ESX上にたてる仮想マシンのディスクインタフェースを何とするべきか?


VMware vSphere , ESX/ESXi 4.0から、仮想マシンのディスクインタフェースタイプとして「BusLogic」「LSI Logic」「PVSCSI」の3種類から選ぶ感じになっている。

BusLogicは、Windows NTやらWindows2000などの古いOSの場合に選択するような感じ。
最近のOSで「LSI Logic」か「PVSCSI」か、どちらがいいのかを調べてみた。

その結果、出てきた文献は、以下の3つ
Performance Study: PVSCSI Storage Performance(pdf)
・VMware KB 1010398:Configuring disks to use VMware Paravirtual SCSI (PVSCSI) adapters
・VMware KB 1017652:Do I choose the PVSCSI or LSI Logic virtual adapter on ESX 4.0 for non-IO intensive workloads?

ESX/ESXi 4.1環境であれば、基本的には「PVSCSI」を選択することが推奨の模様。
ESX/ESXi 4.0環境の場合は、I/Oアクセス頻度が低い(2000IOPS以下)環境では「PVSCSI」は若干パフォーマンスが悪い感じの模様。

ゲストOSがRHEL5の場合はブートディスクとして指定できないですが、それ以外の最近のOSであれば大丈夫そうです。

ゲストOSの対応
Windows2003,2008以降: Data-disk OK, Boot-disk OK
RHEL5: Data-disk OK, Boot-disk NG
RHEL6以降: Data-disk OK, Boot-disk OK
SUSE SLES 11SP1以降: Data-disk OK, Boot-disk OK
Ubuntu 10.04以降: Data-disk OK, Boot-disk OK

なお、Linux kernelの 2.6.33からpvscsi用のドライバ(vmw_pvscsi)が入っているようです。

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