MUCHTEL A1純正Android 2.2.2には、日本語リソースが含まれていません。
少々強引な手法で日本語リソースを含めさせたものを作成しました。
手法が強引だったせいか、設定の「日付と時刻」が開けないという問題があります。
ネットワークで自動設定になっている人がおおいと思いますので、基本的にはたいした影響は無いと思います。
また、言語をEnglishに変更すると開けるようになりますので、必要な場合は一時的に言語を変更してみてください。
前提条件
・Windows環境
・Android SDKもしくは、adb.exeを実行するのに必要な最小限の環境を整えていること
adb.exeを実行するのに必要な最小限の環境、というのはRstreamをつなげた際に出てくる仮想CD-ROMドライブに入っているデータを全てコピーして、そこにあるadb.exeを実行する、というのでも良い。
手順1
MUCHTEL A1純正のAndroid 2.2.2にします。
手順はRstream A1にMUCHTEL A1純正 Android 2.2を書き込むを参照のこと。
手順2
suバイナリを入手します。
AndroidSU.comからEclair/Froyo/Gingerbread/Honeycomb/IceCreamSandwich用のbinary onlyのzipファイルをダウンロードします。
2012/01/24の段階では su-bin-3.0.3.2-efghi-signed.zip というファイル名です。
このzipファイルは、ClockworkMod Recoveryから適用できるパッケージになっていますが、今回の手順では使えません。
そのため、zipファイルから直接suバイナリを取り出します。
7-Zipなどを使って開いてください。
手順3
上記で取り出した「su」というファイルをAndroid SDKに含まれているadb.exeを使ってAndroid端末にコピーします。
C:\tmp> adb push su /system/xbin/su ?? KB/s (???? bytes in ?.???s) C:\tmp>
手順4
転送したsuファイルに適切な権限を割り当てます。
C:\tmp> adb shell chmod 6755 /system/xbin/su C:\tmp>
手順5
Android Marketから「Superuser」をインストールする。
手順6
Superuserを起動し、suバイナリが認識されているか確認する。
メニューボタンを押して「Preferences」を選択。
スクロールを一番下まで移動し、「Su binary v3.0.3.2」になっているか確認。
「su binary vnull」となっていたら、手順3,4が失敗している。
手順7
Android Marketから「Rom Manager」をインストールする。
手順8
ROM Managerを起動し、「Flash ClockworkMod Recovery」を選択します。
Confirm Phone Modelでは「Commtiva Z71(Boston, Blaze, and more)」を選択します。
これでClockworkMod Recoveryが書き込まれます。
手順9
日本語リソースを組み込んだframework-resなどを含むmuchtel-a1-2.2.2-japanese.zipをダウンロード。
手順10
muchtel-a1-2.2.2-japanese.zipをSDカードにコピー。
muchtel-a1-2.2.2-japanese.zip
手順11
ROM Managerを起動し、「Install ROM from SD Card」を選択し、SDカードにコピーしたmuchtel-a1-2.2.2-japanese.zipを選択する。
ROM Pre-Installationでは「Wipe Dalvik Cache」のみにチェックを入れてOKとする。
自動的に再起動し、何か処理がざっと実行されて、また再起動します。
再起動が終わったら手順完了です。
“MUCHTEL A1 純正Android 2.2.2+日本語化手順のfastbootを使わない手順” への5件の返信