Category Archives: Backup

OpenDedupは結構頑張ってる?


NetBackupのハードウェア互換性ガイドを見ていたら「Datish Systems (OpenDedup)」を発見。

2013年に記事を書いた(Opendedupという重複排除機能搭載のLinux/Windows向けファイルシステム)けど、いまはどうなってるんだろ?と確認してみた

Detish Systems」は、OpenDedup」を開発してる主体の会社である模様。

ただ、どういう会社なのか詳細がよく分からない・・・
なにせAboutを開くと「This is an example of a WordPress page, you could edit this to put information about yourself or your site so readers know where you are coming from. You can create as many pages like this one or sub-pages as you like and manage all of your content inside of WordPress.」とWordpressの初期設定っぽいのが出てくるし・・・

OpenDedup側で調べていく
githubのhttps://github.com/opendedup/sdfsでソースは公開中。

NetBackup Ready」とのことで、OpenDedupのストレージをNetBackupのバックアップ保存先にでき、なおかつ、NetBackupのOSTデバイスとして高速にバックアップ可能な仕組みが用意されているとのこと。

実際のデータ保存先はAmazon S3やAzureなどのクラウドストレージ。

OpenDedupがセットアップ済みの「OpenDedup Virtual NAS Appliance」を使うと、ファイルサーバだけでなく、レプリケーションまで対応出来る模様。

で・・・そこらを含めて、Free。

この会社、どこでカネとるんだろ?
サポートでとるのかと思えば、特に記載はないし・・・謎です

LTOテープをファイルシステムとして使うLTFSについて 2015/11/18版


LTOテープ1本を持ち運びができるファイルシステムメディアとして使用できるようにするLTFSについて、LTO7メディアが市販され始めたということもあり、最近の状況について確認した。

LTO7関連で規格修正があるかな?と確認してみたが、2015/11/18現在で公開されている規格およびソフトウェアで、LTO7について言及しているものが見当たらなかったので、基本各リンク情報の更新となる。

(過去の関連記事:「LTOテープをファイルシステムとして使うLTFS(2012/11/28)」「テープ装置メーカ純正のLTFS一覧(2013/12/20更新)」「IBM版LTFSをRHEL5で使ってみた(2013/05/20)」「LTOテープをファイルシステムとして使うLTFSについて 2014/06/09版」)

LTFSとは?

LTO-5/LTO-6からは、メディアを2つの領域に分割して利用することが可能になった。
その機能を活かし、1本のテープメディアの中に、メディア内データの管理情報と、実データを分割して保存することを可能とした。
これにより、これまで実現出来なかった、1本のテープメディアだけで可搬性のあるファイルシステム構築、というものが可能となり、その実装として、LTFS(Linear Tape File System)というのがある。

使用用途としては、バックアップ用ではなく、長期保存のためのアーカイブ用や、大容量データの持ち運び用として使用されている。

LTFSを実現するためのソフトウェアについては、基本的には、IBMが大本のベースを作り、それを各LTOドライブメーカが、自社ドライブ向けにカスタマイズして提供しているような形となっている。

LTFSのバージョン(フォーマット)

LTFSには、バージョンがいくつかあり、現状気にしなければならないのは、以下の4つ
・LTFS 1.0
・LTFS 2.0 : ファイルインデックス関連で機能をいろいろ追加
・LTFS 2.1 : 2012/05/18リリース。LTFS2.0+シンボリックリンク(現在draft版)
・LTFS 2.2 : 2013/12/21リリース。管理情報の改良

「LTFSのバージョン」と「LTFSソフトウェアのバージョン」は別物なので注意が必要。
たとえば、OracleのLTFSソフトウェアは「ver1.2.7」だが、「LTFS 2.2」に対応している。

とはいえ、2015/11/18現在では、どのLTFSソフトウェアもLTFS 2.2に対応しているので、新規導入分に関しては特に気にする必要はない。

LTFS2.2の規格書はSNIAの「Linear Tape File System (LTFS)」の「Linear Tape File System (LTFS) Format Specification」にてpdfで公開されている。

その他、いろんな情報は、LTOの規格団体の「LTFS Overview」にある。

LTFSソフトウェアの種類

LTFSの公式認証を取得しているLTFSソフトウェアについては、「LTFS Compliance Verification」にて紹介されている。

2015/11/18時点では以下の6個が登録されている。

 Company

 Product

 Version

 LTFS Version*

 LTO Generation

 Date tested

 Quantum

 Quantum Scalar LTFS Appliance

 2.0.2

 2.0.1

 LTO5 & 6

 9/11/13

 HP

 HP StoreOpen Standalone

 2.1.0

 2.1.0

 LTO5 & 6

 9/11/13

 IBM

 IBM Single Drive Version

 1.3.0

 2.1.0

 LTO5 & 6

 9/11/13

 IBM

 IBM LTFS Library Edition

 V1R3

 2.1.0

 LTO5 & 6

 10/2/13

 Quantum

 Quantum LTFS

 2.1.0

 2.1.0

 LTO5 & 6

 11/29/13

 HP

 HP StoreOpen Automation

 1.2.0

 2.0.1

 LTO5 & 6

 11/29/13

 Spectra Logic

 Spectra Logic Black Pearl

 1.1

 2.2

 LTO5 & 6

 9/11/15

Spectra LogicのLTFSが追加された以外、2014年時点のものから更新がないが、実際には各LTFSソフトウェアともにバージョンアップを行っている。
なお、LTFSソフトウェアのバージョンと、対応しているLTFSフォーマットのバージョンに直接の関連性は無いので注意が必要。

各ドライブメーカが出しているLTFSソフトウェアについて

まずは、上記のリストに載っているメーカのものから。

・IBM
公式: IBM Spectrum Archive(IBM Linear Tape File System)

IBMのLTFSは「IBM Spectrum Archive」という商品名となった模様。
テープベンダのSpectra Logicとは関係がないようだ。

ソフトウェアの入手は、「Fix Central」にて「製品グループ:System Storage」-「Tape Systems」-「Tape drives and software」の下にある「IBM Spectrum Archive Single Drive Edition(SDE) (旧名:LTFS Single Drive Edition)」や「IBM Spectrum Archive Library Edition(LE)(旧名:LTFS Library Edition)」「IBM Spectrum Archive Enterprise Edition(EE)」を選択して行う。
なお、LEとEEの方はアップデータのみの配布で、元になるソフトウェアについては、IBMから別途入手する必要がある。
基本的には、Single Drive Edition(SDE)が、他の全てのLTFSソフトウェアの原型になっているもの・・・という感じである。

2015/11/18時点での最新は、
IBM Spectrum Archive Enterprise Edition: ver1.1.2.0(2015/07/27)
IBM Spectrum Archive Library Edition : ver2.1.5.0(2015/10/02)
IBM Spectrum Archive Single Drive Edition: ver2.2.1.0(2015/10/02)

・HP
公式: HP StoreOpen
日本語情報: HP LTFS (Linear Tape File System)

単体ドライブ向けのみだが「日本語の導入マニュアル」が用意されている。

分社化の影響で、LTFS関連はHP Enterpriseに移籍したが、関連リンクが更新されていないので、いろんなところでリンク切れが発生している。
ソフトウェア関連は「HP StoreOpen and Linear Tape File System (LTFS) Software」からたどる事になる。

ソフトウェアの入手は、単体ドライブ向けの「HP StoreOpen Standalone」も、チェンジャー向け「HP StoreOpen Automation」も上記のページの「Get drivers, software & firmware.」から行う。

2015/11/18時点での最新は、
HP StoreOpen Standalone : ver2.3.0(2015/04/30)
HP StoreOpen Automation : ver2.0.0(2014/11/06)

・Quantum
公式: Linear Tape File System

ソフトウェア入手は上記の公式ページの「Software」タブから行う。
ソースコードについては、LTFS Open Source Filesから。

2014/06/09時点での最新は、
Linux/Mac : ver2.1.2(2014/10)
Windows: ver2.2.1(2014/11)

Linux版のReleasenoteには、Quantum LTOドライブのほか、IBM LTOドライブにも対応という記述がある。

・Quantum Scalar LTFS Appliance
公式:Scalar LTFSアプライアンス

こいつだけ、他のとは違って、ハードウェアがセットになったアプライアンス。
これの下にFC経由などでテープチェンジャーを繋いで使うもの。

・Spectra Logic
公式:Linear Tape File System (LTFS)

LTFSを紹介するページはあるものの、LTFSを利用するソフトウェアに関するページが見当たらない。
また、バージョンもわからず。

リストに載っていない、LTFS

・TANDBERG DATA
公式: LTFS for Big Data Storage

ソフトウェアの入手は「LTFS Documents and Downloadsから行う。

2015/11/18時点での最新は
バイナリ: ver2.3.0

ページは英語表記だが、ドキュメントアイコンが日の丸になってるとおり、ダウンロードできるドキュメントは日本語化されている。
一部TANBERGカスタマイズが入っているようだが、基本的にはHP StoreOpen相当品。

・Oracle
公式: Oracle’s StorageTek Linear Tape File System, Open Edition

ソフトウェアの入手は「https://oss.oracle.com/projects/ltfs/files/」から行う。

2015/11/18時点での最新は
ltfs-1.2.7(2015/10/07)

IBM LTFS 2.2.0.2とHP LTFS 2.2.1を組み合わせ、Oracle/StorageTek用の設定を入れたもの。
Oracle LTOドライブ,IBM LTOドライブ,HP LTOドライブに対応している。

NetBackupの日本語ドキュメント入手場所 2016/07/28版


しばらく使ってなかったら、NetBackupの日本語ドキュメントの入手方法について、すっかり忘却の彼方になってしまっていたので、備忘録としてメモ書き。
(2016/01/06 Veritasへの移管(帰還?)に伴うURLの変更を反映)
(2016/07/08,28 NetBackup 7.7.3対応)

まず、簡単に手に入る日本語ドキュメント

・「日立 マニュアル:ミドルウェア:JP1 Version10」にNetBackup 7.6日本語ドキュメント
JP1の一部としてNetBackupが提供されており、ソレ用のドキュメントとして公開されている。
中身は、そのまま。

NetBackup 7.1 Localized Product Documentation(旧:NetBackup 7.1 Localized Product Documentation)
NetBackup 6.0 Localized Product Documentation(旧:NetBackup 6.0 Localized Product Documentation)

入手がめんどくさいもの
NetBackup 7.7.x Documentation
NetBackup 7.6.x Documentation
NetBackup 7.5 Documentation

ほんとだったら、上記のURLは日本語向けなので、そこにある各ドキュメントのリンクをクリックした際も日本語(ja_JP)向けで表示されることが期待されるのに、なぜか飛ばされる先が英語(en_US)になってしまう、という問題が発生しています。

その場合は、手でURLの「en_US」を「ja_JP」に変更することで日本語ドキュメントが表示されます。
下記に日本語ドキュメントの一括zipについてのダウンロードリンクもおいておきます.
各ページともに右側にある「Download Attachments」もしくは「添付ファイルのダウンロード」をクリックすると、pdfもしくはzipファイルへのリンクが表示されるようになっています。
7.7.3 Japanese一括zip
7.7.2 Japanese一括zip
7.7.1 Japanese一括zip
7.6.1 Japanese一括zip

で・・・NetBackup 7.5だけは、日本語ドキュメントの一括が入手できないままのようだ。
7.5 English 一括zip
なので、NetBackup 7.5 Documentationにあるリンクから各マニュアルを1つずつダウンロードしていく必要がある。


下記はsymantecにあった際のもの
上記2つは、同じURLで英語ドキュメントと日本語ドキュメントをダウンロードできるようになっているのだが、特に明記されていないので、分かりづらい。

各ページで「Language:Japanese」を選択すると、機械翻訳のページになるだけの様に見えてしまうが、実は各ドキュメントやzipのリンクをたどると、日本語ドキュメントに飛ばされるようになっている。

うまく動作しない場合は、URLを手で修正すると入手できたりする。
例えば、NetBackup 7.5 管理者ガイド Vol. 1 – Windowsを入手したい場合は「http://www.symantec.com/business/support/index?page=content&id=DOC5159&locale=ja_JP#」という形で、locale=ja_JPをつければ日本語になる。

NetBackup7.5日本語ドキュメントの一括ダウンロードは無いようだが、NetBackup 7.6については、「このリンク」で入手が可能となる。
(逆に7.6英語版を入手したい場合: http://www.symantec.com/business/support/index?page=content&id=doc6446&locale=en_US# )