mouseのLUV MACHINES mini LM-mini74B-W8を手に入れた


秋葉原のコンフルに行ったら、こんな感じで仕分け中のPCがあった。

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聞いて見ると、HDD500GBモデルは1700円、SSD32GBはもうちょっと高い値段(忘れた)というではないですか。

2.5インチHDD500GBってジャンク1000円以上なのに、そこにDDR3 SO-DIMM4GBにパソコン本体がついて1700円とはお買い得すぎじゃね?ということで1台購入。

買ったのはLUV MACHINES mini LM-mini74B-W8というモデル。

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電源はなかったが、東芝/富士通のノートパソコンでよく使われる19Vのものが使えた。うちではType-Cから20Vを取り出す変換アダプタで代用している。

何かの裏側に貼り付けて使っていたようで、マジックテープが貼られていた。(全部はられていたけど、貼り方に差異があった)

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ちなみに、このマジックテープがあるせいで、絨毯の上に置くと面倒なことになるので注意が必要です。

シールが貼ってありますし、Windows8がプレインストールだったんだろう、ということで、Windows10のインストールを実施してみたところ、Windows10 Homeエディションが自動的に選択されてインストールされました。

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使用したWindows10インストールディスクのベースが1803だったせいか、いくつかのデバイスが△マークつきでした。

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まぁ、△マークのデバイスについて手動でドライバの更新かけるとちゃんと認識されましたけどね。

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BluetoothとWiFi(RTL8723BE)もちゃんと動作しました。

試しにドラクエXベンチマークを動かしてみたところ、スコアはやや重いの2876でした。

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WiFiは2.4GHzまでしか対応していないようなので交換できるのか中を開けてみます。

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シリアルシールが貼られている4箇所のネジをはずして

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VGAコネクタの両脇のネジと、LANコネクタの横のネジをはずし

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徐々に上に押し上げていくと

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蓋が外れます。

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メモリとディスクは取り外ししやすい場所にありますが、WiFi/Bluetoothについては裏面にあるようで見えません。

マザーボード上に「BDW-P1」という文字が見えるので検索してみるとGeekbenchのサイトに「MouseComputer/81Pro BDW-P1」というCore i3-5010U(2.10GHz)モデルのベンチマーク結果が出てきます。

今回手に入れたLM-mini74B-W8のCPUは「インテル® Celeron® プロセッサー 3205U 2M キャッシュ、1.50 GHz」、Geekbench上のモデルのCPUは「インテル® Core™ i3-5010U プロセッサー 3M キャッシュ、2.10 GHz」で、どちらもBroadwell世代なので、CPU以外は同じということでしょうね。(Intel公式のCPU機能比較表)

クロック1.5GHz→2.4GHz、CPUキャッシュ2MB→3MB、ハイパースレッドなし→あり、GPU機能のクロック100~800MHz→300~900MHz、拡張命令セットSSE4.1/4.2→SSE4.1/4.2,AVX2、AESなし→あり、VTx/VTdはどちらもあり

まぁ、速度を追わなければ問題なさそうですね

楽天モバイルの無料サポータープログラムをWindowsタブレットDELL Venue 10 Pro 5055で使って見た


楽天モバイルの無料サポータープログラムのSIMをmicroSIMスロットがついているDELL Venue 10 Pro 5055にさしてみた。

SIMをさしてみると「Rakuten」と認識はしているものの通信が出来る状態にならない。

自宅だとバンド3の入りが悪いので安定してバンド3で受信できる環境で試してみると、アンテナピクトが増減しているので受信できているものの通信はできない。

DELL Venue 10 Proで使用されている通信カードは Dell wireless 5810e で、現状のfirmwareは FIH7160_V1.2_WW_01.1528.31 だった。

新しいバージョンってあるのか?と探してみたところ「Dell Wireless 5810e LTE Mobile Broadband Driver」に「汎用ファームウェアv1616.01」という記載が・・・

そういえば、Windows10をインストールした際にWindows標準ドライバで認識したのでこれをインストールしてなかったな、ということでインストール。

インストール後に再起動し、初回ログインをすると、firmwareアップデートが実行されました。

その結果、firmwareは「FIH7160_V1.2_WW_01.1616.01」になり、アンテナ認識は「Rakuten(LTE)」表記に変化。

APN設定は、以下でOKでした。

APN名:rakuten.jp
ユーザ名/パスワード:空欄
サインイン情報:なし
IPの種類:既定

なお、動作状況からみると Dell wireless 5810e はバンド18には非対応である模様

FIH7160で検索すると「インテル® XMM™ 7160 スリムモデム」が出てくる。どうやらこれを利用しているようだが、対応バンドとしては「15-band LTE, 8-band HSPA, 4-band EDGE, MSC33」としか記載されていないので実際にどこで使えるのかが分からない。

FortiClientのSSL-VPNが80%ぐらいで-12のエラーとなり接続出来ない


FortiClientのSSL-VPNを設定し、接続しようとしたら80%ぐらいのところで「 Unable to logon to the server. Your user name or password may not be configured properly for this connection. (-12) 」というエラーとなり接続できない。

ぐぐってでてきたFortinetフォーラムの「Error Forticlient stop 80%」は2017/02/10の書き込みながら、2019/01/23のコメントとしてWindows10の場合の事例について記載があった。

で、この記載を実施したところなおった。

「Internet Explorer」を開き、「インターネットオプション」の「詳細設定」を開く

上記の「Internet Explorerの設定をリセット」にある「リセット」を実行する。

実行後は一度再起動する。

再起動後、 「Internet Explorer」を開き、「インターネットオプション」の 「セキュリティ」を開く。

上記の「信頼済みサイト」を選択し、「サイト」をクリックする。

開いたウィンドウではSSL接続先のホスト名もしくはIPアドレスを登録する。(不要かも?)

ここで一度、FortiClientを起動してSSL-VPNが接続できるかを確認する。

まだ接続できないようであれば、「コントロールパネル」を開く

「プログラムのアンインストール」を選択

「FortiClient」を選択し「修復」を行う。

修復完了後は、再起動を行う。

おそらく、これでSSL-VPNが接続できるようになると思われる。


後日、「Unable to establish the VPN connection. The VPN server may be unreachable. (-14)」というエラーがでる・・・なんで?

(これは接続先が停止していたためと判明)


2021/01/06追記

新端末で「ステータス: 98%」で時間がかかって、エラーも何も出力されないまま、パスワード入力要求まで戻る、という現象が発生

調べると「IPv6を無効にする」なんて対処がでてきたりするが、デバイスマネージャでネットワークアダプターの項目にある「WAN Miniport (IP)」を削除し、Windows再起動してWAN Miniport(IP)を再作成すればいけるらしい

楽天モバイルの場合はIPv6周りの動作の問題で、対処方法については「楽天モバイル回線でForticlientによるSSL-VPNを行うと98%で止まるがエラーもない件の対処」に記載した。

Oracle Cloud上にWindows Server 2016インスタンスを作ったら記号が入らずパスワード入力ができなかった件


Oracle Cloudの登録特典でもらえる30日有効の33000円分のクレジットがまだまだ余ってるので、Windows Server 2016インスタンスを作ってみた。

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初期パスワードはシステム側で自動生成される・・・と

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ありますね。

初回ログインはコンソール画面から行う必要があるので、上記の画面をスクロールして「リソース」の「コンソール接続」から「コンソール接続の作成」を選択

sshの公開鍵を指定して・・・

コンソール接続が「アクティブ」となったら、右側のメニューから「VNCを使用して接続」を選択

「プラットフォーム:WINDOWS」を選択して、文字列を「コピー」

Windows上でPowerShellを開いて、コピーしたものを貼り付けて実行

で・・・VNC Viewerを起動して「localhost:5900」に接続を実行すると下記の様にログイン画面が出てくる。

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で・・・ココで問題が発生。

パスワードを入力しようとしても 「:→;」「@→2」「^→6」「`→~」「=→+」 という感じで期待通りの入力が行えない。

Windows 10の日本語キーボード環境で「;キー」と「:キー」のどちらを押しても「;」が入力される事態。UltraVNCにあるSend Custom Keyを使用して「85」「86」を送っても、同じく「;」が入力されてしまう。

UltraVNCには「Japanese keyboard」という設定項目があるのでそれを設定しても状況は変わらず。

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UltraVNC
RealVNC
TigerVNC
この3つを試したところ、TigerVNCでは、Windows上のキーボード認識がUSキーボードになってるけど、実際につながっているのは日本語キーボード、という場合に相当する動きをしてくれた。

この動きであれば、日本語キーボードを英語配列だと思い込んで操作することによってなんとか記号を入力することができる(一部入力できないものもあるが、UltraVNC/RealVNCよりはずっとマシ)

TigerVNC Viewerでログインに成功し、デバイスマネージャー(Device Manager)から「Standard PS/2 Keyboard」を「Japanese PS/2 Keyboard (106/109 key)」に変更することで、日本語キーボードであっても期待通りに入力出来る環境を用意することができた。

(下記の画像はWindows Server 2012R2のだけど、Windows Server 2016もほぼ同じ)

「Standard PS/2 Keyboard」の「Properies」を開き、「Driver」タブを選択する。

「Update Driver」を選択し、下記では「Browse my computer from driver software」を選択

下記は「Let me pick from a list of device drivers on my computer」を選択

「Show compatible hardware」に入っているチェックを外す

チェックを外すと下記の様に選択肢がたくさん現れる。

下記の様に「(standard keyboards)」内の「Japanese PS/2 Keyboard (106/109 Key)」を選択し、「Next」

警告は「Yes」

変更完了

再起動して、変更を反映させます。

また、コントロールパネルの「Language」にて

「Add an input method」を選択し、リストから「QWERY Japanese」を選択し、「Add」

「Save」します。

Save実行とともに時計の横に「ENG US」が表示されますので、それをクリックすると「ENG JA」が選択できます。

これにより日本語キーボードをつかって正常に入力することが可能となります。

なお、この設定を行ってもUltraVNC,UltraVNC(Japanese Keyboard設定あり),RealVNCでは相変わらずな動作をして記号や日本語変換が行えませんでした。

Hyper-V第2世代仮想マシンにWindows Server 2012R2をインストールしたらKB3000850適用に失敗する


Windows Server 2016を立てて、Hyper-V上にWindows Server 2012R2仮想マシンを作ろうとしたら、うまくいかない事例が発生。

オンラインのWindows Update実施ではなく、某社が用意した一括適用バッチファイルを実行して適用したところ、必ず適用に失敗し、元に戻す処理が発生するした。

提供されたバッチファイルを分割しまくり、原因を調査していったところ、KB3000850の適用に失敗していることを発見。

問題のKB「Windows RT 8.1、Windows 8.1 および Windows Server 2012 R2 用の 2014 年 11 月付け更新プログラムのロールアップ

既知の事例に第2世代仮想マシンで適用が失敗することが記載されている。

ベースの Windows Server 2012 R2 の HYPER-V ホストを実行して使用して UEFI ファームウェアをサポートする第 2 世代の仮想マシンのゲストを実行しているし、セキュリティで保護されたブート オプションを有効にしたがあります。さらに、ゲスト バーチャル マシンは、Windows Server 2012 R2 を実行しています。

対処方法としてKB2975061「月の 2014 年まで Windows 8.1 および Windows Server 2012 R2 の更新プログラムのサービスを提供」を事前に適用する、とある。

確認してみると、某社提供のパッチ集にKB2975061が含まれていない。

このため、別途KB2975061をダウンロード・適用した後、一度再起動し、そのあとKB3000850を適用したところ、正常に適用が成功した。

このことから、某社提供のパッチ適用スクリプトが問題だったということですね。

あとでWSUS Offline Updateと比較してみよう