NetAppの仮想ストレージData ONTAP Edge


NetAppから「Data ONTAP Edge」というプロダクトが出てきた。

vSphere5環境で動作する仮想マシンとしてNetAppを動かして、NAS共有ストレージとして利用する、というもの。

ぶっちゃけ、これまでず~っとあった、検証用に提供されていたData ONTAP Simulatorを製品化しちゃったようなもの。
使い続けるためには有償となるようだが、コストに関しての記述が無かったので詳細不明。

利用可能ストレージサイズの最大が「5TB」なので、利用用途は大規模環境ではない感じ。

Data ONTAP Edgeを要求要件
・仮想マシンに2CPU以上割り当て(可能な限り占有させること)
・メモリは4GB以上(可能な限り占有させること)
・OS領域は57.5GB必要
・仮想ディスクを置く領域はキャッシュがバッテリーバックアップされたRAID上のVMFS3/VMFS5であること
・1本の仮想ディスクサイズは50GB~2TBまでを選択できる。
(何本まで増加できるか明記は無し)

特色
・Data ONTAP的にはクラスタモード(旧来の7-Modeではない)
・標準ライセンスに重複排除/SnapVault/SnapRestore/FlexCloneが含まれている
→ 小規模リモートオフィスにEdgeを置いて、中央のNetAppでバックアップ、的な感じ

いままでのSimulatorでもいい感じで使えてたので、Edgeになったからといって、特段かわりそうもないですが、とりあえず評価版の入手が可能です。

評価版はData ONTAP Edge Evaluationから入手できますが、NetApp Nowのアカウントが必要です。

また、NetAppのコミュニティーにData ONTAP Edgeに関する掲示板も出来ています。
Welcome to the Data ONTAP Edge CommunityにていろんなQ&Aを確認することができます。

MIPS系Jz4770搭載のポータブルゲーム機GCW-Zero


6月にすzのAspireOne研究のところでGCW Zeroというのが紹介されていた

そろそろ出てきたかなぁ?と確認してみたら、公式Webが整備されていた。
GCW Game Consoles Worldwide

スペック概要としては・・・

CPUにIngenic Jz4770 1GHzを採用し、3.5インチ 320×240液晶を搭載
RAMは256MB、mini HDMI 1.3出力あり
Wifi通信サポート
インタフェースの言語対応:English/Russian/Japanese/Spanish

Sneak Peek at GCW-Zeroに開発中の筐体写真が掲載されている。

ここの写真を見ると交換できない場所にmicroSDカードが見える。
つまりは内蔵ストレージ、とあるものは結局のところmicroSDなようで、Special Editionの16GBというのは、ここのmicroSDを交換したバージョンであるようだ。

類似のサイズでLinuxベースの他機種と比較した写真があった。

上から、「GCW」「Gemei A330」「(たぶん)Gemei A330時尚版」「Gamei A320」という感じです。

えーと・・・なんとなくGemeiとして、こういった商品が売れなくなってきたので、スピンアウトした、という感じがしなくもないのは気のせいでしょうか・・・

まぁ、GCWの現品が出てこないことにはなんとも言えませんけどね。

MIPS Android(JZ4760)用nicoWnnG version 2012.0905.1 独自ビルド版


(2013/06/21 追記 start)
最新版は「MIPS Android(JZ4760)用nicoWnnG version 2013.0425.1 独自ビルド版」にて配布中。

(追記 end)


MIPS Androidで動作するnicoWnnG
2012/09/05時点での最新版(Version 2012.0905.1)にアップデートしました。

ダウンロード: nicoWnnG-2012.0905.1-mips.apk

[注意事項]
この独自ビルド版nicoWnnGの配布にあたり、GORRYさんに許可を取っています。

この独自ビルド版nicoWnnGは、ソースの変更を行っていません。コンパイル時にMIPS用のバイナリを作成するようにしただけのものです。
このため、前のバージョンからの変更内容については、オリジナル版を参照願います。

オリジナルのnicoWnnGがすでにインストールされていると、こちらの独自ビルド版はインストールに失敗します。
逆に、こちらの独自ビルド版があると、オリジナルのインストールに失敗します。
これは、この独自ビルド版は、オリジナルのnicoWnnGと同じソース・パッケージ名で作成されていますが、署名が異なっていることによるものです。
といっても、現状のオリジナル版はMIPS用のライブラリが内蔵されていないので、そもそものインストールに失敗するので、支障は無いですが・・・

なお、今回、ビルド環境を作り直しました。
いままでMIPS配布のAndroid NDKを使用していましたが、Google配布のAndroid NDK r8bを使用しています。
その関係で、前回は「MIPS、MIPS-R2、MIPS-R2 SF用のバイナリ」を入れていましたが、今回は「MIPS用バイナリのみ」となっています。
また、従来どおり、オリジナル版に含まれるARM,x86用バイナリを削除しています。

ronzi(溶智) A3での動作確認をしました。

それ以外の機種での動作は未確認です。

旧バージョン:
2012.0325.1版
2012.0222.1版
2011.1207.1版
2011.1205.1版
2011.1115.1版
2011.0823.2版
2011.0503.1版

独自ビルド版のトピック
・Android NDK r8bでコンパイルしています。
・MIPS用のバイナリが含まれています。
・apk容量削減のため、MIPS用バイナリのみとしました。
・全体の再コンパイルは行わず、libディレクトリのみをapktoolを使って入れ替えるという邪法を使っています。
・署名が当サイトのものとなっています。

中華ハンディを保証認定を通す話(伝聞


中華ハンディを保証認定通す話がぼちぼちとあります。
ハムフェア2012でもいろいろあったようですね。

中華ハンディの使い道
ハムフェアで聞いた中華ハンディの興味深い使い道。
地域のクラブなどで、高校生以下の層を増やす為、従事者免許を取らせた後に、無期限貸与するんだってさ。
単価が安いので、壊れても痛くは無い、ということなので、なるほどねー、とか思いましたわ。

保証認定関連の話
・sawadaさん:TSSの最近の動向(海外製無線機や中華ハンディ)
 保証認定を通しやすい申請のやりかた。
 まぁ、手抜きはいけない。ちゃんと中身を理解していること。
 という感じ。

NKT-R3
スプリアスについては規定内とのこと。
日本のバンドプランに合わせた周波数設定が必要。
保証認定申請にあたっては、送信系統図を作り添付する必要がある。
(当blogでは掲載しません)

BAOFENG UV-3R / UV-3R mk2
日本のバンドプランに合わせた周波数設定とスプリアス対策改造が必須。
・sawadaさんの関連記事
 (1) UV-3RmkII、UV-X4 回路図あり
 (2) UV-3Rmk2/UV-X4 内部解析 使用しているチップに関して
 (3) UV-3RmkIIのスプリアス対策 測定データはあるが詳細はない
 (4) K2/100 50W改、UV-3Rmk2(UV-X4) 共にTSS通過(1/12投函→1/27通過) 実際に申請をした時のコメント
 (5) ラジオライフDX Vol-2 に詳細を掲載、とのこと
 たぶん、この本にはブロック図は掲載されている

BAOFENG UV-5R
・sawadaさん: BAOFENG UV-5R ブロック図あり

UV-X4
UV-3R Mark2と言われているものとほぼ同一。
日本のバンドプランに合わせた周波数設定とスプリアス対策改造が必須。

・JM1LJS/JD1BLK 3日坊主のブログ: UV-X4 TSSへの免許申請 資料 ここが日本での大元?申請書あり
 TSSにUV-X4の保証認定を申請しました 系統図のVISIOファイルがあります
 今発注予定のUV-X4(UV-3R MarkⅡ) メーカにロット生産を書けたようで
 販売ページおよび、ここに最新版のpdfあり
UV-X4保証認定通過しました おそらく↑で買って申請した人の談

マウスコンピューター/G-Tune

おまけリンク
Main Trading Company Download page
 中華ハンディ各社の関係するソフトウェアが・・・

TOOKY T1982のfirmwareを入手した


ロシアのMTK系の情報を扱ったフォーラムで、TOOKY T1982に関するスレッドがあります。
TOOKY T1982 “LADYPHONE” [IPS”3.5″RETINA]

ここで、baiduの掲示板に掲載されているというfirmware関連の情報が書かれていました。

京崎T1982精简包刷机图文。
・上記で紹介されているfirmwareのダウンロード先:1982超级超级完美root包.rar

「1982超级超级完美root包.rar」の中身は
・readme.txt
・root说明书.pdf(説明書)
・「无法显示送给你的驱动」ディレクトリにはMTKチップ系書き換え用デバイスドライバ
・「刷机程序」ディレクトリにはMTKチップ系書き換え用ソフトウェアSP Flash Tool
・「T1982_V2.0.4_A3_S3_SVN1042_201207252315」ディレクトリにはT1982 firmware

そして、このfirmwareの特徴
・バージョンは同じだった
・Superuser導入済み(root)
・Goole appsが入ってない!
・adb接続ができない点は変わり無し

えぇ・・・入ってないんですよ。
あとでfirmwareを改変しないと・・・

なお、うちの環境では「刷机程序」のSP Flashはエラーがでて起動しなかったのですが、別途「SP Flash Tool v3.1216.05」を入手して適用しました。

適用時の注意点
・firmwareを置くパスは短めが良い。デスクトップにおいたらエラーになった
・電源off状態でUSBをつなぐと1秒程度MTKチップ系書き換え用モードになり、そのあと普通に起動してくる。
 このため、最初の1回目は書き換え用デバイスドライバをインストールするだけになる。
 次に、SP FLash Toolを起動し、「Scatter-loading File」に「MT6575_Android_scatter_emmc.txt」を指定し、
 「Download」ボタンをクリックしてから、電源offしたT1982をつなぐと書き換えが開始される。

で・・・とりあえず、書き換えできることがわかったので、たまたま手元にあったMTK MT6575チップ系のGodPhoneのfirmwareを書き込んでみてOSが起動してくるのも確認してみたw
タッチパネル周りが違うようなので操作はできなかったけれどね。
まぁ、ベースは入手できたことなので、カスタマイズ自在、といったところですね

(2012/09/03 add)
とりあえずsystem.imgをばらして再構成しGoogle Playと日本語フォント入りは作れた。