新しい情報があったので「qmailの情報収集 2019/08/26」で更新しました。
なお、うちはqmail+vpopmailからpostfix+iredmailに移行しました。
実はqmail+vpopmail環境をまだ運用していたりする。
久々に使っているパッチを見直してみているところ。
・netqmail-1.06_qregex_spf_auth_badremote-patch
うちで使ってるqmailのパッチ集。
netqmail-qregex-20040601-vrt.patch qmail-1.03-concurrencydomain.patch qmail-103-dns.patch qmail-badremotehost.patch qmail-date-localtime.patch qmail-spf-rc5.patch
上記のうち、netqmail-qregex-20040601-vrt.patchは以下のパッチから構成されている。
smtpd-auth qrefex-20040601 validrcptto
で、この環境に当たってるパッチを最新の状況に合わせようかな、と思って調査開始。
・qmail-1.03 & Netqmail-1.06 / DomainKeys Integration Howto v20081001.02
DomainKeysに対応させるための手順
・qmail-isp。
上記ページの作者が公開しているqmail-1.03に対するいろんな修正パッチ集
最新は 2010062801版。
netqmail-1.06と同等のパッチも含まれている。
このパッチ集には qmail-dkは含まれない。
qmail-1.03.errno.patch (netqmail-1.0.6同等) qmail-local-sjoelund.patch (netqmail-1.0.6同等) qmail-1.03-0.0.0.0-0.2.patch (netqmail-1.0.6同等) qmailqueue-patch (netqmail-1.0.6同等) qmail-sendmail-flagf.patch (netqmail-1.0.6同等) qmail-isoc.patch (netqmail-1.0.6同等) qmail-bounce.patch oversize-dns.patch qmail-1.03-maildir-uniq.patch doublebounce-trim.patch qmail-smtpd-relay-reject patch-qmail-1.03-rfc2821.diff qmail-smtpd.c.size.diff nullenvsender-recipcount.patch 1.5 with Sami Farin fix netscape-progress.patch outgoingip.patch tarpit.patch qmail-smtpd-maxrecipients.patch ext_todo-20030105.patch (silly qmail syndrome) qmail-smtpd-auth-0.4.3 qmail-1.03-mfcheck.4jk.patch qmail-smtpd-chkusr-1.0.patch (with several customizations) qmail-spf-rc5.patch qregex-20060423.patch qmail-1.03.originip-field.patch
内容を比較したところ、うちで使っているnetqmail-1.06_qregex_spf_auth_badremote-patchよりqregexのバージョンが新しかった(20040601→20060423)。
qmail-todoというプログラムを追加するパッチが含まれているようだが、とりあえず、それはスルー。
・qmail 1.03 all in one (aio) patch version 16 [2008-08-11]
いろいろ含んでいる修正パッチ集 qmail-aio
glaylistとか、遅延応答とかをサポートしているようなので気になるところ。
ただし、2012/02/17現在、パッチ本体がダウンロードできないため、細かいパッチ情報が不明。
・HDE Controller
以前、HDE Controller 6.0評価版を入手したところ、qmailを使用していた。
qmail-1.03-34HDE.src.rpm
auto_uids.c qmail-default-delivery badrcptto.patch qmail-dk.patch brand.c qmail-linux.csh ctype.c qmail-linux.sh dot-forward-0.71.tar.gz qmail-maildir++.patch.fixed fastforward-0.51.tar.gz qmail-maildir.patch patch-qmail-1.03-rfc2821.diff qmail-smtpd-auth-0.30-iwm.patch qmail-1.03-linux.init qmail-smtpd-auth-0.31-smtpauth.patch qmail-1.03-message_id.patch qmail-smtpd-auth-0.31.tar.gz qmail-1.03.errno.other-program.patch qmail-smtpd-auth-degrade.patch qmail-1.03.errno.patch qmail-smtpd-newline.patch qmail-1.03.ids.patch qmail-smtpd-relay-reject qmail-1.03.install.patch qmail-smtpd.init qmail-1.03.tar.gz qmail-smtpd.init.pl qmail-103-bigdns.patch qmail-smtpd.init.sub qmail-aliases qmail-spf.patch qmail-date-localtime.patch qmail.spec qmail-default qmailqueue-patch
基本、他のパッチで見たことあるやつばかりだった。
qmail-dk.patchもqmail-dk-0.54-auth.patch同等品のようだ。
・玉川大学ICT基盤推進課 DKIM運用情報
qmail-1.03.tar.gz + spamcontrol-216_tgz.binをベースに、DKIM運用を行っている。
IndiMailで配布しているdkimパッチを使用している。
・IndiMailのnetqmailパッチ群
玉川大のサイトに情報があったので調べてみて発見。
IndiMail自体はメール統合システム。雰囲気としてはqmail-ispと同じような機能を持っていそう。
単独では、qmail-dkim, qmail-greydが利用できそう。
2011/07に更新があったりするので、まだメンテナンスされているようだ。
・Brandon’s Blog: DKIM and DomainKeys for qmail
DomainKeysとDKIMの両方に対応するパッチ。2009年リリース。
qmailタグを見ると、いろんなパッチを作成している。
・qmail Combined Patch Details
パッチ集。2010/02/14リリース。
vpopmail環境でDovecotを使えるらしい。
その場合の動作概念図(pdf)。
他の人も手順を書いていたりする。Dovecot IMAP Server and Daemontools
Dovecot側を調べてみるとAuthDatabase-VPopMailという情報が出てくる。
現状、courier-imap/pop3を使っているが、最新バージョンではvpopmail環境に対応していないので、乗り換えを検討してもようかと考え中。
とりあえず、そんな状況
— 2012/06/06 追加 —
・fehcomのSPAMCONTROL
玉川大学で使ってる「spamcontrol」部分のこと
netqmailに対するパッチではなく、オリジナルのqmail-1.03に対するパッチとしている。
ESMTP、badmailfrom,badrcptto,
SMTP auth, SMTPS/STARTTLS
QMAILQUEUEに対応らしい
— 2019/08/26 追加 —
すっかり更新が止まってしまったnetqmailをもう一度やり直してる感じのもの。
netqmailがv1.0.6だったので、このnotqmail はv1.0.7を名乗っている。
記事拝見させていただきました。
net-qmail+vpopmailでメールサーバーを運用させていただいているのですが、DKIMの導入を行いたいと思っております。
こちらにつきましてご教授いただくこと可能でしょうか?
もちろん有償で結構です。
結局、qmail+vpopmailでDKIMを動かすのはやめて、postfix+dovecotのiredmail環境に移行しました。
無償で使える範囲だとドメイン毎に管理者を作る、ということができないのが難点ですが
そこは目をつぶって運用してます。