EPUB3を作る際のメモ2

EPUB3書籍を作ってみた」で作ったEPUB3書籍をepubchekerとか、実際のいろんなリーダに通して見たりすると、いろいろめんどーな点が出てきたりなんだり。

とりあえず、spineに登録できるitemrefの数が50以上になるとepubcheker 4.0で警告されてしまう理由と、それを回避する手法があるのかどうかがわかりません。
IBM RedBookとかにいくと、大きそうなEPUBドキュメントがあるので、いろいろ見てみてるんですが、itemrefが30個を超えるようなものすら見当たらないんですよねぇ・・・
仕様で制限されてるんでしょうか??

Koboの電子書籍仕様

EPUB 3 Sample Documents
IDPFが提供しているEPUB3のサンプル文書集。
オンラインで読む」のと「ダウンロード」がある。

EPUB 3 Navigation
ナビゲーションドキュメントの作成について解説している。
互換性のためNCXファイルを作った方がいい。
(実験するとEPUB3対応のはずなのに目次をncxファイルから取ろうとするリーダーソフトもあった)

*章の扉ページがある場合の例*
NG例

<ol>
<li><a href="part1.xhtml">第1章</a></li>
<li> <a href="capter1-1.xhtml">第1節</a></li>
<li> <a href="capter1-2.xhtml">第2節</a></li>
<li><a href="part2.xhtml">第2章</a></li>
<li> <a href="capter2-1.xhtml">第1節</a></li>
<li> <a href="capter2-2.xhtml">第2節</a></li>
</ol>

OK例

<ol>
<li><a href="part1.xhtml">第1章</a>
 <ol>
 <li><a href="capter1-1.xhtml">第1節</a></li>
 <li><a href="capter1-2.xhtml">第2節</a></li>
 </ol></li>
<li><a href="part2.xhtml">第2章</a>
 <ol>
 <li><a href="capter2-1.xhtml">第1節</a></li>
 <li><a href="capter2-2.xhtml">第2節</a></li>
 </ol></li>
</ol>

ポイント:OLタグで章と節とでレベル分けをすること。

*章の扉ページがない場合*

NG例

<ol>
<li>第1章
 <ol>
 <li><a href="capter1-1.xhtml">第1節</a></li>
 <li><a href="capter1-2.xhtml">第2節</a></li>
 </ol></li>
<li>第2章
 <ol>
 <li><a href="capter2-1.xhtml">第1節</a></li>
 <li><a href="capter2-2.xhtml">第2節</a></li>
 </ol></li>
</ol>

OK例

<ol>
<li><span>第1章</span>
 <ol>
 <li><a href="capter1-1.xhtml">第1節</a></li>
 <li><a href="capter1-2.xhtml">第2節</a></li>
 </ol></li>
<li><span>第2章</span>
 <ol>
 <li><a href="capter2-1.xhtml">第1節</a></li>
 <li><a href="capter2-2.xhtml">第2節</a></li>
 </ol></li>
</ol>

ポイント:ページがない場合はSPANタグでくくること

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

モバイルバージョンを終了