中華SoCメーカ Leadcore techは死亡?

2017年2月「Xiaomiの自社SoC Surge S1登場。スナドラ625/MediaTek P20対抗」という発表があった。
ここでXiaomiのSoC Surge S1を設計するにあたり、中華SoCメーカ Leadcoretechの技術を使っている、という話があった。

そして、10月。
国慶節の後に確認してみると、 leadcoretech.com へのアクセスが出来ないようになった。
そして、2ヶ月以上が経過するも、現在もアクセスできない状態のままです。

どうやら、leadcoretechは死んでしまった可能性が高そうです。

そして、XiaomiのSoCを積んだ端末Xiaomi Mi 5cは、中国国内向けのLTEしか対応していない上に、値段が下がらないので、中国以外向けにはあまり出てこないまま。

Surge S1はCortex-A53コアで、2.2GHzコア*4個+1.4GHzコア*4個の計8コアでしたが、
Surge S2というCortex-A73 2.2GHzコア*4個+Cortex-A53 1.8GHzコア*4個の計8コアになり
Xiaomi Mi6cに搭載される、という噂がありました。

しかし、現状は何もないまま・・・

果たして、Xiaomiの自社SoC計画はどうなっているんでしょうか?
死んだのか?それとも、まだやってるのか??

MIUI9のMi MAXでも緊急地震速報が来た

MI MAXのMIUI9 OSでも、緊急地震速報が届く、ということが確認できたのでメモ

きたの整骨院・鍼灸院に行ってみた(だめだった)

twitterで話題になっていた「きたの整骨院・鍼灸院」に行ってみた。

交通の便について

・瑞江駅から徒歩10分程度

・「江戸川一丁目」というバス停が近くにある
  一之江駅、小岩駅、瑞江駅、南行徳駅からでている京成バスの江戸川スポーツランド行きで来れる

予約状況について

・基本は電話予約
 飛び込みでも対応はしてもらえるようだが、予約した人が来ない枠とかで合間とかで対応しているようなので
 どれくらい待つか、待ち時間が読めない模様。

効能について

・どうやら、鍼を打ってる感触で、なんとなく分かるようで
 効能がでてそうな人に対しては、先生の口数が多いように思える

・まぁ、結局は個人差が大きい
 私は効果を感じなかった。
 もう1回やれば改善するかもね、と言われたけど、あまり自信なさげだった

おまけ

施術を受けている間にいろいろ聞こえてきた話をまとめると・・・

・1回の施術で完了するように心がけてるのには理由がある
・継続してやると保険治療が絡んでくる
・保険治療に関する手続きが超面倒くさいのでできるだけ避けたい
→ 保険治療が出来ない単発治療を多くの患者に行う方針

↓のtwitterでは「若干改善したかな感ぐらい」と施術直後の感想を書いてますが、受けた、ということに対するプラセボ的なものだったようで、結局変わりませんでした。

SUNTRSIのUSB/microUSB両対応の変形するUSBメモリ

Aliexpressを見ていたらおもしろい構造のUSBメモリを発見したので買ってみた

まぁ、一見普通

でも、右側のは変わった機能を持っている。

USBコネクタの中にmicroUSBコネクタがあるの、見えますか?

こんな風にmicroUSBとして使えるのです。
横から見るとこんな感じです

まだ、Amazonでは扱っていませんが、Aliexpressの「Suntrsi Official Store」にて「32GB 7.9ドル、64GB 12.5ドル」で買いました。

耐久度とかは謎ですが、おもしろいものとして、1つどうでしょうかね?

MIPS64のloongson(龍芯)のOS入手先

2017年3月8日に「中国製CPU「龍芯3号 3A3000」を搭載したノートPC、間もなく登場か」という記事が出たときに調べたところ、いくつか面白い話を発見したので、メモして置いた

例えば、Oracle OpenJDKにいろいろコードを突っ込んだ話(「龙芯中科与Oracle正式签署OpenJDK Contributor协议」)とか
QEMU、nodejs,Fedoraへの貢献とか(「龙芯向QEMU、nodejs、Fedora等一批开源软件社区提交贡献」)

Linux OSもDebian,Fedora,Ubuntuがあるようで、当時はMIPSコアに関する権利を持っているImagination technologyにあった
https://mipsdistros.imgtec.com/ にて配布していた。
しかし、2017年11月頃に確認してみると、mipsdistrosが消滅・・・

Debianについては「https://wiki.debian.org/MIPSPort」の「Build daemons & porter boxes」に「Loongson 3A」のマシンが何台かいるのでバイナリの入手には問題なさそう
また、「DebianYeeloong」にてLoongson-2Fベースのノートパソコン向けの情報もある。
このノートパソコン、「江苏航天龙梦信息技术有限公司」というメーカが出しておりATXマザーボードとかいろんなLoongson(龙芯)採用製品を販売中。

Fedoraについては「https://fedoraproject.org/wiki/Architectures/MIPS/2015Bootstrap/mips64el」に資料が一部あるが、Fedora24までで、また、ダウンロード先が 消えた https://mipsdistros.imgtec.com/ となっているため役に立たず

じゃぁ、いまはどこに見に行けばいいのかを確認してみると
龙芯3A3000/3B3000」の製品ページに掲載されているPDFにバグ報告先としてhttp://bugs.loongnix.org/とあるところから「Loongnix 系统」を発見。
また、Loongson関連製品を販売している航天龙梦にも「航天龙梦wiki」があった。
また「OPENLOONGSON.ORG」というニュースサイトもあった。

さて・・・2018年1月15日の段階でのOSについてまとめる

・Fedora 21
CPU開発元の推奨はFedora21をベースに開発された「Loongnix」である模様。
搭載製品をリリースしている航天龙梦も「Fedora for Loongson」を見る限り、LoongnixをベースにMETEデスクトップ向けのカスタマイズしたものを使用しているようだ。

・Debian 9
Debian GNU/Linux インストールガイド for MIPS64el
「2.1.1. サポートするアーキテクチャ」に「Loongson 3」がサポート対象として明記されている。
mipselとmips64elの2つでサポートとのこと。

・Ubuntu 16.04
Loongnixのyumレポジトリは「http://ftp.loongnix.org/os/loongnix/1.0/os/」ということなので、試しにツリーをのぼってみるとhttp://ftp.loongnix.org/os/ubuntu/なんてディレクトリが・・・
2017/12/20生成のUbuntu 16.04のISOイメージなんてのを発見(http://ftp.loongnix.org/os/ubuntu/iso/)

・Ubuntuベース?
中标软件有限公司が開発している中标麒麟OSというのもある模様。「中标麒麟桌面操作系统V7.0(龙芯个人版)
アルファベット表記だと「Ubuntu Kylin」になるようだが、Ubuntuのどれベースになるのかが不明。
たぶん、16.04なんだと思いますが、下記の記事のようにWindows XPのような見た目にしているようです

関連記事:PC Watch「龍芯3号で動作するWindowsそっくりなLinux OS「中標麒麟V7.0」

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