++などを使用します。
8. Kobo Touchをパソコンから切り離す
9. Kobo Touchの電源を切る
10. Kobo Touchの電源を入れると、run.shが実行される

添付のrun-example.shの内容

#!/bin/sh

echo "Running run.sh" >> /mnt/onboard/command-output.txt
date >> /mnt/onboard/command-output.txt

これを、telnetを有効にしたい場合は、以下の様に変更する。

#!/bin/sh
mkdir -p /dev/pts
mount -t devpts devpts /dev/pts
/bin/busybox telnetd -l /bin/sh &

“Kobo Touchのroot/telnet有効手順 改訂版” への1件の返信

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