パソコン変更時のThunderbirdの移行手法メモ

Thuderbirdでメールを受信している環境で、パソコンを新しくした。

その際に、メールアカウントが複数あるのでパスワードの再入力したくないなぁ、と思ってたのですが、ThunderbirdのGUI操作でやるとパスワード入力が発生したのでメモとして残しておく

移行元パソコンでの操作として、Thuderbirdの[ツール]-[設定とデータのエクスポート]を開く

そうすると下記のような画面が開く

「プロファイルフォルダーを開く」を選択するとエクスプローラーで Thuderbirdのメールデータが入っている場所が開く

上記では C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\Thunderbird\Profiles\s0k7246v.default というフォルダになっているが、最後の部分は環境によって異なる。(なお、どのユーザでも共通して使えるやりかたとしては、エクスプローラのアドレスのところに「%AppData%\Thunderbird\Profiles」と入力するというのがある。)

で、この表示されたプロファイルフォルダーのところだけを新しいパソコンにもっていって、[ツール]-[設定とデータのインポート]から読み込ませたところ、パスワードを聞いてきました。

で・・・エクスプローラで開いたパスを C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\Thunderbird (一般名「%AppData%\Thunderbird」)に変更すると、下記のようにいろいろ設定ファイルがあることがわかる。

profiles.ini とinstalls.ini の中身を確認するとどちらも相対的なパス指定となっているので、新旧パソコンでユーザ名が異なっていても問題なさそう。

[Install8216C80C92C4E828]
Default=Profiles/s0k7246v.default

[InstallD78BF5DD33499EC2]
Default=Profiles/s0k7246v.default

[Profile0]
Name=default
IsRelative=1
Path=Profiles/s0k7246v.default
Default=1

[General]
StartWithLastProfile=1
Version=2

ということで、「%AppData%\Thunderbird」を丸ごとコピーすれば、メールデータ、メールサーバ設定情報+パスワードもそのまま移行できることを確認しました。

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