MousePro MPro NB390H2-SSDの修理とWindowsインストール、そしてLTE内蔵改造

秋葉原のPCショップ EYESにてMousePro MPro NB390H2-SSDが5480円で売っていた。

電源コネクタ破損ということでたぶん動くだろうと購入。

中を開けてみると、まぁ見事な壊れよう(なお、開ける時は左側の電源コネクタがある方から開けるといい。右側だとオーディオ端子とVGA端子の出っ張りがあって邪魔をするから)

19V電源だけど、東芝/富士通系19Vとは大きさが微妙に違い刺さらないサイズなので、おそらく気がつかないアホが無理矢理押し込んで壊したんだと思われる。

元のコネクタはこんな感じだったらしいけど、どれだけの力をかければ壊せるのか・・・

電源コネクタ部分は別基板になっていたので取り外して観察してみる

基板に書かれていた「W330C」という文字列が機種名っぽかったので検索したところ、Clevo社のW330SU2というのがOEM元モデルのようである。

最初はコネクタを取り外して、東芝/富士通系と同じものに置き換えるつもりで部品も用意したんだけど、手持ちの半田ごてだとうまく取り外せなかったので、ケーブル伸ばして無理矢理配線でごまかした。

Windows 10はすんなり入ったものの「SMバスコントローラ」が未認識。

Clevo社のDownloadページから「Model:W330SU2」の「Driver:ALL」で表示させた中から「Chipset driver 10.0.17 for Win8.1 64bit」をダウンロードしてセットアップを実行してインストールする。

また、キーボード上の青いキー操作の内、音量操作などは動作しますが、液晶の輝度操作が動きません。こちらは「Hotkey driver 3.03.12 for Win8.1 64bit」をインストールすることで使えるようになるのでこちらもダウンロード/インストールします。

ちゃんと動くようになったので改造検討

WiFiの横にある「H=3 M」は、たぶんMキーという意味で、近くに「SSD」という記載も見えるのでNVMe SSDも行けるM.2 2280っぽい。(2021/03/10追記 NVMe SSDは認識しませんでした)

もう一つの「H=4 B」はBキーという表記で、「3G」という表記。そして、そこに置かれている未接続のケーブル2本

ケーブルの先を確認すると「LTE」と書かれたアンテナっぽい基板に接続されている。

というわけで、たまたまジャンク500円で購入していたLTEカード(EM7330)をさしてアンテナケーブルを接続

どこかにSIMスロットがあるはず、と探すとすぐ近くに発見。

こちらバッテリーを取り外した時に、バッテリーコネクタの隣になります。

電源を入れると普通にWindows10上で認識し、使える様になりました。


2022/08/15追記

メモリスロットが2つあるのでASUS U24Eに載せてる 「シー・エフ・デー販売 Elixir ノートパソコン用メモリ DDR3-SODIMM PC3-12800 CL11 8GB 2枚組 LowVoltage(1.35v) W3N1600Q-L8G」を載せてみたのですが、認識しませんでした。

ドンキから7インチミニノートNANOTE登場

ドン・キホーテから7インチサイズのミニノートNANOTEが19800円で登場とのこと

情熱価格PCシリーズに7インチUMPCが初登場 360°開くコンパクトサイズ『NANOTE(ナノート)』誕生!

CPUはIntel Z8350で、このGPD Pocket初代みたいなキー配列・・・見たことあるな・・・

2019年11月にIndiegogoでクラファンやってた「Peakago 7 inch laptop – Work & Fun on the Go」みたい・・・

で、このPeakagoは1月ぐらいからもう荒れててコメント欄に、Chitech Shenzhen Technology Co. Ltdの「7″ windows pocket PC Yoga like 360 Flip Full metal full lamination」そのまんまじゃねーか、という突込みが入ったりしていました。

まぁ、みてわかるようにほぼ同じなわけですね

で、このChitech Shenzhen Technology Co. Ltdのページいていると、1000台発注で$118からつくれるよー、とうたってるわけです。

今回のNANOTEは19800円(税抜)なわけで、日本語キーボードへのカスタムと技適、日本語マニュアル作成などを考えると、そんな値段になるかな?という感じです。

で、気になるのは、NANOTEが想像通りだとすると、中に4G LTEのボードを増設できる余地があるのか?ということ。

OEM元のページだとスロット状況がよくわからないのでPeakagoのページから拾ってくると、こんな感じ

で、NANOTEを見てみると・・・

SIMスロットは実装されてない雰囲気ですね…残念

hp 15 db-00000を買ってメモリとM2 SSDを増設してみた

家でメール、Webブラウザとデジカメデータの管理に使うノートパソコンを10万円以内で買い替えたい、という要望があった。

現行は 15.6インチの富士通LIFEBOOK AH40/M (FMVA40MWJ) をメモリ16GBに増量したものを使用中。Windows10アップデート後は、AMD E1-2100の性能の無さと、HDDの遅さが遺憾なく発揮され起動後にディスクアクセスが落ち着くまで長時間かかっている状態でした。
(ちなみにLIFEBOOKはSSDに交換したら少しマシになりました)

いろいろ選択肢を検討した結果、HP 15 db-00000のいろいろバリーションがある中からhp 15 db0178auを選択しました。

Ryzen 3 、4GBメモリ、1TB HDDで49500円というスペックのものですね。(なお、これより安くAMD A4搭載のモデルもありますが、そちらは論外です)


まぁ、当然そのままではキツイので、メモリ 8GBとIntelのM2 SSDのストレージIntel SSD 760p 256GBも買っています。

注文から3週間で届きました。

中身は以下の様な感じです。

「速攻!HPパソコンナビ」と、ACアダプタ用の電源ケーブルが2種類ある、というのが注目点ですね。

で、早速セットアップ開始です。

最近のWindows10なので、オフラインユーザ作成時にパスワードを設定してしまうと、パスワードのヒントを3つ設定しなければなりません。

しかし、パスワードを未設定に設定すると、ヒントを設定しなくてもいいので、とりあえず未設定で進めます。

う~ん・・・いらないものもインストールされていますね。

Windows OSは普通に全部再インストールしちゃうことにして、解体をします。

ネジは以下の赤丸のポイントにあります。

隠れてるネジについては、両面テープで貼り付けられているゴムをうまく剥がして外します。

また、筐体真ん中にあるネジはDVDドライブを止めているネジになります。このネジを外してから、ドライブを引っ張ると抜けます。

で・・・うまいことやって開けます。

キーボード側を開いて、無理矢理こじ開けていきます。

↑の赤枠ぐらいのところにある隙間に丈夫な薄いものをいれ、こじ開けていきます。

スマホ向けで売ってるこういうのを使ってもいいでしょうね。私は細い精密ドライバーで開けたのでちょっと傷が残ってしまいました。

で、徐々に開けていって、最後はがばっと開けます。

ちなみに、うちの場合、最初DVDドライブが引き抜ける状態にあるとは知らなかったので、DVDドライブが入ったまま開けたのでこんな感じで開けました。

基板を観察。

メモリ増設とM2.SSDを増設して記念撮影(なお、このあとHDDを抜きました)。M2.SSDスロットには止めるためのネジがありました。

裏蓋を戻してBIOSに入ります。

電源ボタンを押したあと「ESC」キーを何回か押していると起動選択メニューが出てきますので、そこで「F10」キーを押し、BIOSに入ります。

BIOSで設定できる項目はあまりありません。

で、あとは普通にWindows 10をインストールします。

初期インストール状態ではドライバがいくつかあたっていませんが、無線LANはちゃんと認識しているのでWindows Updateが実行できます。その結果、ドライバが全部適用されました。

hp提供の管理ソフトはHP Support AssistantをインストールすればとりあえずOKそうです。このソフトでBIOSやドライバのアップデートも出来ました。

ちょっとCPUファンがうるさい感じもありますが、とりあえずは使ってみますかね

GPD Pocketのクラウドファンディングが開始されたので投資してみた

GPD社による、クラウドファンディングPCの第2弾。GPD Pocketが、先ほどより開始されました。

GPD Winの時は、国内最速クラスでネタにしていたけど、タイミングが悪くてクラウドファンディングに参加出来なかったけど、今回は大丈夫だったぜ!

当時の発言、twitter社により検索除外されちゃってるから、ここで再掲載しておくか・・・

Allwinner A64搭載のノートパソコンPINEBOOKが$89で登場予定

Allwinner A64搭載のスモールボードコンピュータPINE A64をベースとして、ノートパソコン筐体に納めたPINEBOOKが登場するようです。

製品ページ「PINEBOOK

中身はPINE A64+ 2GBモデルに近いようですが、cnx-softwareの記事によれば、新しくノートパソコン向けに基板を作成しているらしい、とのこと。

2モデルが予定されており、11.6インチ液晶モデルが$89,14インチ液晶モデルが$99です。
液晶解像度はどちらも1280×720
11.6インチ液晶の場合でも筐体は同じようなので、黒枠部分が増えるということであれば、11インチを選ぶ必要性って全く無い気が・・・
いまは発売前の希望者先行登録期間となっており、メールアドレスを登録すると、発売の準備が完了でき次第連絡がくる、とのこと。
PINE A64のボード単品を購入した場合の送料が$11.99なので、$20ぐらいを見込んでおけば良さそうです。

Allinner A64搭載のノートパソコンとしては、先行して「AndroidベースのRemix OS3.0搭載ノートパソコンAZPEN HYBRX A1160が$69(送料別)~」というのがありました。
これと比較すると、液晶がランクダウン(1366×768→1280×720)するも、バッテリー容量はup(3.7V 6000mAh→10000mAh)
という感じです。

いまのところ、Allwinner A64向けOSを継続的に提供している実績があるので、ここが出すものというのは非常に魅力的です。
あと、PINE A64自体はWindows 10 IoTも対応していますしね。
(関連記事:Allwinner A64搭載ボードのBPI-M64とPINE64がWindows 10 IoTに対応開始)

夢がいろいろ広がる感じですね。

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