DELL Venue 10 Pro 5055と5056でBamboo Inkを使ってみた


5千円で入手したDELL Venue 10 Pro 5055。 OS無し、付属品無しの、本体単体で届きました。

(2017/12/22 追加でDELL Venue 10 Pro 5056も買いました。両方ともタブレット周りの動作は一緒でした)

そんなわけで、ペンを使うには何かペンを買う必要があります。

ワコム アクティブ静電結合方式(AES)に対応したペンで入手しやすいものというと、ワコムの「Bamboo Smart for select tablets and 2-in-1 convertible devices CS320AK」と「Bamboo Ink CS321AK」があります。

Bamboo Inkの方が高いですが、N-Trig製タブレットでも使えるという利点もありますので、Bamboo Inkを買ってみました。

DELL Venue 10 Pro 5055のWindows10 32bit環境で試したところ、標準ドライバーの状態でも、Tablet APIを使用する範囲では筆圧動作を含めて正常に使用できました。

Tablet APIで試したものは以下のソフトです。

・SAI ver 2
・CLIP STUDIO
・8bitpaint

SAI ver 1については、標準ドライバー状態では筆圧を感知しませんでした。

また、マイクロソフトが出しているTablet APIのみでもWinTab APIを使える様にしてくれるソフトウェア(Surface Pro 3用ドライバ群の中にある
Wintab_x32_1.0.0.20.zip,Wintab_x64_1.0.0.20.zip)をインストールした場合でも、動作しませんでした。

ワコムUSで提供されている「Enhanced Tablet Driver version 7.3.4-47 for Tablets, Windows devices and Bamboo Ink.」(ISD_DualTouch_7.3.4-47.exe)をインストールすることで、SAI ver 1でも筆圧動作が正常に使用できました。
(Wintab_x32_1.0.0.20.zipをインストールする必要はありませんでした)

これまでいろいろタブレットで実験してみた結果、SAI ver 1が動けばWinTab APIで動くソフトも大丈夫だったので、特に大きな問題は出ないかと思います。

なお、DELL Venue 10 Pro 5056を買う時に、セットで DELL純正ペンであるデル製アクティブペン 750-AANM (Dell Active PenPN556W)も買ってみました。

ただ、このペン、単6(AAAAバッテリ)を1個だけはなく、入手至難なボタン電池(319型/SR527SW)を2個使う上に、バッテリーの持ち時間があまり良くないということが分かりました。

電池の交換費用を考えるとBamboo Inkを買った方が安くつきますね。

なお、DELL純正ペン 750-AANMの互換性リストには「Venue 10 Pro 5055」が掲載されていませんでしたが、問題なく使用できています。

DELL Venue 10 Pro 5055を5千円で買ってみたのでWin10を入れてみた


DELL Venue 10 Pro 5055がOS無しで4980円という話を聞いたので買ってみた。

訳あり OS無しDELL Venue 10 Pro 5055 Intel Atom Z3735F 1.33GHz メモリ2GB SSD64GB 10.1″ 無線LAN 中古 タブレット

Win10 32bitをインストールしてみて確認すると、驚きの事実が判明。

販売ページではWiFiで画面解像度が1280×800だと書いてあります。
しかし、LTEモデム内蔵、画面解像度1920×1080モデルでした。

びっくりです。

DELLサポートページを見に行くと、「Windows8 32bit」と「Windows10 32bit」の選択肢のみで、64bitはありません。

まぁ、メモリが2GBで、ストレージも64GBと少ないので、おとなしく32bitとしておきましょう。

Windows10 32bitを普通にインストールして状況を確認
そこそこ認識していないデバイスがあります

ドライバを「Venue 5055 Pro ドライバダウンロード」から入手
いろいろありますが、使ったのは下記のみ

1. Intel Chipset Driver
  5055_Chipset_Driver_M71XG_WN32_108.793.4_A01.EXE
2. Realtek ALC5672 High-Definition (HD) Audio Driver
  5055_Audio_Driver_RD3D5_WN32_6.4.10147.4339_A01.EXE
  なお、これで入れておくとあとでWindowsUpdateにおいてIntel社ロゴのドライバにアップデートされます
  (2018/01/15に再インストールしたところ、入れない状態あってもWindows Updateすれば適用されました)
3. AUO/BOE TouchPanel Firmware Update
  5055_Firmware_2F2F4_WN32_2.10.0_A00.EXE
  Firmwareアップデートだけではなくてドライバが入っているようでした。
  Firmwareアップデートが出来ていればインストールする必要は無いかもしれません。

なお、ディスプレイドライバについては、Windows Updateで適用されるやつでokでした。

予想外にも入っていたLTEモデムですが、ドコモ用なようで、IIJmioのAプラン(au)SIMをさしても接続されませんでした。
IIJmioのドコモプランだと普通に接続できたんですけどね。

2019/11/18追記

どうやらLTEモデムのfirmwareバージョンが古い場合に接続できないようです。

このため「 Dell Wireless 5810e LTE Mobile Broadband Driver 」5055_Communications_Driver_7WT55_WN32_1.0.21_A10.EXE もインストール。

再起動するとfirmwareアップデートが開始されます。

アップデート後は FIH7160_V1.2_WW_01.1616.01 になりました。(ちなみにアップデート前は FIH7160_V1.2_WW_01.1528.31 でした)

アップデート後は楽天モバイルの無料サポータープログラム(楽天回線)SIMでも接続が可能となりました。


2017/10/22追加

さて、ここからは絵描き向けパート

ワコムのペンタブという話を聞いていたのですが、よく見たらAESタイプ。
となると、メーカ純正か「Bamboo Smart for select tablets and 2-in-1 convertible devices CS320AK」「Bamboo Ink CS321AK」が安定ということで、Bamboo Inkを取り寄せてみた。

標準ドライバーの状態でも、Tablet APIを使用するCLIP STUDIOやSAI ver2は筆圧動作をきちんとしました。

しかし、SAI ver1に関しては、マイクロソフトが出しているTablet APIのみでもWinTab APIを使える様にしてくれるソフトウェア(Surface Pro 3用ドライバ群の中にある
Wintab_x32_1.0.0.20.zip,Wintab_x64_1.0.0.20.zip)を使っても筆圧を認識してくれませんでした。

ワコムUSにある「Enhanced Tablet Driver version 7.3.4-47 for Tablets, Windows devices and Bamboo Ink.」(ISD_DualTouch_7.3.4-47.exe)をインストールすることで、SAI ver1でも筆圧を認識できるようになりました。

なお、別途、DELL純正ペンも買ってみましたが、使用している電池が手に入りにくい単6(AAAAバッテリ)を1個と、入手至難なボタン電池(319型/SR527SW)を2個使う上に、バッテリーの持ち時間があまり良くないということが分かりました。
電池の交換費用を考えるとBamboo Inkを買った方が安くなりそうでした。

WACOMタブ採用の中華Windowsタブレット最新作Cube iWork11 Stylusが$295



WACOMタブ採用の中国製WindowsタブレットとしてCube i7 Stylusという10.7インチ 1920×1080、Intel Core-M、RAM 4GB、SSD 64GBのタブレットがありました。
Aliexpressでの販売例:「10.6 inch Tablet Cube i7 Stylus OS Windows 10 Tablet PC IntelCore M 4GB RAM 64GB ROM 1920*1080 5.0 MP Mini HDMI WIFI BT 4500mAh
「Pen」とあるものを選ぶ必要があり、$365.99~

今回、それの次期バージョン的なものが出てきました。
Cube iWork11 Stulusです。

Aliexpressでの販売例:「10.6″ Cube iWork11 Stylus Win10/Windows 10 Tablet PC Intel Atom X5-Z8300 Quad Core 4GB RAM 64GB ROM 1920*1080 WIFI Table
CPUがIntel Atom X5-Z8300 になったという感じの変更点です。

こちらも「Pen」とあるものを選ぶ必要があり、$294.99~となっています。

スペックとしては申し分ない感じです。
はたして、使い勝手のほどは如何に!?

HUIONの液晶ペンタブレットGT-185HDが届いた!(開梱編



中国HUION社の液晶ペンタブレットGT-185HDをAmazonで買ってみました。

関連記事
購入方法について
ドライバインストールなどについて

まだ発売されたばかりで、日本に在庫がないため、香港発送になったため、発注から8日かかって到着しました。

外箱はこんな感じで、これに配送関連の書類が貼り付けられています。
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中箱
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なお、外箱と中箱の間には破損防止用に固いボードが前後に1枚ずつ入れられており、よっぽどのことがないと中箱内まで貫通するような損傷が発生しにくいようにしてありました。

箱の中身
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ここで問題発覚。
電源ケーブルがイギリス/香港仕様で使えない。手持ちで余っていた一般的な電源ケーブルを使って回避。
(2015/07/30 13:00追記 今後の日本向け出荷では日本用の電源ケーブルにするとのこと)

ディスプレイ接続用のケーブルとして「VGAケーブル」と「HDMIケーブル」の2種類が入っていました。
DVI-I接続したい場合は別途用意する必要があります。

電源の箱には、ペンやペン先などの小物と背面アングル取り付け用のネジ4本が入っています。
また、ネジを回すためのドライバも添付品として入っていました。
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付属品を取り除くと液晶とご対面です。
IMG_4958s

スクリーンプロテクタが1枚取り付けられています。
また、さらに予備が1枚あります。

背面から見るとこんな感じです。
IMG_4968s
画面正面から見て右側に各種コネクタがあります。

背面アングルの構造はこんな感じです。
IMG_4970s
「↓」のところを引っ張るとロックが解除され動かせるようになります。
ぎざぎざの谷のところでストップができ、角度の調整を行うことになります。

取り付けるとこんな感じです。
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今回、ワコムCintiq 12WXの置き換えなので、並べて見ます。
IMG_4975s

ペンを比較
IMG_4989s

上がGT-185HD製品添付の充電池内蔵のペンです。
ごらんのように充電ケーブルを付けて充電します。
・・・てっきり、ペンおき台に置くと充電されるのかと思ってたんだけど、違った!
電池が入ってる分、GT-185HDの方が重いかな?と思ってたんですが、ワコムの方が重い感じです。

設置!
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さて、これからいろいろやってきますよー

続き

ワコムタブレット採用の中華WindowsタブCube i7 Stylus



ワコムのペンタブレット採用の中華WindowsタブレットCube i7 StylusがGeekbuyingにてセール中。
geekbuying-2c6e1b50-3afc-4f1e-adc4-dcb0279fc623

GeekbuyingでCube i7 stylusを探すと3種類出てくるけど、ペンとBluetoothキーボードがついてくるのは下記リンクだけ!
CUBE i7 Stylus Intel Core-M Quad Core 2.0GHz 4GB/64GB Tablet PC with Cube CDK02 Magnetic Bluetooth Keyboard and Cube CEP01 Electromagnetic WACOM Pen
「Specification」の項目の「Package Contents」に「Includes the WACOM pen」と書かれていることを確認すること。

現在、$429.99、のセール中。

この製品のすごいところ!

・メーカは中国のCubeだけど・・・
・10.6インチ 1920×1080のタブレット
・Windows 8.1搭載(つまりWindows10へのアップデートも可能)
・ワコムのペンタブ技術採用
・CPUはCore-M 4コア 2.0GHz
・GPUは内蔵Intel HD Graphic 5300
・RAMは4GB
・ディスクは64GB SSD
・背面500万画素、前面200万画素のカメラ付き
・Micro HDMIコネクタのよる外部出力あり
・バッテリー搭載なので持ち運び可能

日本メーカが出したら、いくらになることやら・・・