FleaLine Lightを使ってみる その1


2012/04/03 追記
Galaxy Nexus+iijmio 128kbps環境を用意したので、pbxes経由のVoIPを試みたところ、VoIP側からの発信はできるものの着信がうまくいかない。
一度解除してやり直すか、とやってみたところ、pbxes.orgの方でシステム変更があったようで、coviaのvoipサーバに対しての接続設定が行えないようになっていた。
曰く「セキュリティ上の要件により、有料アカウントでないとそのサーバへの接続設定はできない」と
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2/1午前中に申し込んだCoviaのFlea Line Light
2/1 18時前になって発送した、という連絡があったのですが、A4の紙3枚が入った封書がクロネコメール便で届いたのは2/3。
まぁ、メール便だから、仕方がないとはいえ、同じ東京都内なのに・・・と思わなくもない

で、やってみたこと
その1: Xperia X10 mini pro+ Docomo 128kbps+siproidで直接Flea Line Lightに接続
 → 接続には成功。双方向で電話かけあいOK。音質等については、まだ未評価

その2: PBXesにcoviaを登録して、簡易PBX構築。
    そこにパソコンに入れたZOIPER Communicatorから接続
 →接続に成功。パソコン→Coviaはできたけど、Covia→パソコンがうまく行かない。
  まぁ、firewall関連の設定の問題でしょうけど。これから調査。

その3:PBXesにcoviaを登録して、簡易PBX構築。
    そこに Xperia X10 mini pro+ Docomo 128kbps+siproidで接続する
 → 接続には成功。双方向で電話かけあいOK。音質等については、まだ未評価

その2,その3でpbxesに対して登録する際にちょっと苦労した。
PBXes.orgで設定する際のポイントについて書いてみる

・Trunksで新しいTrunkとしてエントリを作る
 その際、以下の項目を埋めた
   Accountのusername: coviaからのSIP ID
   Accountのpassword: coviaからのSIPパスワード
   AccountのSIP server or proxy: 「レジストラサーバ:ポート番号」
   Accountのdomain:「レジストラサーバ:ポート番号」
 「SIP server or proxy」と「domain」は同じ値だけど、両方とも入力するのがポイント。
 ポート番号、「5070」をつけるのを忘れないように

で、このFlea Line Lite。
管理画面が貧弱すぎて怖い。

通話履歴が電話番号ベースで残るけど、VoIPで接続してきたIPアドレスがなんであったかが表示されない。
なので、もし不正アクセスがあったときに、どれが問題あるのか、わかりにくそう。

そして、管理画面から、VoIP機能の一時停止とか、パスワード変更、とかの機能的な設定変更が一切行えない。
このため、やっぱり不正アクセスがあった時に、パスワード変更とかの手段がとれない。
ユーザサポートに電話で連絡がとれるまで、アクセスされ続けるっぽい・・・
これは、なんとかならんもんだろうかねぇ・・・

とりあえず、さしあたっては、こんなところで
そのうち、暇があったら、その2とかの記事を書くかもしれません。

FleaLine Light

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Eee Note EA800 日本語化計画 ver 20110203


注:ver 20110318作りました


というわけで、とりあえず、ASUS Eee Note EA800のインタフェースを日本語にする仕組みを公開してみます。

まだ文字配置とかちゃんと精査していないですが、75%ぐらいは日本語にしたと思います。

1. ea800-ja-20110203.zip ea800-ja-20110318.zipをダウンロード
2. microSD内に上記ファイルを解凍する
3. そのmicroSDをEA800に入れる
4. EA800の電源を切る
5. EA800を起動する
6. 起動したら、もう1度電源を切る
7. microSDを抜く
8. また電源を入れる
9. 日本語になってる・・・はず

日本語をやめる時は、dvt_checkを下記内容に書き換えればokのはず

#!/bin/sh
cp /mnt/extsdcard/trans/sys.config.org /eTablet/etc/setting/sys.config 

あ、電子書籍リーダで、「本を買う」リンクに青空文庫を入れてますが、ちゃんと動作するってわけでなく、なんとなくしゃれで入れてるだけなので注意してください。

Eee Note EA800 日本語化計画 調査中 その2


その1で想定していた通り、Qtの翻訳機能を活用して、日本語用のファイルを作成することはできました。
そして、sys.config書き換えと、言語ファイルの配置により、↓のような画面を作成することができました。

さしあたってツールも使わずにemacsを使った手編集で、まずは最初のメニュー画面(launcher)と電子書籍リーダ(bookreader)についての編集を行いました。
なにぶん手編集で、勢いに任せて翻訳したため、翻訳の細かな差異が発生してしまっていたり、翻訳後の文字数が多くなりすぎてちゃんと表示されなくなってたりしています。
そこらへんを整理しなおしてから、リリースしたいと考えています。

Eee Note EA800 日本語化計画 調査中 その1


ASUS Eee Note EA800のインタフェースを日本語にしようと、調査中。
その途中経過の報告です。

内蔵microSDHCカードのパーテーション5番の/local/eTabletディレクトリ以下にメインメニューに表示されるアプリ群が入っている。

binディレクトリ内に各アプリケーションが入っており、stringsをかけてみると、英語のメッセージが出てくる。
translatorディレクトリの中にアプリ名のディレクトリがあり、その中に「アプリ名_tc.qm」といったファイルがある。
「tc」というのは、システム内部の「/eTablet/etc/setting/sys.config」で指定されている「default=tc」の値にひも付いていると想定される。

公開されているソースコードにQtがある、拡張子が「.qm」ということから考えると、アプリはQtで作成されており、アプリが表示するメッセージについては、Qtの国際化の仕組みを利用しているものと想定される。

さて、Qtの国際化を調べてみる。

Qtの場合、拡張子「.ts」のxmlファイルを記述し、.qmを作成しているらしい。
今回、.tsの元ファイルは無いので、qmからtsが生成できるのか?、という点が重要である。

「qt qm ts」でググるとML:q-interestのConverting *.qm to *.tsという質問記事がでてきて、「できないよー」と言われてるからあきらめかけてたんだけど、よく見てみれば、2001年の記事。

さらに調べてみると、技評の2009年記事が出てきた。

進化するQt-Qt最新事情2009 第5回 Qt Linguistの進化
「バイナリの.qmファイルがテキストフォーマットの.tsなどに変換できるようになったのは,内容を確かめるのにとても便利です。」
まじで!?

なので、現在、qtをコンパイルして、必要な環境の構築中。
バイナリ配布のやつはCentOS 5.5だと「/usr/lib64/libstdc++.so.6: version `GLIBCXX_3.4.9′ not found 」と言われて実行できないんですよ・・・
LD_LIBRARY_PATHとかLD_PRELOADとかを駆使してごまかせばいいんですけど、それをやるよりは、まずは正攻法かな、ということころで・・・

その2へ続く